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[Interview] 丸本莉子 – その素晴らしき癒しの歌声の持ち主に迫る

今回は、2015年に「ココロ予報」でデビュー。ハイレゾ先行配信にていきなり主要サイトで新人としては異例の3冠を達成した、新世代のシンガーソングライター丸本莉子へインタビューを行った。
現在、最新楽曲がブルボンの「ラシュクーレ」のCMソングにもなっており、お茶の間にもその歌声は響いているが、そんな丸本莉子の決して無理に飾らない姿がインタビューからも浮き彫りになったと思う。
途中、逆に質問をされる場面もあったが、それもまた彼女の人懐っこい性格から来るものだと思う。

「ココロの歌声」、「癒しの歌声」と言われている、最近出てこなかったタイプの新しくも懐かしい、この先ずっと愛され歌い続けられる楽曲と歌声を持った稀有なシンガーソングライターだと思う。
一度楽曲に入り込むと、凄いエネルギーで訴えかけてくる、素晴らしい歌声が印象的な彼女の普段の姿はとても柔らかい印象であった。
そんな彼女の常に自然体な姿を感じ取ってもらえたら嬉しい。

邑田航平(Optimanotes編集長)

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——まず始めに、今度の2月24日発売の「フシギな夢」という新曲について伺わせてください。
この曲はブルボンの「ラシュクーレ」というお菓子のCMのタイアップソングになっていますが、この曲はタイアップが決まる前に既にあった曲でしょうか?

タイアップが決まってから書いた楽曲です。

——タイアップのお話を頂いて、お菓子の事など意識して作られましたか。それとも全く関係なく、楽曲は楽曲で作ったんでしょうか。

ラシュクーレを食べながら、色々ともらった情報を見ながら、イメージして作りました。

——ラシュクーレはチョコレートのお菓子ですが、近々バレンタインデーなどもあり(インタビューはバレンタイン前に行われた)、どこへ行ってもチョコレートが沢山売っていると思いますが、バレンタインなど意識してストレートな恋愛物として作曲していったという感じですか。

“至福の時”というラシュクーレの上品なイメージをしながら最初にサビができて、”フシギな夢”っていうフレーズが最初に出てきて、それから、”フシギな夢”ってどんな時だろうと考えた時に、「私、都合のいい夢を見ているんじゃないかな」と思うぐらい幸せな時、というのをテーマに書いていこうと思い、そこから作っていきました。

——丸本さんの作品の中では今回の歌詞はもの凄くどストレートだなと思いました。楽曲の展開なども、敢えてストレートな作品にしようと考えて作ったんですか?

結構、自分で自分の首を締めた感じなんですけど、最初にメロディを作ったときに、AメロBメロのメロディの数が少なくて、一番伝えわりやすいものを考えたらストレートな楽曲かな、という感じで作りましたね。

——敢えて一度、ストレートに作曲した後に、例えばDメロみたいな展開を入れてみたり、ということは敢えてしなかったんですか?

Dメロ・・・落ちサビってことですかね?

——そうですね。他の楽曲を聴いていると、もっと一曲の中に色々な要素が色々と詰まっている感じがするんですが、この楽曲に関しては、要素を削いでいったのかなという印象を受けていて、その辺りはさっき言ったように、敢えてストレートな形でまとめ上げたのかなと思っていまして。
意識せずに自然な形でこうなったのなら、それが正解なのかなと思うんですけど。

今回の曲の場合は、抽象的にしたいなと思っていて、「フシギな夢を見ているの」というところからストーリーを広げていったので、聴いて下さる方々に当てはまりやすいような、シンプルな歌詞にしたいなとは思っていました。

——まさに、その「フシギな夢を見ているの」というフレーズがすごく印象的だなと思っていて、本当に誰にでも当てはまると思うんですね。
恋愛に限らず、「フシギな夢を見ているの」というフレーズに対して誰でも色々なことを当てはめて考えられるんじゃないかなと思っているんですが、ずばり、丸本さんの過去でこの瞬間って「フシギな夢を見ているの」が当てはまるなってことはありますか?

