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ハイロック的音楽のすすめ Vol.2 – Lovely Day いつもの毎朝

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僕の朝は毎日同じ一枚のレコードから始まります。

数年前に会社から独立してフリーランスになったわけですが、そこで最初にぶつかったのがどうやって生活のリズムを作るかでした。会社員のときは、そんなことを考えずして、決まった時間に起きて、決まった準備をして、決まった電車に乗って、決まった時間に仕事が始まる。そんな生活のリズムがフリーランスになった途端にガクッと崩れてしまいました。やはり朝に良い習慣を作ってスタートが切れないと一日がだらっとしたものになっちゃうんですよね。

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一杯のコーヒーとビル・ウィザース

崩れた朝の習慣の中でも変わらず続けていたのが毎朝コーヒーをハンドドリップで淹れて飲むこと。タンスの肥やしになっていた古いレコードを聴き始めていたのもちょうどその頃でした。いろんな曲を聞きましたが朝のその時間にコーヒーを飲みながら聞いていて一番気持ちいいのはビル・ウィザース。中でも「Lovely Day」は、朝日とコーヒーと一日の始まりがよく似合うお気に入りの曲です。それを聞くと心が弾み脳と体がゆっくりと動き出す…..といった感じです。

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現在の僕の毎朝はというと、、、

ベッドから出たら、眠い目をこすりながら、まず柳宗理のやかんでお湯を沸かします。その間にビル・ウィザースのレコードに針を落とす。ちょうど「Lovely Day」の曲順になる頃に美味しいコーヒーが出来上がります。毎日同じレコードを聞いているので、流れてくる曲順が朝の行動のキー(きっかけ)となって自然に体が動いてくれます。コーヒーを飲む、歯を磨く、簡単な筋トレ、花の水やり、窓を開けて新鮮な空気を入れる、と次々と。そしてラジオのボリュームを上げるように少しずつ仕事のスイッチを入れていく。

自分が自分の性格を一番よくわかっているので、朝の時間は、むづかしいことや面倒臭いことじゃなくて、自分が一番気持ちいい時間を作る。その一点だけを心がけています。明日も明後日もその次の日も、毎朝いつもと同じ気持ちいい朝の時間を作ります。たったこれだけのことですが、朝から一日に繋がり、一日が一年、二年と積み重なって仕事や生活のパフォーマンスを上げていってくれます。コーヒーとビル・ウィザースが作る朝のひとときが僕の生活の支えとなっているんです。

ハイロック

ハイロックメディアクリエイター

投稿者の過去記事

Fresh News Delivery 管理人
アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。人気サイトFresh News Delivery、ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。2014年、渋谷にLIL’RIRE CAFEをオープン。カフェでの新しいメディア表現を企画。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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