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[Interview] ふうらいぼx中島宏士(クロジ) Special対談!!

今回はボカロPとして楽曲の発表を始め、今現在はバンドAssassination(アサシネイション)のボーカル・ギターとして、ボカロ楽曲の発表と並行して自身にて歌う事を始めたふうらいぼ氏と、同じくボカロPとして楽曲の発表を始め、現在は米津玄師のバックバンドのギタリストを行う傍ら、自身にてボーカルを務める楽曲の発表を始めている中島宏士(クロジ)氏、元から交流のある仲の良い2人のアーティストの対談を敢行した。
2人がボカロの世界に入った時の話から、現在のボカロの世界の話、アーティストとしての2人の今後の展望やプライベートな話まで、ざっくばらんに話してもらった。
元々、交流があり仲が良いという事もあり、対談は終始和やかに楽しく行われた。色々な考えが飛び出してきて、とても刺激的だった。

Optimanotesにて注目しているアーティスト2人の対談という事で、私も当日はワクワクしながら2人の話を聞かせてもらった。
是非、2人の言葉を読み、今現在ボカロPをしている方もバンドやソロ活動を行っている人も、こんな考えもあるんだ。こんな世界もあるんだ。と興味深く読んでくれると嬉しい。


邑田航平(Optimanotes編集長)

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——本日はよろしくお願い致します。

一同:よろしくお願いします。

——今日は対談という事で、まず最初に、お2人はニコニコ動画でボーカロイドの楽曲を公開するところからキャリアをスタートしていると思うんですけれども、ニコニコ動画に楽曲を上げ初めた時代と今現在のニコニコ動画のボーカロイドの世界について色々話し合って頂ければと思っています。

ふうらいぼ:自分が投稿を一番最初にしたのが2012年。4年前の8月くらいに出し始めたんだけど、その時はもう全盛期だったのか?

中島:世代としては全盛期なのか。

——全盛期って言うと特にどなたが活躍されていた頃ですかね?

中島:じんさんとか2012年にはもう活動されてたのかな?

ふうらいぼ:今ボカロ界隈で頭角現したというか活躍し始めた人がバーって出てきた。米津さんもジオラマを出したりするんでその頃。

中島:2013年くらいには小説とかがすごくヒットしていた記憶があるので、本屋に普通に並んでるみたいな。そう考えたら盛り上がってたのかな。

ふうらいぼ:ボカロっていう物が浸透し始めた頃だったんですね世間に。

——小説ってどういう?

中島:楽曲を元にした世界観を小説にしたものです。

——ニコニコ動画にボーカロイドの楽曲が挙がり、それを元にして誰か違う方が小説を書くみたいな?

中島:原案だけ頂いて。そこから色んな小説だったりメディアになったんじゃないかって感じかな。黎明期は2007年8年くらい?大体その時にみんながオリジナル曲を作って楽しむっていうのが出来始めて。

ふうらいぼ:そうだね。2007年2008年。

——supercellさんとかその頃ですか?メルトがヒット出したのとかが2007年とか。

中島:そうですね。僕はその頃に聴いて、作って投稿したんだと思う。
しかし、そうかそんな前か。ふうらいぼさんは4年前とかかな。もっと前からやってるんだろうなと思ったけど。

ふうらいぼ:ボカロ買ってすぐ曲作ったから、それは2012年か。今のボカロ界隈と比べるとやっぱり当時のほうが盛り上がってた。

——やっぱり今2016年は当時に比べたら若干衰退してきている?シーンとしては。

中島:前から知ってた人達からすると縮小してるのかなと思うんですけど、逆に世界自体はすごい広がってるんじゃないかなと。認知度も上がってるし。ずっとファンでいたら火が小さくなった気がするかもしれないですけど、世界自体は今が一番広がっているんじゃないかなとは思いますね。

——逆にそれだけ広がって投稿者の方も増えている訳ですよね?きっと今って。そうすると当時ってやっぱり投稿する人自体が少なかった訳でヒットが生まれやすいじゃないですか。今ってそう考えるとなかなかヒットを生むのは難しい世界になってきてる感じなんですかね?

ふうらいぼ:やっぱり数は出てるんで、それだけ曲の種類っていうのも色んな種類が出てるから、その中から新しい物を出さないと。それはボカロだけじゃなくて、日本でも海外でも音楽シーンっていうのは全部いつでもそうだと思うんだけど、結局は人がやってない事をやっていかないとどんどん埋もれていっちゃう。っていうのは今顕著に出てきているのかなって僕は思ってる。

中島:ボカロシーン自体のクオリティが高い水準になってきたから、それを越えなきゃって思ってしまうんじゃないかな。動画を作る人・音楽を作る人がいて色んなチームになってクオリティのすごい高い物を揃えないといけないんじゃないかっていう意識が生まれやすい状態なのかなとかは思う。

——それはクリエイターさん側でそう思うようになってきているし、実際にそのボーカロイドをニコニコ動画を通して見るエンドユーザーの方達的にもクオリティの高い物を求めがちになってるんですかね?

中島:そこはどうなんですかね?僕はそうじゃないとは思ってるんですけど、みんなクオリティの高い物じゃなくても満足しているんじゃないかなと思うんです。

ふうらいぼ:基本的に良いなと思う物もそうでない物もクオリティが高い物が多いから、結局はすごいクオリティ高いなっていう曲がどうしても出てくるんですけど、たぶん機材とかどんどんDTMっていう物を今世間に浸透してきた頃だと思って、その辺も含めてだんだん素人の作る音楽でも、かなり精度が高いっていうのが増えてきているんだろうなっていうのは思います。

中島:テンプレートも出来たというか、まずこれをやりたかったらこれをするっていうのが2007年くらいよりかは今もっとしっかりマニュアルが出来てる。それによって新規参入がしやすくなってるとは思う。安くて良い物が手に入るし、ある程度みんなからの知識もそこに集約されてるからやりやすいんだろうなと思う。

ふうらいぼ:俺もそうだと思う。中島くんが上げてから3年後ぐらいだけど。大体出来上がってるっちゃ出来上がってるんですよね。DTMのやり方とかゼロから始めてもすぐに分かるような状況ではあったんで。

中島:当時始めた時ってどんな感じだった?ボカロを買ってその時DTM初めて触ったんだっけ?

ふうらいぼ:そう、それまではMTR使ってたから。フェーダーいじったりしてやってたんですけど、そっからボーカロイド買って一緒にDTMの環境も揃えてっていう風に始めたんですけど。きっかけっていうのは元々ニコニコ動画を見てたから、色んな人がDTMを使って自宅で手軽にすごい曲が作れるっていう。MTRは若干やっぱめんどくさいでしょ?って。全部手で打ち込むし、だったらもっと簡単に曲作りたいなって思って買ったんだけど、そういう面では昔の丁度俺がDTM始めた頃っていうのは、みんなが土台作ってくれてたから入りが簡単だったっていうのはやっぱりあるんだな。盛り上がってた時期なんだよなっていうのは思います

中島:MTRやってる人は話が早い感じする。大体これはこれだみたいな、それはすごいあるよね。既にそういう知識がある人ってやっぱり慣れてくるのも早かったのかなとは。逆に今はそのMTRが既にDTMのDAWソフトみたいなのに入れ替わってる感じなのかな。

ふうらいぼ:確かにそれはあったかもしれない。

——確かにMTRの製品ってあまり最近見ないですよね。

中島:もはやパソコンでやるっていうのが普通かもしれない。

——音楽を作りたいですっていうとCUBASEですかLogicですかみたいな世界になってきてますよね。

中島:Logicだとか、手に入れたら綺麗な音源は揃ってるし、ゼロから始めてもある程度綺麗な物が、後は経験積んでいくっていう方が流れがあるのかな。ネットで音楽やるってなった時点でそもそもDTMで。ニコニコ動画に曲上げるってなったらまずはDAWソフト買ったりボカロ買ったりっていうのが事前準備としてはありそうですね。

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——ちなみにお2人は今自分で歌う事を始めてらっしゃるかと思うんですけれども、当時ボーカロイドで楽曲を上げ始めた頃っていうのは自分で歌う事とかは特に考えなかったんですか?