去年の、メジャーデビューが決まった時ですね。まさに、こんなにうまく行って良いのかと。

——歌詞の最後に出てくる、「夢じゃないみたい」の感じですね。

そうですね、まさに。友達とかの周りの人が結婚してきて、結婚式とか行くんですけど、その時は新郎新婦の二人が主人公で、好きな二人同士が結婚できるというのは奇跡で、本当に凄いことだなと思っていて。
私はまだ結婚した時のそういう感覚を味わったことはないけれど、きっと私が抱いた、メジャーデビューが決まったときの「本当かな?」という思いと似ているんだろうなと思って、そんな風に結婚式もイメージしながら書きました。

——今回の楽曲がCMのタイアップに選ばれ、お茶の間のテレビでもCMが流れて広まっていると思うのですが、周りから、見たよ聴いたよ、という反響とかてありましたか?

結構「見たよ」って教えてくれる人もいたんですけど、私がCMソングを歌っていることを知らずに、テレビから聞こえた声で私だって分かってくれた方がいて、それはすごく嬉しかったですね。

——元からのファンの方が、CMで聴いて丸本さんだ!と思って喜んでくださる事があったのですね。

そうですね、CMの情報も知らなくて、たまたまCMで耳にした自分の“歌声”で気づいてくれた、という方が結構いたので嬉しかったです。

——ちなみに、そういった声は、どこ伝いで情報が入ってくるんですか?

例えばTwitterとかですね。「丸本さん、CMやっていますか」とか声をかけてくださったことがありました。
私も情報発信しているつもりなんですけど、見ていなかった人が「最初の声で気付きました。」とか、昔の友だちとかも「もしかしてあのCMの歌って丸本さん?」とか言ってくれたりしました。

——今回のフシギな夢という曲に対して、今度の3月16日にミニアルバムを控えてらっしゃるかと思うんですが、「フシギな夢の中」というタイトルですよね。
今回のリード曲と、アルバムで何か繋がりを意識しながらミニアルバムを制作したんでしょうか?

そうですね。「フシギな夢」っていう結構インパクトのあるフレーズが浮かんだので。
アルバムにかけてということは、 そこまで意識はしていなかったです。
でもどちらにせよ、セカンドアルバムは、”フシギな夢”か、”つなぐもの”なのか、リード曲をアルバムタイトルにしようという想いがありまして。
タイトルを覚えやすいようにしたいなと思ってつけました。

——今度出るミニアルバムなんですけれども、丸本さんの中での個人的なテーマって、何か持って制作されましたか?

今回までは、インディーズの時に歌っていた曲も入っていて、その曲もメジャーになったからということでリアレンジして収録しました。
最近作った曲ではなく、昔からある曲のリニューアルと合わせている感じになっています。

——そうすると、前のココロ予報の頃っていのは、ずっとやってきた中で代表曲と思っているものをピックアップしてリアレンジしたものが入っていて、今回は新しくゼロベースから曲を作っていった感じでしょうか。

いや、今回の”フシギな夢の中”まではインディーズ時代の楽曲のリアレンジも続くという感じですね。

——それでは、次に丸本さんの歌声について、やはり声がすごく印象的だなということを感じており、一番最初に入ってくる、というか。
シンガーソングライターさんや歌手の方って、バンドのボーカルと違ってやはり声が大事だと思うんですね。なので、聴いた時に声がどうしてもドンって飛び込んでくるんですよ。
実際に聴いてみたときに、凄くインパクトのある声だと思いました。
その後、日本音響研究所の分析でビオラと同じ周波数を持っているという結果が出たというのを読んで、面白いなと思ったのですが、小さいころは自分の声に対してコンプレックスがあり、今ではその声が最大の武器になっていると思うのですが、どこら辺からその辺りの意識が変わっていったのかなってことが気になっていて。
いつ頃まで、自分の声にコンプレックスを感じていたんですか?

高校二年生から音楽活動を始めたんですけど、最初はやっぱりCDとかデモ音源を作っても、自分の声が気持ち悪いなと思っていたんですけれど、高校を卒業して音楽活動を続けていく中で、「声が特徴的だよね」「その声が良いよね」と言われるようになって、私の声って良いのかなと思えるようになってきて、活動していくうちにレコーディングとかも慣れてきて。
普通に自分の声とかも聴けるようになってきていました。それが20歳ぐらいの時ですかね。でも、今でも歌っていない時の声、例えばムービーとか喋っている時の声とかを聞くと気持ち悪いなと思いますね。

——歌というと全く別世界だと思いますので、そこがどこら辺から緩和されていって、自分の声を自分の中で認められるようになったのか。ということはすごく気になっていました。

