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[Staff Recommend] [Alexandros] – ALXDレビュー

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声が好きだ。というのが、僕の彼らに対する第一印象だった。
僕は基本的にどんなジャンルの音楽でも聴くのだが、歌が入った音楽はやはりまず声に耳がいく。そして、彼らがバンド名を[Alexandros]に変える前、インディーズの時代に初めて音源を聴いた時に、そう思った。声が好きだ。と。

今回オススメしたいアルバムはメジャーになってから初めてリリースするアルバム「ALXD」だ。
彼らのアルバムはこのアルバムで5枚目になるのだが、すでにファンの方以外の方はこのアルバムで彼らを知るのが良いんじゃないかな。と思い選ばせてもらった。
インディーズ時代の代表曲も入っていたり、彼らが一気に有名になるきっかけになった大ヒットシングル「ワタリドリ / Dracula La」も収録されている。

メジャー1stアルバムだけれど、これまでの彼らにとってのベスト盤的な感覚も覚えるこのアルバムで彼らを知って、是非ファンになって過去作も聴いてみてもらいたい。

個人的に一番好きな曲は「Adventure」という楽曲だ。この曲は彼らの楽曲の中では優しめの楽曲なのだが、歌詞や曲調がとても好きで何度も繰り返し聴いてしまう。
昨年12月19日に幕張メッセ国際展示場でのライブも観てきてライブレポートを執筆しているのだが、その日のライブでの「Adventure」はとても印象的でまだ記憶に新しく、今も聴くとその時の事を思い出してしまう。

もう何年も前になるが、スポーツ選手が海外進出し始めた時から、日本のロックバンドの海外進出というのは結構ロックファンの中では話題に上がる事が多かった。
今一番海外で売れている(集客出来る)バンドはONE OK ROCKだと思うのだが、彼らはきっとその後に続くバンドになると個人的に思っている。というか、期待している。
実際、すでに海外での公演を積極的に行っているし、海外でのラジオレギュラー番組も持っているくらいだ。きっと、2016年もっとグローバルに売れていくだろう。

Vo.Gt.川上が英語を出来る事もその一因になっているが、それ以上に楽曲が日本のロックっぽくないのだ。
このアルバムを聴いていて、それはとても思うのだが、感触が洋楽なのだ。そして、楽曲はもちろん捨て曲なしである。どの曲もかっこいい!
[Alexandros]の[]は「カッコつける」という意味からバンド名表記に付けられているようなのだが、まさにかっこいい!
「かっこいい」っていうのは結構難しい事だと思っていて、一歩間違えるとキザなだけになってしまうと思うのだが、彼らは音源もライブも自然にかっこいいのだ。特にライブに足を是非運んでもらいたいのだが、ライブの時の彼らは男の自分がドキドキするほどかっこいい。バンドに恋をする。ってこういう感覚だな。って思う。

そして、洋楽っぽい事をやっている日本のバンドは他にも沢山いるし、全曲英詞で歌うバンドも沢山いる。
しかし、そういったバンドの音源を聴いていると、なんというか「ああ、洋楽意識したんだな。」という雰囲気がビシバシなのだが、彼らの楽曲はナチュラルに洋楽っぽい。そして、歌詞は無理に英詞にするわけでもなく、日本語で普通に歌っている。
僕は日本人なので、やはり日本語で良い歌詞を歌われるとグッとくる。

アルバムに戻るが、全14曲とボリュームたっぷりなのだが、すごくバラエティに富んだ楽曲達で飽きさせる事が全くない。
こんなに色々な曲調の楽曲を作れる才能にちょっと嫉妬する(笑)。

あとは、僕は元々バンドでギターを弾いていたのだけれど、Gt.白井のギターの音ももろ好みだ。こういうギターの音で弾けたら最高だろうな。とギタリスト的に関心してしまう。アレンジも時にダイナミックに、時に繊細に、ギタリストとして理想的な演奏スタイルだと思う。
もちろん、土台を支えるBa.磯部とDr.庄村も素晴らしい。バンドの演奏はとにかくアンサンブルと一体感が大事と僕は思っているのだけれど、その両方をしっかり備えている。

すでに幕張メッセ国際展示場を埋められる規模のバンドではあるけれど、これからもっともっと大きい会場を埋めていくと思うし、国内フェスのヘッドライナーや海外フェスにもどんどん進出してゆくバンドに成長するだろう。

そんな[Alexandros]の最高な1枚「ALXD」を今からでも聴いて一緒にバンドに恋をしよう!

[Alexandros] – ワタリドリ (MV)




[Alexandros] – Adventure (MV)





Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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