中島:いえ、僕は元々ボカロもやりながら、東京に来るまでは大阪に住んでたんすけど、1人でライブをして歌ってたんで、ネットでやるんだったらボカロ、みたいな雰囲気でした、最初は。途中からは自分で歌う曲とボカロで作る曲っていうのが自分の中で違うっていう風になってきたので、この曲だったら自分で歌おうっていうのが出来たから歌を上げたっていうニュアンスです。

ふうらいぼ:僕は最初から自分で歌いたかったです。一番最初に作って上げた曲も、自分でバンドでやる用にMTRの時に作ってMTRに取り込んで。でもそっからバンド組む訳でもなかったからそのまま残っちゃった曲だったんだけど、いざ2012年に始めた頃丁度一人暮らししてて結構周りに音が響いてしまって。そんな時にボーカロイドっていう凄いソフトが今話題になってるっていうのを知って、そうすれば歌わなくてもボーカル打ち込んで曲が出来るって素晴らしいシステムがあるって事を知って。そこで始めたんだけど、元々はそれなんで自分で歌いたかった、ずーっと。歌うために曲を作って上げたんだけど、ボーカロイドの方が意外とハマったのでボーカロイドのまま今まで来ていた(笑)

中島:便利だよね、何よりも。

ふうらいぼ:そう!何より便利。音程もピシっとやってくれるし、打ち込めば歌ってくれる。

中島:歌詞を乗せたくて歌えなくても歌ってくれるし。

ふうらいぼ:環境選ばずに曲が出来るっていうのは本当に凄いソフトだなと思うんで。

中島:やっぱりキャラクター性もあったから、それこそ初音ミクだけでもキャラクター性が強かった。時代を進むに連れ色んなキャラが出来てって、今どれくらい存在するのか分からないけど、そうなってくると世界観も作りやすいし、音楽以外でも芸術性のあるコンテンツになったなと思うよね。

ふうらいぼ:それこそさっき中島くんが言ったようにボカロはもうボカロの曲になっちゃうていうのがどうしても。ボーカロイドっていうキャラクター性が強すぎて、ボカロの曲になっちゃうから。

中島:ふうらいぼさんみたいに、最初に自分で作ってた、元々バンドでやったり自分で歌う用に作った曲っていうのをボカロにした時に満足はするんだけど、僕の個人的な意見かもしれないけど何か違う気がするっていうのかな。それが結局自分で歌いたいってなった答えだったと思うんだけど、やっぱりボカロで作ろうってなった時に出来る曲と、自分で歌おうと思った時に出来る曲ってちょっと違う気がする。

ふうらいぼ:うん、それはすごいわかります。

中島:それは僕たちが自然とボカロの世界だとこう表現したいみたいなのを思っちゃうくらいにボカロのキャラクター性だったりニコニコの中のボーカロイドで作る曲のスタンスっていうのをすごい意識してるんだろうな、それくらいに強い物であるっていうのを感じるよね。

ふうらいぼ:それこそ脚本書いてやってください、これを演じてくださいみたいなスタンスがどっちかっていうとボカロなんかなって思うんだけど。自分で歌うのとはまた別でこういうお話があるから、これをボカロと自分で弾いたギターとかだけ、そういうのを含めて表現したいっていうのを書いて、自分で作るっていうのはまた別の枠のお話なんだけど、うまく表現は出来ないんだけど。

中島:時々の自分の中のテンション感というかボカロで作りたいっていう時と自分ですごい歌いたいなとか、自分で歌う事を前提として作りたいっていう時期があって、最近僕はボカロの曲よりも自分で歌う曲の方が良く出来てるから自分で歌ってるっていう状態なんだけど、最近そういうのある?

ふうらいぼ:最近はね、ある。自分で歌う事を考えると、曲調から何から全部ガラっと変わる部分があって、さっき言ったボカロで作るってなるとボーカロイドっていうキャラクターに色々演じてもらおうっていう頭があるから、どうしても自分で歌う場合を考えると、自分で歌う曲っていうのは思ってる事とか全部そのまま吐き出したいっていうがあるから、それを考えて作ると全然変わる。

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——そうするとボカロも1つの歌い手と捉えた時に、キャラクター性が強くて、ボカロに歌わせるんだったら歌詞もこういう風に変えていくとか自分が歌うんだったら自分自身の生身として言いたい事を言えるとかそういった違いが存在するんですかね?

中島:もしかしたらちょっとした下心なのかもしれないですけど、自分で歌う時はああ表現こう表現って考える。歌詞の内容はそんなに変わってないとは思うんですけど、ボカロだったらこういう風にしてみようみたいなのあるよね?

ふうらいぼ:ある、それはかなり。

——そうすると、さっき自分で歌うのとボーカロイドの楽曲で楽曲自体も単純にちょっと違うっていう感じだったと思うんですけど、ボーカロイドはどっちかっていうとプロデュースしてるじゃないですけども、曲を提供してプロデュースしてる感覚に近いですかね?

中島:そうすね、それがやっぱりボカロPっていう名前の由来なのかなっていう。

ふうらいぼ:作ってる時は全然そんな感じは自分の場合あんまりないんですけど、結果としてそうなっちゃう。

中島:やっぱりプロデュースしてんだろうなって。こういう風なアーティストになって欲しいっていう自分の像をすごい作りやすいって思いますね。

——ありがとうございます。次にお2人がボーカロイドをプロデュースしていく上で何か影響受けたクリエイターだったりとかアーティストについて。

ふうらいぼ:俺は中島君に…。

中島:いやいやそれは。堪忍してください(笑)

ふうらいぼ:ボーカロイドのプロデューサーって僕はあんまり詳しくないっていうのがあって、それこそ米津玄師さんって名前で活動してるけどハチさんだった頃と、古川さんとかそのぐらいしか聴いてなかったですね、最初は。あと中島くんも聴いてたけど、本当にそういう3つくらいで。あとは有名な曲があって、これが誰が作ってるとかあんまり詳しくなかった。この曲聴いた事があるなくらいで。そんな中で作る時に影響受けたっていうのはハチさんとか中島くんの曲がかなり影響になってます。っていうのも本当に後ダッシュみたいなんだけど、自分の中で持ってる世界観っていうのをそのままやられちゃってたんだよね。
ハチさんと中島くんっていう曲聴いた時に俺こういう曲作りたかったんだけどやられてるって思ったのは覚えてるよね。本当に余すこと無く自分の使いたい音とかコード進行とかメロとか。

中島:そうだったんだ。恥ずかしいな。

ふうらいぼ:本当にそうすごい影響を受けたというか、そのものみたいな感じだったんだよね。

中島:そうなんだ。僕も一緒でwowakaさんとか古川本舗さんとか有名な方のばっかり聴いてて、後は自分が好きなアーティストの曲たちを、こういうのがいいなっていう風にやってたから、多分根っこはそんなに変わってない(笑) みんなそうかもしれないけど。あの時僕たちが活動を始めた頃のボカロのヒーローたちっていうのから影響受けてるよね。

ふうらいぼ:やっぱりそうだよね、その時にかなり上の方で有名な人達の音ってのはすごい絶対に根付いてるよね。間違いないです。

中島:僕はふうらいぼさん、2013年くらい?に初めて聴いて連絡したから。

ふうらいぼ:びっくりしたもん、普段聴いてる人、天の上のような人(笑)

中島:いやいや、そんなすごくない(笑)

ふうらいぼ:朝起きたらクロジさんからフォローされていますみたいな。えー!?と思って。

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——じゃあ、お2人の知り合うきっかけは中島さんからふうらいぼさんへって感じだったんですか?でもなんでそんな突然連絡をしようと思ったんですか?