高校生の頃は、この声だから、いくら良い歌作って上手くなっても無理だろうなと思ってたんですよ。

——なるほど。そうすると、高校生時代とかは楽曲を作ったり音楽活動はしていたけれども、特にプロになろうということは考えなかったんですか。

漠然とした夢は持っていましたね。「もう絶対にプロのアーティストになるぞ!」というよりかは、なりたいなぁぐらいの。

——明確に「プロに絶対になるぞ」という活動をしたりというよりは、もうちょっと、ローカルな感じで音楽活動をしていた、というイメージですか。

いや、あの頃はあの頃で、なりたいとは思っていたんでしょうけど、今思えば「でもなれるわけないよな」という「夢のまた夢」という風に思っていたのがありました。

4年半前に上京してきたんですけど、その時に本気でやってみたいなと決意しました。

——上京のキッカケになったのが、当時働いていた職場の上司の方の助言という事ですが、その上司の方は、たまたま丸本さんの歌を聞いて「行ったほうが良いよ」という感じだったんでしょうか。

当時は、新年会のような場で、みんなの前で歌わせてもらったことがあって、結構音楽活動もしていたので、仕事柄土日に休みを取れなかったところを、日曜日に休ませてもらったりライブに合わせて休みをもらったりしていたのですが、ある日突然上司に「仕事を続けるなら音楽を趣味にしたらどうか。それとも趣味にできずに、音楽を続けたいのなら、東京に行ってチャレンジしてみたらどうか」と言われて、じゃあ「辞めて東京に行ってみよう」と思ったのがきっかけです。

——よく決意をしましたね。それだけやはり歌が大切だったということですよね。

まだ、20歳だし、出来ることはやれるだけやってみようかなと。当時やっていた介護の仕事は、年を取ってからもできるかなと思い決意しました。介護の仕事も楽しかったんですけどね。

——これは僕の超個人的な質問なんですけれども、ユーミン(荒井 由実)のカバーとかもやってらっしゃったじゃないですか。それを聞く前に、”フシギな夢”を聴かせていただきまして。
最初に、”フシギな夢”を聞いた時に、お菓子のタイアップということも知っていたのですが、ジブリのエンディングテーマとか、サマーウォーズの細田守監督のアニメーションの映画のエンディングテーマっぽいなと思いながら漠然と聴いていて。
そういったアニメーションに限らず、絵画だとか、何か他のアートやカルチャーから影響を受けて楽曲を書いたりすることは結構あるんでしょうか?

そんなに、ないですね。絵とかは好きですけど、それを見て何かを書くとかはしたことないですけど、いずれやってみたいですね。

——とすると、今までは実体験であったりとか周りで起こっている出来事や自分が感じている何らかのことからテーマをピックアップして、コレについて書きたいな、と思って書くという感じでしょうか?

そうですね、はい。

——楽曲に関しては、詞と曲のどっちを先に作りますか?

曲から作ります。アコースティックギターや、鼻歌とかで歌って作っていくという感じですね。

——曲ができて、メロディが出来て、そこに歌詞が乗るというスタイルですか?

そうですね。”フシギな夢”に関しては映像、絵コンテを頂いてから、それを思い浮かべながらイメージして作ったので。
ジブリとか見て、歌詞を書くのとかでも面白いですね。

——楽曲を聴いていて、すごく世界観が合いそうだなと思いまして。
で、実際ユーミンのカバーをしてらっしゃって、イメージが当たっているかもしれないと感じて、個人的には満足して聴き終わったんですけど(笑)
では、結構本当に、楽曲は楽曲ベースというか、良いメロディが出来た、とか、良いコード進行ができた、とか、そういうゼロベースで楽曲は作ってきている、ということですね、今までは。

高校生の時は詩が最初でメロディが後だったんですけど、上京してからは曲が先というパターンが多いですね。

——ちなみに、高校生だったり20歳でインディーズ活動をしていた頃は、録音とかは何を使っていたんですか?

何を使っていたんでしょうねえ(笑)

——今だったら、若い子でもiPhoneがあるし、Garagebandとかがあるので録音環境が整っている高校生とかは沢山いると思うんですけれども、シンガーソングライターでアコースティックで歌っている方はどうやって録音しているのかな、と。

何回も繰り返して歌って作っていく方なので、メロディは録音しなくても覚えていたんですよ。誰かに聴いてもらうときは、ケータイの録音やムービーですかね。

私は作った曲を忘れることはなくて。曲はボイトレをしてくれていた先生のところで録音させて頂いてました。

——では、小さいころにご両親が音楽好きだったから音楽を始めた、というキッカケだったと思うんですけれども。
そこで好きになった歌がずっと続いて、自然とギターを手に持って、という流れで音楽をやり続けてきているんですか。

