vr4

[Live Report] GLIM SPANKY – 2016年3月21日 Virgin Rocks 1

vr1
vr2

Virgin Musicが満を持して主催するイベント「Virgin Rocks」。
記念すべき1回目はVirgin Musicに所属しているGLIM SPANKYがキュレーターとなり、WalkingsとGliderを対バン相手に選び開催された。
出演順はWalkings→Glider→GLIM SPANKYという順番だった。

WalkingsとGliderのステージで、すでに会場に熱が籠っている中、会場暗転と共に会場からは大きな拍手と歓声が送られ、Steeleye SpanのGower WassailがSEとして会場に響く中、GLIM SPANKYのメンバーが登場。
1曲目から「ワイルド・サイドを行け」!飛ばすね!そして、何度聴いても震える程カッコ良い!
松尾レミのボーカルが入ると、GLIM SPANKYの世界は更に加速し、その世界観でライブハウスが染まってゆく。
vr3

2曲目「焦燥」、松尾の弾き語りから亀本のギターイントロが入るところ、何度聴いてもヤバイ。バリヤバイ。
この曲は観客も拳を上げて盛り上がる。ファンにとって、ちょっとGLIM SPANKYのアンセム感があるのかも。と感じた。
後半、亀本のギターソロが冴え渡る。今日も彼のレスポールは最高の音を鳴らしている。

少しジャムセッションを挟み、その流れのまま「MIDNIGHT CIRCUS」のイントロのリバーブが効いた亀本のギターが入ってくる。鳥肌っ!
この楽曲は、いつ聴いても多国籍感が内包されていて、イントロから僕の頭には砂漠のイメージが湧いてくる。
そして、松尾が「鳴り出すギター」と歌うと、亀本のギターソロが来る。本当に良く出来た楽曲!
ギターソロの度に観客から歓声が上がるのだが、最近のバンドでそういった瞬間は本当に珍しいと思う。彼らは本当に素晴らしく、そして凄まじい個性を持ったバンドだと改めて感じさせられる。

続けて、松尾と亀本が向き合いギターを弾き始める。松尾のリッケンも良い音だ。始まったのは「ダミーロックとブルース」。渋い楽曲なのに、歌の裏のリフが現代的でとてもカッコ良い!
またしてもギターソロで歓声が上がる。

その後「FLOWER SONG」を演奏し、楽曲が終わると、ドラムのビートが鳴り響き、「褒めろよ」が始まった!途中のコーラス部分やサビを観客がシンガロングする。
いいね、いいね。もう完全に観客とステージが一体になってる。会場熱い!暑いし熱い!最高のロックショーだ!

次は、またドラムから。ギターが入った!「踊りに行こうぜ」だ。個人的にこの楽曲かなりツボです。本当にカッコ良い。歌詞も演奏も最高。ミドルテンポのハードなロックサウンドに思わず体が揺れる。
会場を見渡すと、みんな同じように揺れていた。
楽曲が終わり、松尾の「ありがとう。」の一言から「NEXT ONE」へ。
またしてもサビでシンガロングが起こる。やっぱり、シンガロングってロックバンドの醍醐味だよね。なんて思いながら!一緒にシンガロングさせていただいた。笑

そして、松尾がリッケンからテレキャスへ持ち替え、「リアル鬼ごっこ」。
映画の為に作られた楽曲だが、ステージでは映画の事は関係なく、GLIM SPANKYのライブを最高に盛り上げる楽曲の1つになっていると思った。
歌詞の世界も、他のGLIM SPANKYの楽曲に通じるものがある。疾走するイメージが本当にピッタリな楽曲だと思う。

またギターをリッケンに持ち替え、MCが入る。
この日の記念すべきVirgin Rocks 1のキュレーターとして「本当に好きなバンドだけ呼んだ。」と松尾。「共演したGliderとWalkings最高だったでしょ。」と。

そして、最後の曲「大人になったら」が始まった。
最初の弾き語りから素晴らしい。松尾の声は本当に稀有な才能だ。胸に響いてくる。この声は何十年に一度出てくるか来ないかの声だと思う。
そして、亀本のギターが入ってくると、もう無敵感すらある。本当にこの2人の相性は最高だ。
「この世の全ては大人になったら解るのかい。」というサビからのギターソロ。歓声が上がる!

数ヶ月間GLIM SPANKYのライブを観る機会に恵まれなかったが、しばらく観ないうちに彼らは僕の想像を超える次元でカッコ良くなっていた。
本編最後の「大人になったら」の演奏がその全てを物語っているかのようだった。

ステージからメンバーがいなくなると、直ぐに会場からは鳴り止まないアンコールが始まる。そして、メンバーが戻ってきた。
松尾が「この日が楽しみで生きてきたくらい楽しみだった。」と語った。Virgin Rocks 1はこの松尾の言葉だけで、もう大成功と言っていいと思う。

vr4
更にアンコールにて、この日のGliderとWalkingsのメンバーも参加の元、なんと最後の曲はまさかのThe Beatlesの「Hey Jude」!なんというサプライズ!
ここへいられた事が本当に幸せだった。松尾の歌うHey Judeを聴けるだなんて思わなかった。
そして、Virgin Rocks 1は終了した。本当に良いイベントだったと思う。

とにかく素晴らしいステージ!楽曲!
素晴らしい歌声!
素晴らしいギターワーク!

ロックが好きだと自分で思っていて、まだGLIM SPANKYを観た事がない、聴いた事がない人がいるなら、早く聴いてもらいたい!
みんなの胸にも、必ずや彼らのロックが突き刺さるはずだ。

GLIM SPANKY、そしてVirgin Rocksの今後がますます楽しみになる最高の一夜だった。

————————-
2016年3月21日 渋谷eggman
GLIM SPANKY – Virgin Rocks 1

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

特集記事

CIVILIAN

コラム記事






Staff Recommend

PAGE TOP