中島:普通に聴いててフォローをしたりとかはするじゃないすか?これ好きだなこの人格好良いなみたいなだったんですけど、特別キタ!みたいな(笑) 何これってなって、ちょっといやらしい話、多分すごい売れてる人だったらそんな事出来なかったと思うんすけど、自分みたいに最近上げ初めて、一緒に盛り上がっていこうぜみたいな同士っていうのを感じて、これは連絡するっきゃないと思って。普段そんな人に突然連絡なんかしない(笑) とてもそんな事出来ないんだけど、あの時はとにかくテンションが上がりきってて連絡したもんなぁ。その後に確か一緒に曲作って上げたんだよね。僕はあれ作ってないけど、ふうらいぼさんが作ったやつに僕がメロ乗せてみたいな。
あれもめちゃくちゃテンション上がったもんね(笑) 

ふうらいぼ:僕から連絡したんですけどその時に、トラックだけ作ってずっと放置してたのがあって、これちょっと歌詞付けてくれない?って言って初めて連絡したんですけど、曲はずーっと好きだったんで、良い歌詞を間違いなく書いてくれるだろうと思ったら、本当に1発目で返してくれた歌詞とメロディーが完璧に乗っかってたので、じゃあそのままみたいな(笑) 

中島:曲が良かったからね。

ふうらいぼ:やっぱり似てるようなところが曲の上でもあるような気がしたんですよね、一方的にですけど。すぐお願いしようってなって。

——じゃあお互いに何かシンパシーを感じたところがあったんでしょうね。

中島:欲しかったテイストっていうのがそのまま全部どの曲聴いても、似たような曲じゃないのに全部好きだったんで、やっぱりこれは来たなっていう事で。似てたんだろうなとは。

ふうらいぼ:フォローされた時に母ちゃんに言ったもん(笑)

中島:それはちょっと(笑)

ふうらいぼ:すげー人からフォローされたって、フォローも何も分かんないんですけど、すげー人から連絡きたみたいな。言った覚えがある(笑) そんくらい衝撃的な。嬉しかった。

中島:そんなすごくない。そんなんじゃない(笑)

——ちなみにボーカロイドの楽曲を作る上で、ボーカロイド以外の普通にバンドやってる方とかシンガーソングライターであったりとかっていうアーティストからの影響っていうのは結構あったりするんですか?

中島:そうですね、僕の歌詞は「あるぱちかぶと」さんていう歌手の方がいるんですけど、本当に凄い歌詞で、その人の世界観とか書くフレーズとか、その方と「トクマルシューゴ」さんから来てるんだろうなっていうのがありますね。
ふうらいぼさんはギターメインで作ってるからバンドかな?

ふうらいぼ:元々一番最初にギター始めたのはBUMP OF CHICKEN。丁度世代の全盛期っていうのかな?僕たちのこの世代は誰もが聴いてたと思うんですけど、その時に丁度どハマりしてギター始めて曲作りするようになったんですけど、それまでには色んな曲を聴きすぎて何の影響を受けてるのか自分でもわからなくなってるんです。ただギターロックみたいなのがすごく好きになって、どの曲でも何かしらギターのサウンドは入れられるように。

中島:ギターロックが好きな人がふうらいぼさんの曲を聴いたらめちゃくちゃどハマりすると思うんだよね。あぁこの人ギターロックで育ってきてんだなみたいな(笑)

ふうらいぼ:ギターの音っていうのはすごい好きで、アイリッシュとかそういう音楽もすごい好きで。

中島:普段好きって言ってるアーティストさんそうだもんね。しっとりしたシンガーソングライターだもんね。

ふうらいぼ:そうだね、そういう人とかはすごい好きで。うまく混ぜ込めたらなとは思っているんだけど、なかなか難しいところはある。色々聴聴きすぎたなー(笑) 作る根っこはギターロックだけど、普段聴いてるのはアコギでいったり方だったり。

中島:一番好きな人とかはいるの?今一番来てるとか。

ふうらいぼ:今一番来てるのは、ぼくのりりっくのぼうよみさんとか格好良いなと。後はササノマリイさんとか、ああいう音楽は好き。

中島:上手くミックスされてる感はある、曲聴いてても。

ふうらいぼ:どっかしらギターのサウンドを入れてたりするかな。

中島:それをふうらいぼさんの曲を聴いてると良い感じにミックスされてるね。

ふうらいぼ:あれ、今最近一番きてるのは?

中島:最近は割とシンセとかを使ってる方かな。でも結局僕も根っこはBUMP OF CHICKENだったり、自分がずっと聴いてきた、「僕たちのアーティスト」っていう感じの人達を最近もう一回聴き返したりしてるかな。結局根っこはあまり変わってないね。

ふうらいぼ:根っこは変わんない、やっぱりずっとBUMPはずっと聴いてきたから。

中島:何に影響受けたかって音楽だけじゃなかった場合とかある、映画とかアニメとかでも結局感化されてるっていうのはあるよね。

ふうらいぼ:ゲーム音楽はすごい好き。ロールプレイングゲーム。

中島:ゲームは全然やらないから、プレイステーションも持ってなかったし、ファミリーゲームみたいなのしかした事なくて、ゲーム音楽にすごい感化されたっていう気持ちをあまり共有出来てない。街で流れる曲とか戦闘の時に流れる曲みたいな?

ふうらいぼ:ゲームが一番わかりやすかったんだよな。ファンタジー系の音楽?みたいなのがすごい好きで。それこそディズニーランドとかそういうところも言ってみればそう。あーゆー世界観。ファンタジックな世界観で流れてる音楽がすごい好き。

中島:どっちかと言えばファンタジー寄りだよね、ふうらいぼさんは。それ良いよなと思う。あまりファンタジックな物を持ってないから、すごい憧れてるんだろうなぁっていうのは。「ファンタジーさ」。

ふうらいぼ:中島くんはどういうとこから?

中島:僕はあんまりゲームじゃないけどアニメとか映画。映画が大きいかな?一番根っこにあるのはトムとジェリー。最強だと思ってる(笑) 全部そこからかもしんない。音楽やりたいと思ったのもトムとジェリー、あとはジブリかな。久石譲さんとかかなあ。

ふうらいぼ:でも分かる気がするトムとジェリーっていうのも。

中島:トムとジェリーのスコット・ブラッドリーの、音楽を聴いただけでどういう状況なのかが分かる、映像が見えてくるっていうのはやっぱり凄いよなと(笑)。あと、ああいうちょっと間抜けで可愛らしいっていうのが一番影響受けてるかな。

ふうらいぼ:それは俺もこういう歌があるんだって思ったのを覚えてる。中島君の音楽聴いて、ふざけた感じで完成された音楽って全然聴いた事なくて。

中島:ふざけたいっていうのはやっぱあるよなぁ。

ふうらいぼ:すごい本当にふざけた感じというよりはちょっと可愛らしさとか、色々混ぜ込んだ感じがある。本当にああいう海外のアニメを見ているような。

中島:現体験じゃないけど昔よく見てたからっていうのはあるかもな。ゲームとかって昔からやってたんだっけ?

ふうらいぼ:やってた。

中島:やっぱりそうなんだ(笑) やっぱりそういうところから来るのかもしれないね。
昔に聴いた音楽じゃなくてもやった事とか好きだった物っていうのかな?色んな物がミックスされて出来てるんだろうなとは思うね。

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——次なんですけど、ボカロの楽曲をニコニコ動画に上げ始めた時と、今自分で歌うようになっているところで楽曲のタイプみたいなのがちょっとずつ変わっていってると思うんですけど、直近で作ってるような楽曲で何か制作の上でこだわってる点とかってどんなところですか?

中島:何年か前に作ってた時は面白さとか、そういうのを重視して作ってたりしたんですけど、最近は聴いてて良いなと思ってくれるような曲を作りたいっていう風に思ってるんで、どんどんシンプルになっていってるかもしれないです。構成も音使いも。どんどんここをこうしてっていう風な事をしなくなって、自分の中で良いのか悪いのかそれはまだ答えは出てないけど、最近はどんどんわかりやすく綺麗にまとまった物を作りたい。それで聴きやすく楽しく聴いてもらえたら、みたいなことを意識するようになったかな。

ふうらいぼ:すごい人間味が増してる気がする。最近歌い始めてからの。

中島:そうかな?