そうですね。音楽好きだという風にかっこ良く言っているんですが(笑)、ただ単にカラオケをいつもお父さんとお母さんと歌ってて、お父さんとかお母さんの真似をして赤いスイートピーとか、玉置浩二さんとかを歌っていて、小さい頃からいっつもカラオケに行ってたんですよ。
なので歌うことはすごく好きだなと思っていて、中学二年生の時の音楽の選択授業で、ギターを弾く授業があって、その時に女の子がギターを弾けたらカッコいいなと思って、本とか買って調べて、始めたという感じですね。

——もしかしたら、その選択授業がなかったらギターをはじめてなかったかもしれないということですね?

そうですね、ギターはやってなかったかもしれませんね。

——あとは、今後の展望・野望みたいなことについてちょっと聞きたいんですけど、ハイレゾ音源でデビューされて、いきなり三冠取られて。というものすごいスタートを切ったじゃないですか
で、その後もコンスタントにリリースを重ねて、今回のタイアップも取って、という形で、良い流れで歌手活動を進めていっているという印象なのですが、ある程度近い将来の目標や、もっと遠くの何年も何年も先の歌手としての野望とか将来の展望とかはお持ちですか。

近々で言うと、このアルバムをリリースした後、全部新曲になってくるので、新曲は結構書いているのですが、まだ自分の納得のいく曲がなかなか書けてはいないんです。
だから自分の視野をもっと広げるためにもジブリみたいな映画とか様々な作品を見たりして、もっと幅を広げて沢山曲を作って、かっこいいアルバムを作りたいなと思っています。

ありきたりですが、昔からずっとメジャーデビューしたいと思っていて、その夢が叶ったので、次の夢は武道館に立てるように頑張っていきたいなと思っています。

——それが近い方の野望、ですね。では、遠い方は、どうですか?

遠いほうだと、私が死んでも歌い継がれるような歌を作れるアーティストになりたいと思っています。

——それは素晴らしいことですね。

歌は生きる、ということです。

——これはものすごく個人的に聞きたいなと思っていたのですが、全く音楽から外れて、人間丸本莉子さんについてお伺いさせてください。
お休みの日って、何されていることが多いですか?

お休みの日は、マンガを読むことやスポーツが好きなので、マンガを読んだり、フットサルを友達としたりとか、バレーボールを公園でしたりとか。
あと、スケボーじゃなくて・・なんだっけな

——スケボーの半分に切れてるような、足をガクガクさせるやつですね(ブレイブボードの事)。

あれで最近こけて、、そういった色々なスポーツをやってます。

——近くの公園でやられるんですか?

近くの公園とか、フットサル場とかでやっています。レンタルで借りられるようなところとかもあるんですよ。

——なるほど。ちなみに、マンガは昔から好きだったんですか?

大分好きですね。

——それはやっぱり、少年漫画とか少女漫画とか。

少女漫画が好きなんですけど、少女漫画は自分としては制覇したかなと思うぐらい読んでいて、今は少年漫画も読んでいますね。

——少年漫画は、どういったものを読んでいるんですか。

ワンピースとかNARUTO -ナルト-とかも読みましたし、あとは、ちょっとグロい感じのマンガも読んでいますね。

——東京喰種とかですかね。

グロいというと表現悪いですが、レインボーとか、所謂少年ではなく青年漫画です(笑)

——ヤングなんとか、って感じのですね。

そうですね。色々と幅広く読んでいます。
神様の言うとおりとかも読みます。マンガは読まれますか?

——マンガとアニメ大好きなんで、たぶん大体分かると思います。少女漫画も詳しいです。

本当ですか。例えば?

——そうですね、僕は古い少女漫画とか好きで、花より男子とか大好きなんですよ。多分5,6回読んでるんですけど。

結構長いから、ちょっと時間が経ったらもう一回新鮮味のある感じで見られますよね。

——そうなんですよね。

あと、アシガールっていうマンガが面白いんで見てみて下さい。

——レコメンドありがとうございます!はい、覚えておきます。

最近、オススメするんですけど、少女漫画というか恋愛ものはあまり面白くないと言われたことがあって、男性にオススメするのは恐怖なんですよ。(笑)

——では、ここでまた話題を変えまして、最近ラグビーの五郎丸選手の影響でルーティーンという言葉が流行っていると思うんですけど、日常を過ごしていて、これをやらないと気分が上がらないとか、一日始まらないなとか。
そういったルーティーンは何かありますか?