ふうらいぼ:確かに音数とか昔と比べてすごいシンプルになったっていうのは聴いて思ったんだけど。

中島:人間味が出てるってのはすごい嬉しい。やっぱりそこがボカロとの自分の中の棲み分けの答えだろうなと思う。やっぱり機械じゃない、自分で歌いたいと思う曲っていうのが人っぽくなったんだったら、ちょっと良かったなと思う。

ふうらいぼ:やっぱり変わるもんなんだよね。
歌詞なんかも、言葉・使い方は一緒かもしれないけど、受ける印象とかってやっぱり生の声でその歌詞に乗っけてってなるとやっぱり温かみのある、この時もやっぱりそういう曲は一杯あったんだけど。

中島:やっぱそこ意識して作ってるっていうのはあるかな。2012年くらいにふうらいぼさんが作ってた曲はもっとギターと色んな音が混ざってる感じだった。最近ってギター比率のほうが高い?最近バンドっぽいなーっていう印象が強くある。

ふうらいぼ:元々一番最初に作ってた曲、スリーピースでやろうと思ってたからギター一本でやる予定で作ったんだけど、最近作ってる曲も一番拘ってるというか、考えてるのは人前で弾いて歌う事を前提として作ってるから、現場の空気を考えながら作ってるっていうのが今までとは全然あの時とは違うかな。ボカロの時は言ってみればやりたいよう誰も何も言わないから。今度は見ている人から自分以外の演奏する人もいて、外部との兼ね合いもあるから、そういうのを考慮した上で盛り上がれる曲とか、自分、メンバー、お客さんが気持ちよく聴いたり演奏出来る曲っていうのを考えながら作るっていうのを心がけるようにしてるかな。

中島:すごい外とリンクする感じがあるね。

ふうらいぼ:そういうの分かるっていうか、今まで聴く人はいたんだけどね。

中島:そこら辺の意識が変わったっていうのが分かるかもしんない。

ふうらいぼ:近いのかもしれないね。ボカロの時と比べて自分が近づいてる、聴いてくれる人のとの距離っていうのが。

中島:結構ボカロの時は意識してはいるんだけど、こう聴いてもらおうっていうのを持ってはいるけど、反応をダイレクトに感じようとしたら何か変わるのかな?

ふうらいぼ:伝えるっていう事にかなりウエイトを置くようになったかな。自分で曲を作るようになってから。

中島:作ろう!っていう感じはあるんだけどちょっと違うね。

ふうらいぼ:ここにこういう楽器の音入れたらいいかなとかそういうのは後にして、っていう感じだよね。シンプルに作れた物を多少アレンジするとか。

中島:すごいな、僕は自分で歌ってても自分でマイク持って人前で歌う事っていうのを想定できてない。しないって言ったらちょっと違うけど、基本的に人前で歌う時にこうするああするっていうのをまだ考えられてないから、ライブでやる上でこうしたいっていうのがあって、誰かとコネクション取って話をして作るっていうのはすごい羨ましいなって思うな。その分大変だろうと思うけど。1人だと好きなように出来るしね。

ふうらいぼ:やっぱり中島くんはボカロで作ってた時と自分で歌う場合の制約みたいなのってあるの?

中島:単純に技術として、歌えない音程は使わないとか、当たり前だけど歌えるようなの物作るっていうのはあるかな。後は演奏出来るか出来ないかみたいなのを考えるかな。人前でやりたいなっていうのを全体的に思ってるから、弾けない物を使わない感じ?

ふうらいぼ:レコーディング出来ればOKっていう。

中島:パソコン中で形に出来たらOKじゃなくて、形にするにしてもこれを外でパソコンがない状態でどうやって出すのかっていう時に出せる状態の物を出来たら良いなとは思うんだけど、1人でやってる以上、生音だけじゃしんどいっていうのはあるんだけど。そこ乗り越える事が出来たらまた次の進歩なのかなと思う。今の状況だと、もしライブでやるとしたら音源がある上で自分の演奏が出来る範囲っていうのを意識するかも。バンドだとそれがちょっと羨ましいなっていうのはあるよね。シンセ、ギター、ドラムがいてグルーヴ感が出来る感じ、羨ましいかも。

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——実際にふうらいぼさんはAssassinationというスリーピースバンドを組んでライブ活動を行っている状況じゃないですか。中島さんはバンド組んだりとかは今のところ考えてはいない?

中島:そうですね。

——そうするとライブの想定みたいな物はしてたりするんですか?

中島:やっぱりライブやらないと駄目だって言ったら単純な答えになっちゃうんですけど、ダイレクトな人との繋がりが大事なんだろうなっていうのを最近すごい思い知るんで、こうやって作って一杯の人に聴いてもらえるんですけど、それよりも小さい物を大きくしていきたい感じがあるかもしれないです。だからこそライブはやりたいし、やらないとって思います。

——例えばライブやるとしたらソロで周りにサポートメンバーを入れてみたいな事を考えていらっしゃる?

中島:かなと思いますね。

——そこは拘りなんですか?ソロの方がバンドよりみたいな。

中島:昔、小学生の時とかどうやって友達作ってたか思い出せない感じっていうんですかね(笑) どう始めたらいいか分かんないし、どうバンドにしていったら良いのか分かんないし、今になって組み方が分からない状態ですね。サポートしてくれる人がいるんだったら、もはやその人とバンド組むだろうなと思うんですけど、まずそのサポートしてくれる人を見つける段階っていうんですかね。その人が見つかったらバンドになるんじゃないかなと思うんですけど。

——ニコニコ動画の世界で活躍をお2人ともしてた訳で、結構繋がりみたいな物がそこで生まれたりとかはないですか?

中島:ないかもですね。

——そういう交流はないんですね。イメージとしてはボカロのプロデューサーやってますっていうと、絵師さんと繋がってたりとか、それこそ歌を作る方と繋がってたりとか、色んな方と繋がっているっていうイメージを外部から見てると勝手に思っていて。

中島:あれだ!俺らイラストとか頼んだ事ない(笑) 友達の作り方が分からないんでちょっと申し訳なくて話しかけ方が分かんないから自分でやって。これは良くない事なんですけど、声をかけてもらおうとするんですよ。声をかけらんないから、自分でこれを見せて向こうから声をかけさせようっていう気持ちが働いちゃうから、こんな事になってしまったんだと思うんすけど。出来ないんだったら最初から人に頼んだりして繋がっていくべきだったのに、それが出来ない事によって繋がりも増えないっていう、だからふうらいぼさんに連絡したりしたのが自分の中ではすごい事だと思う(笑) ふうらいぼさんそういうの無いの?

ふうらいぼ:中島くんイラストとか自分で描いてるでしょ?俺は逆に全部自分でやりたかったっていうのがあって、上手い絵も描けないけど、自分が映像的な音楽みたいのを作ってたと自負している部分があるんだけど、それをそのまま思った絵を描きたいとか音楽に関しては1人で作りたいっていうのがしばらくあったから、ずっと誰にも声をかけずにやってきた結果がこれです(笑)

中島:それはすごい分かる。自分で思ってる事は自分にしか形に出来ないなんて思ってるから。

ふうらいぼ:実際そうだったと思うんだけど、今でも。ただ最近はバンド組んだりとかそういうのもあって、もっと色んな人の意見も取り入れての曲も面白いなと思ってきたりってのはあったので、そういう部分でもボカロと常に切り離してるっていうのはある。1人で完結させる音楽と人の意見を取り入れて埋めて作る目的というか。

中島:それはすごい感じる。バンドやってるとみんなでディスカッションした上で出来上がるっていうのが全然違うんだなって思う。自分で作って自分で書いてやってると、それで完成出来たら一番自分としては幸せだったんだけど。やっぱりみんなボカロやってる人達、ニコニコで活動してる人達が、絵師さんがいて動画作る人がいて、それこそ音楽だけでもミックスする人達がいてギターの人がいて、ってやってる繋がりを見ると、そういうコミュニティが出来るっていう事自体がネットらしさ、ニコニコ動画らしさなのかな?その場ではすごいエネルギーを持ってるんじゃないかなとかは思ってたかもしれない。

——ニコニコ動画に対してユーザーが増えるに連れ、コミュニティって出来づらくなってイメージがあります?昔って、人数が少ない分コミュニティが出来やすかったんじゃないかなって勝手に思っていて。

中島:あまり考えた事なかったです。今でも一緒なんだろうなって思ってます。
それは確かに。逆にこれだけ人が増えた事によって、勝手な想像ですけど出会う場が多くなってるんだと思うんですよ。人の数が増えた事によってコミュニティの数も一緒に増えていってるから、そんなに変わらないんじゃないかなと思ってたんですけど。
実際は僕もイベントとかに行った事がないから、行ったらもっと生でそういうのを見れるんじゃないかなって思うんですけど、交流っていうのかな。だから昔と今でイベントとかの現状が変わってるのだったら、もしかしたら今も変化があるのかなとは思う。見てきてない分、どうなってるのかな?っていうのは。

——確かに一回コミックマーケットに行った事あるんですけど、沢山の人が所狭しと出してる、作品を出してて、隣のブースとかだったりすると普通に交流を持ってたりして、暇な時に色んなところ回って気になったところの人と仲良くなったりっていうのを実際に見て、こうやって繋がっていくんだなーと思って、結構興味深かったんですよそれが。

中島:やっぱり今もそうなんですかね?

——リアルな現場でもそういうのもあると思うんですけど、イメージ的にはニコニコ動画なんでネットの中だけで完結するみたいなイメージは結構強いですけどね。

中島:ネットの中でどうやって繋がるんだろうとかは、たぶん連絡をするだけの事なんだとは思うんですけど。

——多分そこは一緒ですね。ふうらいぼさんと中島さんが繋がったのと同じ繋がり方だと思うんですよね。

中島:ただ、ファンですって言って仲良くなって一緒にやりませんかっていう事なんでしょうね、たぶん。

——さっき言われていた”ぼくのりりっくのぼうよみ”とかも「戯言スピーカー」のラップバージョンみたいなのをやった事で、ササノマリイさんと繋がって、アルバム「CITI」っていう楽曲を提供してもらってるじゃないですか。とかの繋がりっていうのはきっと、”ぼくのりりっくのぼうよみ”が最初にラップバージョンを上げなければ、その繋がりは出来なかったと思うし。ただそれって彼が勝手にやった事で、色々やってみた事だと思うんで。

中島:そう考えると結局何も変わってないのかなって思います。僕は完全に受動的な人なので、上げたの聴いてもらってどうですかっていうようなスタンスを崩せない人で、能動的な人はそれいいですねって言ったり、僕こんなんやってるんですって声をかけられる人、そのバランスが今も同じであれば、今も変わってないんじゃないかなとは思いますけど。

——昔ってミリオンヒットみたいなボーカロイドでも沢山出ていたと思うんですけど、最近あまり出てこないですよね。というのはやっぱり単純に作り手が増えて、その分聴く人も分散してるって事なんですかね?

中島:という事ですかね。

ふうらいぼ:これは別に統計を取った訳でもなければ、数字をちゃんと見てきた訳でもないですけど(笑) 漠然と単純に人が減ってる気がする。

——感覚的には感じます?

ふうらいぼ:感じます。見る側が減ってる。

中島:やっぱりそういう事なの?

ふうらいぼ:離れてるというかだいぶ落ち着いてきたのかなっていうのは。

——確かに落ち着いた安定期に入ったところで、今YouTubeとかの方が来てるじゃないですか、それこそユーチューバーで生活している方が沢山いる世の中なので、楽曲上げたりするのもYouTubeにも上げるみたいな、ニコニコ動画にも上げるけどYouTubeにも上げるって方々も多いと思うし。

ふうらいぼ:活動拠点がだんだんYouTubeに寄ってきたりとか。

——移行してきてますよね。

ふうらいぼ:ボカロで数々のヒットを稼いでた人達がボカロから出たケースが多いじゃないですか、歌手になったりとか自分でバンド始めたとか。でもボカロ使ってたまに上げるくらい、上げてもたまにとかそういうスパンになって、そっちにどんどんみんな付いて行ったのかなっていうのは感じる。

中島:そうなったら次の人が出てで、その次に来た人がいなくなって次に出てきてっていうサイクルが続くのかっていう風に思ってたけど、一気に出てった気がする。次が来る前に。
なんなんだろうね。単純に世界がすごく広がっただけなのかなとか思ってんだけど、廃れたというよりかは行く場所が多くなった。国が1個しかなかったのが5個ぐらいになったから、分散していったって事なんだろうなって思った。

ふうらいぼ:ボカロっていうところから人がいなくなっただけ、分散していっただけ。それが元で作られた世界っていうのはすごい広いかもしんない。

中島:僕もそうだしね、言っちゃえば。YouTubeにも上げるし、ニコニコでもボカロは最近あげてない。言うなれば出て行った側の人な訳だし、出て行ったつもりはないけど(笑)全然作りたいし、まだ作る気はあるけど最近そうじゃないの上げてるからっていう事で、活動の幅が広がって。

ふうらいぼ:やっぱりそうやって出ていって成功していく人を見てるから、そっちに行かないとたぶん自分駄目なんじゃないかなって。結局人の移動していったところに残ってやってても。

——一時期ボーカロイドのヒット曲を集めたコンピレーションみたいなのがバシバシ発売されてたのに最近は出ないじゃないですかあんまり。

中島:コンテンツが増えたっていう事なんだろうとは思うんだけど、

——やっぱり自然とボーカロイドでやってた方達がボーカロイドから、もっと具体的なバンドだったり自分で歌ったりっていう、もっと人間をプロデュースしたりとかっていう方向にシフトして行ってるというのは事実だと思うんですよ。その流れっていうのは完全にテンプレとして今作られているんですかね?

中島:ちょっと穿った見方をしすぎなのかもしれないけど。何か楽しい事がしたくて作ってるっていうのを考えた時に、ずっと同じは作ってらんないよなっていうのもわかんなくない?僕たちもボカロで作ってたけど、自分で歌ってみたりバンドしたりっていう風に、もっと楽しい物作ろうとか、もっとこういうの作ってみたいなっていう意識の変化っていうので別の事をしだす。ボカロ黎明期から今に至るまでに、入ってきて抜けて行った人達も、色んな物を探してる人達なんじゃないのかな。

ふうらいぼ:言ってみればボーカロイドを使って曲を作ってた人でさ、すげー初音ミクが大好きなんです!っていう人ってなかなか居ないような気がする。要はみんなオーディションじゃないけど、俺こういう曲作れるんですよみたいな。ボーカロイド使って常に発信して、その人達も最終的には有名になるとかメジャーデビューするとかそういうのを常に頭の中に置いてボカロという曲を作って発信してた気がする。だからボーカロイドから外に出るというか、歌手になるとかそういうのも一種どっかにオーディション受けに行くとか、そういうのと同じニュアンスの事なのかなって。

中島:特に初音ミクを使ったヒーローたちが好きな人達っていうのはやっぱり自然と離れていく事になるよね。

ふうらいぼ:それで居なくなっちゃったのかなっていう、付いて来る人達は初音ミクが好きですっていう人が多いと思う。ボカロシーンでそこが好きだった、ボーカロイド楽曲っていうのが好きだったっていう人たぶん沢山いると思うから、そういう人達がだんだん少しずつ離れていっているのかな。

中島:歴史が進んでいくに連れ、色んなキャラが出てきて次の世代にってなっていく最中で付いていけなくなる人だって絶対にいると思うし。

ふうらいぼ:最初からボーカロイドを見て聴いていた人達。

——たぶんお2人がボーカロイドで楽曲を上げ始めた頃っていうのは、誰でもボーカロイドのヒット曲って見つけやすいというか、「とりあえずこれ聴いとけ」みたいなのがあったりして、今ってとりあえずこれ聴いとけっていうのが見つけづらいのかなっていうのはあるんですよね。

ふうらいぼ:それは確かにそうですね。カラオケは変わらないですからねずーっと。

——カラオケとかで歌われるボーカロイドの曲、未だに歌ってみたとかで投稿される曲って当時のヒットしたボカロの曲が多かったりして、もちろん新しい物は投稿されてくるんですけど、やっぱりそういう曲がミリオンヒットするかって言われるとそうでもないし、じゃあ再生回数でトップの方に来るかっていうとあんまり来ないんで、やっぱり人目に触れる機会が少ないってなってくるとやっぱりヒットは生まれづらいし。

中島:それだと衰退したって事になるの?