最近は、部屋の掃除をしないといい一日を送れないという気持ちがありますね。

——そうすると起きて、まず掃除から。

そうですね、掃除をします。何かそういったものはありますか?

——僕は、毎朝コーヒーを必ず飲む事ですかね。

良いですね、いい朝ですね。
私もそんな生活に憧れてて、コーヒーは飲めないんで、紅茶を入れようと思って、急須じゃなくて、ポットを買ったんですけど、結局一度もお湯を入れてないですね。

——結構、コーヒーは奥深いですよ。

豆、とかもですか。

——コーヒーの専門店に行くと豆の状態で置いてあって、店長さんも専門家な方が多いので。

じゃあ、ぜんぜん違うんですか。

——ぜんぜん違いますよ、酸味とか苦味でも種類が全然違ったり、産地によっても味が全然違うんですよね。

良いですね、優雅ですね。

——優雅、なんですかね。

コーヒーとラシュクーレ。

——掃除以外ではなさそうですか?例えば、ストレッチとか。

一日を通して寝るときとかに、ストレッチはしますね。

——では、次に。今現在の丸本さんを形成する色んな要素があると思うんですけれども、その中で、一番重要だと思う3つを挙げてもらってもいいですか。
この3つがなかったら自分じゃないな、という3つの要素はありますか。

3つの要素ですか。
1つは、周りの人でしょうね。もしも私が一人で音楽をやっていたらきっと出来なかった事が沢山あるので、そういった支えて下さる方々が大切なのと、もう1つは、やはり音楽ですかね。

——全然いいですよ、もちろん。

あと、マンガですかね。
でも最近、私って携帯電話ないと生きていけないのかなって思っちゃうぐらい、気づけば携帯電話開いちゃうので携帯電話もですかね。
歌詞を書いている時とかに、携帯電話でワードや同義語を調べたりしているのですが、それがあまりよくない気がして。携帯電話の使い過ぎはやめようと思っています。

——丸本さんの、ハイレゾでデビューしたっていう経緯もあり、ハイレゾ音源ってものすごく音がいいので、本当にご本人がレコーディングしている時にスタジオで聞いている音がパッケージされる、というか。
プレスされたCDって、音質の劣化はどうしても避けられないので。
自分でも経験あるんですけど、ギターの録音をアンプを使って爆音で鳴らして録って聴いた時の音を届けきれてない感があって。
それがハイレゾ音源が普及してきたことによって、だいぶ差が縮まってきていると思うんですよ。
なので、より良い音で、ライブ会場じゃないですけど、周囲の音とかに全く邪魔されないで、いい音で音楽を聴いてもらうって、すごくいい事だなと思っています。
特に、丸本さんの音楽は、すごくシンプルじゃないですか。アコースティックのアレンジが入っていて、ストリングスが入っていて、何よりもその歌声が中心に据えてあって、という構成の楽曲が多いので、やっぱりいい音で聞いてもらうという意味で、ハイレゾで3冠取ったというのは凄いと思いますし納得もします。みなさん、良い音で聴きたいんだろうな。と。
なのでライブとかもサントリーホールみたいな、そういったホールでやると、ものすごく良さがどんどん出てくるのかなと思っています。

ありがとうございます!嬉しいです。大きいホールでもライブが出来るように頑張ります。

——では、またお話変わりまして、丸本さんの今回のタイアップ曲や以前の楽曲を聴いて丸本さんのことを知って、「歌手って良いな」とか、「シンガーソングライターって良いな」とか思って、音楽をやって目指していこうと思っている方たちに、何か、アドバイスみたいなものってありますか?

女性でギターを始める人は、絶対Fコードでつまづいて諦める、手がちっちゃいから諦めるという人がいると思うんです。
でも、小さいギターもありますし、絶対タコとかできると思うんですけど、諦めなければ、半年ぐらいしたらコードはちゃんと弾けるようになるとは思うので、今からギターを始める人には諦めずに頑張ってほしいなと思います。
あと、歌手になりたいけど曲が作れないという人が多くて「曲を作れるのは凄いね」って言う方が結構多いんですけど、とりあえず自分の思っている事を書いてみて、それにメロディをつけてみたら、曲になると思うので、歌手になりたいなと思ったら、とりあえず一回自分で一曲作ってみたら良いんじゃないかなと思います。