ふうらいぼ:あまり目新しい物は表現に出てこない。

——やっぱり人って分かり易く目に付く物を見たり聴いたりするじゃないですか。大多数の人が。それがニッチな世界になってくると探しづらいと探せないんですよね。人の目に入らないから。面倒臭がりの人が多いからこんだけ沢山あってだいたい同じくらいの再生数でって言ったらどれ再生して良いかか分からない。どれが自分が好きなの分からないし。

中島:人が多くなった分そういう事ですよね。1つわかりやすい目印みたいな物が減った。

——明確なヒーローが欲しい。

ふうらいぼ:ヒーロー不在。

——ヒーロー不在の時なんでしょうねきっと今。

中島:そういう事なんですかね。

ふうらいぼ:ヒーローも見つけづらいっていう状況なんすよね。

中島:個人的にはこれが逆になんか盛り上がってんじゃねのかみたいに言いたい気持ちはあるんすけど。

——でもそうだと思いますよ、結局盛り上がったからこそユーザーも増えてユーザーが増えるって=盛り上がりじゃないですか。そんだけやりたい人が増えていくっていうのはすごい盛り上がりなんですけど、だからこそヒーロー不在になってしまったというか(笑)

ふうらいぼ:増えすぎて。

中島:次のヒーローが必要っていう状態なんですね。

ふうらいぼ:そうすればまたそれを求めてばーっと。

中島:今までは能力で言うと火、水、風みたいなすごいのがあったけど、またちょっと変わった能力を使えないと駄目なんじゃないかみたいな(笑)

ふうらいぼ:そんな火とか格好良いやつじゃなくて一風変わったやつ。

中島:確かにそうですね。わかりやすい目印がなくなってるんだな。何を以てクオリティを高いとするのかも分かんないけど。

ふうらいぼ:曲自体の良さなのか。

中島:あまりにも地味だと結局みんなが探してくれないし。

——そう考えるとやっぱり進歩した安定期ですよね。安定して供給されるけれども特にドンっと来るものもないっていうすごい安定期ですよね。

中島:当たり前のようにそこにある物っていう。

——当たり前のようにシーンが存在しているっていう。好きな人は好きな人で未だに。

中島:やっぱり一番良い時期。

——そんなボーカロイドの世界から発信を始めたお2人の今後の目標みたいな、近いところの目標と遠い目標みたいな物があれば教えてもらっていいですか?

ふうらいぼ:やっぱりまだ本当にバンドで動き始めてから、全然経ってないんで本当に近いところで言ったらちゃんとCDを流通させたいっていうのはあります。まだCD作ってない状況、曲だけ作ってライブをしてるような状況なんで。ちゃんと形として流通する物をまず出したい。それでちゃんとデビューっていう形で音楽の業界にちゃんと足を踏み入れたいっていうのはやっぱり夢ですよね。それはずっと思ってるかな。

中島:僕は自分で歌、歌詞作って歌っといて何言ってんだって感じだけど、やっぱりBGMだったり映画の音楽だったり映像に音をつけたいっていうのが一番あって、一番近い目標で言うと誰かの作った映像に何か自分の作った音楽を乗せてもらいたい、つけたい。映像がある上で自分で考えて付けてっていう物が作りたいっていうのが1つある。それが一番近い目標かなぁ。映画音楽が遠い目標かも。

ふうらいぼ:とりあえずは自主制作の映像に音楽を乗せてとか、そういう誰かが作った映画とか?

中島:すごい短い1分ぐらいの映像作品でもいいし、っていうのを誰かと何か出来たらなとは思うかも。自分の作った曲に映像つけて頂いた事はあるんだけど、それにすごい感動して逆の事でまず良い物が作りたい。なかなか自分が想像した物の中で1分ぐらいの曲を作るのと、映像があるのに付けるのとで全然違うだろうなって思うし。ここでこの音をとか、ここで一瞬静かにしてとかそういうちょっとした演出的な部分ももっと練習してみたいと思うし。

ふうらいぼ:それ映像はどんな映像でも?

中島:本当にどんなのでも。

ふうらいぼ:とりあえずはどんな音楽でもいけるっていう感じだね。それこそトムとジェリーみたいなああいう?

中島:そう。その音楽だけ聴いてその映像が分かるっていう、憧れだよね。

ふうらいぼ:作品は誰かの作品とかアテは?

中島:アテは特には無い(笑) それこそ自分で色々探して、今度こそちゃんと声をかけないと駄目(笑)今は一つ一つやっていきたいかな。

——そんなコミュニケーションのお話なんですけど、ニコニコ動画ってコメントを書けるのが特徴じゃないですか。ネットの世界なので匿名性もありみんな投稿した動画に対して好き勝手書いてると思うんですけど、そういうコメントにすごく影響とかって受けたりするんですか?

中島:自分で作った作品を後で見ていう事ですか?

——そうです自分がアップした作品に対してついたコメントとか影響って受けます?

ふうらいぼ:はい、受けるというかすごいショックを受けたりとか、見た時はあるんですけど。

中島:受けざるを得ないしね(笑)

ふうらいぼ:そういう部分では影響受ける。

中島:やっぱり嬉しいしね。アップしてすぐに何かコメントが付いてたらそれだけで。

ふうらいぼ:僕は批判的な意見も「あぁそうだな」っていう風に受け止め、ショックを受けながらっていう部分ではすごい影響受けやすいんだよね。で、だいたいそういうのはずっと引きずるんで。

——結構引きずるんですね(笑)

ふうらいぼ:落ち込んだりというよりは、ずっと覚えてるっていう。この曲はこういう意見もあるんだなとか。そういうのは次の時に生かそうっていう風に出来るっていう。見た時はショックです。最初はそうでした。

中島:別の物になってくれますよね。作った映像にコメントが載って、それで別作品みたいになるというかそういう楽しさもあるよね。

ふうらいぼ:面白さというかそれありきで作られていく感じもあるから。あとやっぱりその場で反応が来るから嬉しいよね。匿名性というのはやっぱりどんな意見でももらえる。これがやっぱりすごいミリオンとか行く人だと色んな意見が入ってくるから、それこそすごい事になるんでしょうけど、まだ全然付かないから平穏が保ってられるのかもしれない、むしろ(笑) これがすごい人達の立場だったらどうなるのかなと。気にしてられないんでしょうけどね。自分の性格上どうなのかなってたまに思う。そんな付かないからまだ。

中島:自分の作った元々ある映像なのに別の物に見える。。一体感が違うんだろうなって。

ふうらいぼ:他にない。

中島:位置を調節したりとか、変な話クリエイティビティがあるというか。これが良いか悪いかは別として、動画を作ってない人なのにそこで存在してる。面白いね。

ふうらいぼ:コメントには助けられる部分が多いですね。

——確かにせっかくニコニコ動画を見ているのにコメントが何もないと残念ですよね。

ふうらいぼ:それが一番辛いですね。何を見てんだよっていう。気軽に書けるのに本当に書いてくれなかったらそれはそれで一番嫌ですね(笑)

中島:やっぱり気軽にコメント書ける分、気軽にコメント書いてくださいっていう(笑)

——ちょっと寂しいですね。同じくコミュニケーションツールなんですけど、2人ともTwitterをやっていると思うのですがTwitterとかで何かユーザからの反応だったりとかっていうのは結構あったりします?

一同:はい、あります。

ふうらいぼ:ここもそうですからね。

中島:聴きましたとか、良かったですというのもTwitterがあるから言ってくれるという面もあると思います。やってなかったら絶対に無かった繋がりだと思う。

——Twitterって情報発信ツールとしての側面もあるじゃないですか。自身の活動だったりとか、新しい楽曲上げましたとか、ライブの情報を告知するとか色んな使い道はあると思うんですけれども、どういう考えに基づいてTwitter使ってらっしゃいます?