——では、歌についてはどうですかね。例えば、音源を聴いて、歌っていいな、歌ってみたいな、と思った時に、実際に歌ってみると、いくら練習してみても、ぜんぜん上手くならない、ぜんぜん声が出ない、という人には何か、歌のアドバイスはありますか。

なかなか上達しない方もいますからね。でも、ボイトレ行ったら変わるんですかね。
ボイトレ行ってみて、それでも生まれ持ったもので、ダメな人はいると思うんですけど。
このコメントは、人前で歌う人たちに向けて、ということですよね。

——そうですね、人前で歌いたい方たち、人前で歌いたいんだけれども、自分の歌に自身がないとか、いくら練習しても上手くならないとか思っている方に、実際に歌を生業にしている方から、どうでしょう。

一回、自分で、今はiPhoneとかで録音できるので、ちゃんと録って、それを客観視して聴いてみると良いと思うんです。
歌がずっと上手くならない人っていうのは、自分で自分の歌声に向き合っていないと思うんです。
なので一回、下手な自分を受け入れて、ここが弱いんだ、ということが分かれば、成長出来ると思うので、聴いてみたらいいと思います。
あとやっぱり、上手いっていうのは人前で歌う上では大切なことですけど、一番大切なのは自分の思いを伝えることだと思います。
上手く歌おうとするテクニックだけじゃなくて、感情や思いが大切だなと思います。

——まず、感情だったり伝えたい事だったり、というのがあって、結局それを支えてくれるのが技術的なものだったりするので、ということですよね。

そうですね。

——参考になると思います、ありがとうございます。
では、最後に丸本さんにとって、シンガーソングライターという職業とは、何でしょうか。

自分で曲を作って、それを自分でみなさんに届けるというのがシンガーソングライターだと思っています。
私は、マイナスな出来事も最後にプラスに、プラスな出来事はもっともっとプラスにしていきたいなと思って歌っているので、何かを人に与えるものじゃないかなって。
偉そうにじゃないですが、その人に何か影響を感じてもらえるようなことができるような仕事だと思っています。

——人に何かを残せるもの、ということですね。

そうです。ありがとうございます。

——とっても夢のある職業ということですかね。

そうですね。

——ちなみに、天職だと思いますか。

好きなことができているのは、天職だと思います。

——ありがとうございます。その言葉が聞きたかった(笑)。

あはは(笑)。仕事にするってなると好きだけじゃなく大変なことも、色々あると思うんですけど。
でも、歌を歌えているってことが一番大切なことだなと思います。

——本日はありがとうございました。難しい質問ばかりで、すみませんでした(笑)

いえいえ、ありがとうございました(笑)


リリース情報:
アルバム先行配信シングル「フシギな夢」
(ブルボン「ラシュクーレ」CMソング / 日本テレビ系「ビックラコイタ箱」3月エンディングテーマ)
発売日:2016年2月24日(水) 
価格:250円 (配信 / iTunes価格) / ハイレゾ:500円+税

配信サイト:
iTunes Store
レコチョク
moraハイレゾ
mora通常
moraアーティストページ

2ndミニアルバム「フシギな夢の中」
発売日:2016年3月16日(水)
価格:CD 1,800円+税 配信 1,400円(iTunes価格)
品番:VICL-64517 POS:4988002 709021

「つなぐもの」、2016奥四万十博テーマソング「がんばる乙女 ~Happy smile again~」、ブルボン『ラシュクーレ』CMソングとなった「フシギな夢」、「なごり雪」のカヴァー他、ボーナストラックに、渋谷 TSUTAYA O-EASTでのワンマンライブの音源を含む、今の丸本莉子を凝縮した全8曲収録。

3月9日(水)より、iTunesにて3月16日発売の2ndミニアルバム「フシギな夢の中」のプレオーダーが開始!
iTunesで「フシギな夢の中」を予約して下さった方には、予約購入特典として「愛した人(Live)」がプレゼントされる。
期間:3月9日(水)~3月16日(水)まで

丸本莉子 – フシギな夢(Music Video)




ブルボン「ラシュクーレ」CM




ライブ情報:
~タワーレコード渋谷店に集合!の巻~ ミニライブ&サイン会(フリーライブ)
日時:2016年3月17日(木) 21時〜
場所:タワーレコード渋谷店1階イベントスペース
※CD購入者サイン特典あり

関連リンク:
丸本莉子公式HP
丸本莉子ビクターHP
丸本莉子Facebookページ
丸本莉子Twitter
丸本莉子オフィシャルブログ

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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