ふうらいぼ:それこそもともと自分の、ふうらいぼのアカウントでTwitterを開設したのは、本当に情報発信のためだけ。それを目的として作ったんで、曲上げましたとかこういうライブを活動しますとか。本当にそれだけを最初はやっていければなと思って開設したんですけど、ただやっぱりフォローしてくれて直接リプライだったり曲良かったですとか、フォローしましたとかそういう声が直接届くようになってからは、もっとコミュニケーションをもっと深く取るためにも使ってるんですけど。元々は情報発信が目的でした。一番手っ取り早いなと思ってて。不特定多数に。

中島:開いていると流れてきてくれると勝手に目につくっていうのは本当に大きいよね。フォローしてるだけで流れてくる。確かに情報発信ツールなんだよねTwitterって(笑)情報発信ツールであるがゆえに情報発信しないと、死んでるように思われるみたいなそういう面もない?そんな事ないか?
使ってないと、どうしたんですか?っていう風に。この人も辞めちゃったのかな活動してないのかなみたいに思われるっていう(笑) 

——それはありますよね、定期的にどんな事でも良いから呟やいておかないと心配されるみたいな。

中島:やっぱり情報発信して、それこそ見てくれるからありがたいというか。

ふうらいぼ:生存してもらう要素も強くなってきてる(笑)

中島:本当に便利だよね。
僕らが2008年9年くらい?大学に入ってとか高校卒業してからだね。Twitter、今では無くてはならない物なんじゃないかなと思うよね。
僕らも、もしTwitterが無くなったら曲上げた時にどうやって宣伝するんだみたいな事になってくる(笑)凄いツールだなって思うよね。

ふうらいぼ:一番良いんですよね。Facebookとかよりも。

中島:Twitterが無かったら無かったで、もしかしたら別次元では存在したのかもしれないですけど、別の何かが。すごい手軽さっていうのも大きいねTwitterって。

ふうらいぼ:そうだね、1番簡単。

——簡単に呟けて簡単に返信もできて、情報見るだけっていうツールにも使えてっていう、万能ですよね。今の時代にあってるんでしょうね、インスタントな感じが。

ふうらいぼ:本当に最低限の使い方でどうにでもなっちゃうっていうのは。

——それこそ本当に素人の人でもマーケティングが出来るというか。

中島:でもマーケティングばっかりやってるアカウントを好きになるのかっていうと、そうでもない。自分自身、普段のちょっとした事でも呟きたいっていうのはあるんだけど、「だけど?」っていう(笑) なかなかね。

——中身人間ですからね。

ふうらいぼ:そう!呟けない。

——良いんじゃないですか?牛丼食べたとかで(笑)

中島:牛丼食べに行った時にパシャって撮って「牛丼なう」って呟ける人間じゃなかった自分が(笑) 

ふうらいぼ:そうなんだよね、「牛丼食べた」に対して明らかにリプライないなって思う。そんなん誰も求めてない情報って思っちゃう間違いなく。多分誰も求めてないだろって。それもまた知名度によるんだろうとか(笑) 「私も牛丼好きです」っていうのは俺の場合絶対返ってこないから、とりあえず呟かないでおこうっていうのはいくつもある。

中島:こういうの良くないな本当に。

ふうらいぼ:積極的に食ったぞとか呟いていく。

——例えば毎週日曜日の12時に必ず「牛丼食べた」「牛丼食べた」っていつも上げてたら、確かにいつも日曜に牛丼食べてますねっていつか返ってくるかもしれない。

中島:またですかみたいな(笑)

ふうらいぼ:牛丼以外食べないんですか?みたいな(笑)

——継続は力なりですね。

中島:Twitterを使って普段の習慣を。またですかっていつか返ってくる(笑)

ふうらいぼ:情報発信、Botみたいな物。

IMG_0421

——あれだけ気軽なツールですからね。次に全く音楽から外れますが、お休みの日に何してますか?

ふうらいぼ:バンドの練習をするか、それがなければ遊びに行く。

中島:どこ行くの?

ふうらいぼ:カメラを買って、一眼レフの。

中島:結構ガチなやつ?

ふうらいぼ:結構ガチなやつ。で写真を撮りに行ったりとかそういう事をするんだけど。

中島:それをさ、Twitterに(笑)それをネタにするべきなんだろうねたぶん。一眼レフってデジタル的な?

ふうらいぼ:デジタル一眼レフっていうでっかいのがあるけど。山とか川とかねそんなんばっかりだよ。住んでる県が。そういうのをとってTwitterには上げないっていう(笑) 常に待ってる。

中島:撮ってもね、それをね、パソコンに入れてTwitterに上げてって言う作業は。

——一手間かかるって感じ。

ふうらいぼ:一手間かかるんすよ、そうなると撮らなくて良いんじゃないかっていうところまで、自分の中では辿り着く(笑)

中島:それ考えると何も出来ないですよ(笑)楽しいからやってんだって言う。
僕もそうかな練習するか曲作るかしかしてないかもしんない。大体そうか。やっぱりそうだよね時間があるとさ、ギター弾かなきゃ、曲作ろうとか。その2つしかする事無いというよりかはしなきゃいけないというか(笑)

ふうらいぼ:しなきゃいけないっていうのはあるよね。基本的に嫌じゃないんだけど。そうそう嫌じゃないしやりたいからやってるんだけど。

中島:だからと言ってしんどいのかっていうとそんな事もないし。

ふうらいぼ:あっでもやらなきゃって思う。

中島:そうだよね。他何してるかな?休みの日あまり外出たりしないかな僕。

ふうらいぼ:曲作っててさ、あー出来ないっていう時ない?

中島:音フェチっていうジャンルあるんだけど、シャンプーされたりとかとかそういう音を集めたのがあるんだけど。

ふうらいぼ:へーやべぇ(笑)

中島:もう8年ぐらいになるんだけど未だにする事が無くなったらそういう動画を探す。ストレス解消になる。

ふうらいぼ:常に外に出て写真とってるわけじゃないからね。もちろん曲作ったりとかするんだけど。何聴いても納得いかない時とかやっぱりあって絶対鍵盤弾けないし、打ち込みから作るの苦手だからギター弾いて作るんだけど。どんなコード鳴らしてもしっくりこないしみたいな時とか。その時どうすればいいかな?

中島:やり続けるしかないよねそういう時は。出るまで(笑) 結果的にいつも出来ない?そういう時って。

ふうらいぼ:最終的に何日かやっぱかかるけど。

中島:その何日目かを探してひたすらやるしかない(笑)

——そうすると写真にしてもそうですけど、休日があっても2人ともクリエイティブに音楽だったり写真だったりという事ばっかりやってる感じですね。

ふうらいぼ:スポーツとかやる?

中島:やんない。

ふうらいぼ:やんないよね。

中島:スポーツやってたらこんなにはなっていない、間違いなく。(笑)

ふうらいぼ:そうですね。

——根っからミュージシャンって事ですね。

ふうらいぼ:写真撮れば外出るだろうっていうやっぱりどっかにあって、出るためのツールとしても持ってるとか。じゃないと出ない。家の中好きだから。

——次にお2人の今旬な物を教えてください一番来てる物。

ふうらいぼ:これだよ!

中島:これだよ!旬なもの!

ふうらいぼ:なんかある?

中島:巻き爪って分かる?足の指の爪とかが内側にくるんって巻いちゃって、めっちゃ痛いみたいな。あの巻き爪をYouTubeで調べたら手術してる動画とか巻き爪を直す動画が。巻き爪に関する動画とか。手術するのに昔からある手術の仕方で、横を麻酔して爪を切ってうわぁ痛い!痛い!って、それに最近ハマってる(笑)

ふうらいぼ:超ヤバイ(笑)

——それを見るんですか?マニアック〜(笑)!

中島:結構ハマるんですよこれもう

——それは巻き爪が治るのが気持ちいい?

中島:最初は良い音というか、聴いてて落ち着くんでそれ聴きながら寝る用のやつだったんすよね。巻き爪の治してる施術者と患者の会話とか聴きながら寝る用だったんですけど、見れば見るほど楽しいというか。薬として。

ふうらいぼ:恐ろしい!やば、すごい(笑)

——楽しい!?それはマニアックだなぁ。

ふうらいぼ:中島くんのマニアック話(笑)

中島:マニアックじゃない全然。

ふうらいぼ:ここ1週間なんですけど、また音楽の話。群馬に布袋さんがきまして。この間丁度フリーライブを布袋さんがやりまして、近かったんで見に行ったんですけど、そっから俺のなかでBOOWY。BOOWYとその界隈の人達、ミュージシャン。あの年代の音楽がすごい最近来てる。格好良い、純粋に熱いケガレのない8ビート。気持ち良すぎて。最近無いなあーいう曲って思いながら。

中島:へぇーそれ聴いてみよう。

——ビートロックの走りですからね。

ふうらいぼ:全部ダウンピッキングのベースとかも、あれはね気持ちが良い。最近きてるのはBOOWY。

中島:巻き爪なんか見てる場合じゃねえし(笑) 巻き爪よりめっちゃ来てるじゃんそれ。

——巻き爪から何かが生まれる可能性があるかもしれない(笑)

ふうらいぼ:悲痛の叫びを(笑)

中島:へぇーそっか良いなぁ。

ふうらいぼ:ずっと1週間位BOOWYの曲ばっか聴いてる。

——ありがとうございます。次なんですけど、お2人のミュージシャンとしての構成している要素みたいな物3つあげてもらいたいんですけど、これは別に今々の話で、今構成してるなと思う3つの要素。そのうちの1つでも欠けたら俺じゃねぇわみたいな。

ふうらいぼ:1つは夢。目標というか。思い描いている未来みたいなのがあるんで、それが欠けたら特にやらなくてもいいんじゃないかってなっちゃうから。それとストレスも必要なのかもしれない、起爆剤というか。曲作る上で何かに対して思う事がないと、それこそ音楽が作れないと思うから。自分の場合はそれがストレスとかが多い、不安要素とか割とネガティブな面があるから(笑)

中島:僕はこの人面白いと思われたいっていう意識がすっごい強いから、面白い物が作りたいっていう事と、後は思い出?あの時これ聴いてたとか、これ聴いたらあの時思い出すとか、懐古主義的だけど思い出的な物?あと1つ。

ふうらいぼ:とりあえず対人関係がないと曲が成り立たないというか。誰かに対して何かを思って作ったりするから、ひとりで完結は出来ない。それかな?人との関わりみたいな物は常に無いと駄目です。まだまだ弱いです。

中島:楽しさかな?楽しいっていう事。聴いてても作ってても楽しいし、聴いてて楽しむものが出来たら良いなとも思うし。明日もこれ聴きたい、明日どっか行く時にこれ聴こうみたいに思ってもらえるような物が作りたい。楽しさかな。

ふうらいぼ:あふれてるよ(笑) すげー楽しい。その点ではバリバリ。

IMG_0438

——ありがとうございます。次ですね、お2人は交流も長いと思うんですが、今まで聴いた事が無い事で実はこれ聴きたかったみたいなが事あればお互いに質問しあって頂けますか?

中島:理想の状態でどういう状態かとかある?

ふうらいぼ:音楽で食べていってる。なんか夢みたいな物があるけど、欲言えばそこにちゃんとした家庭も持ってて子供もいて、俺は子供が大きくなったらギター渡したいっていう。

中島:そういうの!そういうの!子供が大きくなったギター渡して、その隣の家の人の子供とバンド組むみたいなそういう理想。

ふうらいぼ:それは一杯あるよ。ちゃんとスタジオで家族でバンド組むとか。自宅の地下にスタジオ作りたい。

中島:それはみんな思う(笑)

ふうらいぼ:それは1つある。地下にスタジオ。家族でバンド組みたい。

中島:それは場所はどこでもいいの?都会が良いとかさ、今住んでるとこでも良いとか。

ふうらいぼ:埼玉が良い!群馬も帰れるし東京行けるしっていう。

中島:そっか確かにバランス良さそう。

ふうらいぼ:一番静かそう。そういうのが理想の状態かな。

中島:オッケー!

ふうらいぼ:俺が中島くんのに質問。どこまで何をどんな事聴いていい?

中島:何でもNGなんかないよ。失う物なんてない(笑)

ふうらいぼ:どんな事でもいいんですよね?

中島:何でもいいよ。

ふうらいぼ:高校の時って共学?

中島:共学。男子校だっけ?
共学はね、たぶん男子校の人からしたら最高に見えるんだろうなぁとは思ってた。

ふうらいぼ:共学の素晴らしいエピソードを1つ教えてください。男子校の俺に。

中島:そんな僕浮いた話があるような健全な子ではなかったからアレだけど(笑) 男子校って文化祭とかあるんだっけ?どんな感じ? ほとんど変わんないとは思うんだけど。本当にベタな話だけど、文化祭の準備とかで帰りいつまで残ってやるかみたいな事を、1人2人帰り始め日も暮れて、僕は帰宅部だったんだけど部活とか入ってなくて、そもそも夜になってる状況っていうのが珍しい、そういう時に文化祭の準備とかすんのはやっぱり楽しいよね(笑)

ふうらいぼ:うわぁそんな全くなかった男しかいなかった。

中島:逆に男子校のそういうのに憧れてた。これは行った事ないからなんだけど、野郎っぽくてうらやましかったというか。

ふうらいぼ:野郎しかいないよ!

中島:野郎感が羨ましかった。

ふうらいぼ:そうなんかなすげー俺共学羨ましかった。

中島:聴きたい事はその共学の(笑) 僕はそんなのか。

ふうらいぼ:いざ言われるとさ難しいよね。

中島:YouTubeの話はなんか危険(笑) 

ふうらいぼ:ギターは何がきっかけなんだっけ?

中島:ギターは兄貴がアコギをやり始めて、僕が小学6年ぐらいの時に兄ちゃんがアコギを始めたから、それで格好良いから俺もって、やって始めたのが最初中学校1年くらいの時かな?今思えば音楽めっちゃ好きかって言われるとそういう子じゃなかったから、なんとなく格好良いから始めたみたいな感じで始めたかな。

ふうらいぼ:一番好きなギタリストは?

中島:相対性理論の永井聖一さんがすごい好き。格好良いなと思う。

ふうらいぼ:ルーツというかギターテクニックが非常に。

中島:いやそんな(笑)

ふうらいぼ:ギター上手いなってずっと思ってた。どっから来てるのかなって。

——最後なんですけども、今までにボーカロイドの曲を含め楽曲を色々と発表してきていると思うんですけれども、それぞれ自分の音楽の売りというか、こういうところ聴いてほしいみたいなメッセージを頂いていいですか。

ふうらいぼ:自分の中で基本的に曲を作る時に、歌詞を書いてメロディーを考えて、コードをつけてっていうケースが比較的多いんですけど、結構入念に言葉を選んで歌詞を作ってる部分が多いんで、その辺をちょっとよく見て頂けたら非常にありがたい。あんまりストレートな歌詞っていうのが得意な方ではないんで、色々言葉を選ぶのにかなり細心の注意を払ってます。最適な音をそれに合わせられるようにいつも作っております。

中島:楽しいよりかは切ない物がすごい好きだから、自分でもよくあるんだけど、「あの時これ聴いてたな」とか、「あの時のあれ思い出すな」みたいなのの正解を作りたい、ちょっと懐かしいけど明日もがんばろうみたいな気持ちになってくれるような物を。思い出も大事だけど今も大事だってなってくれるようなそんなのを作って、聴いてもらってそう思ってもらえたらって。誰かの思い出になりたいなって思うので、僕の曲を聴いてちょっと寂しいけど頑張ろう、そういう風な気持ちになってくれたら嬉しいです。

——他何かありますか?

中島:なんかある?

ふうらいぼ:とりあえずお互い頑張ろうって事で(笑)
お互い良い曲を作れるように。

中島:一緒に頑張ってできたら良いなっていうの。

ふうらいぼ:また曲を作りたい。

中島:そうそれがある。また曲を作りたい。

ふうらいぼ:一回ちょっと作って、仕切り直し。

中島:何年か経った上でもう一度2人で作れる物を作ってみたいなっていうのはあるかな。

ふうらいぼ:また作った曲を聴かせたいと思います。

——2人で?

ふうらいぼ:はい、2人で。

——楽しみにしております!今日はありがとうございました。

一同:ありがとうございました。

ふうらいぼ – the land of demise

中島宏士 – ライムライト

ふうらいぼ・クロジ(中島宏士) – pastel world

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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