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ハイロック的音楽のすすめ Vol.11 – 音だけで選ぶことなかれ、ハイロック的価値のあるヘッドホン

今回の「ハイロック的音楽のすすめ」では僕のお気に入りのヘッドホン(イヤホン)たちを紹介したいと思う。
ヘッドホンと言えば、言わずもがな音を聞く道具。すなわち価値基準のたいていは音質のクオリティーにあるだろう。
だが今回はそんなのは全く無視してハイロック的価値のあるヘッドホンを紹介しようと思っている。

まずは一番最近手に入れたヘッドホン

TOON WORKSHOP THP-01
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フィギュアメーカーが本気で作ったヘッドホンを見よ!とばかりにみごとな変形を決めてくれるトランスフォーム・ヘッドフォン。もうここまでみごとだと音が出なくてもいいんじゃないかとさえ思ってしまう。DJ用などでも伸縮するものはよくあるけれど、ここまでパーツがぎっちり重なりあってほぼ真四角な状態になるものは見たことがない。最も驚かされたのは可変時の精巧な機構。ガシャンガシャンと実際に手で動かしたときの感触が異常なほど気持ちがいい。質の高い高価なおもちゃでも触っているかのようだ。

この映像を見てもらえればその気持ち良さが伝わるはずだ。ルービックキューブの名人がカシャカシャと手遊びしている感じにも似ている。

EOps NOISEZERO O2+
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僕が持っているヘッドホンの中でも最も地味でこれと言って大きな特徴もないものなんだけれども、僕の中では最も理想に近いヘッドホンかもしれない。いい意味で「製品」になりきってないDIYのようなデザイン、サイズ感、素材とどれをとっても僕好み。最近のガジェットはどうにも厚化粧なものが多いのでこういうすっぴん美人を見つけるのが逆に一苦労だ。

LUXA2 Lavi S
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見た目はスタイリッシュなBluetooth対応ワイヤレスヘッドホン。しかしその実態は裏機能として両サイドのハウジングに外部出力を備えたワイヤレススピーカー。簡単に言えばスピーカーになっちゃうヘッドホン。最初は冗談半分で使い始めたもののこれが意外と役に立つ。移動中一人で音楽を聞いていて、目的地で友人と合流し、ワイワイと音楽を聞く、このシュチュエーションが予想以上に多かった。

SONY XBA-BT75
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これぞソニーといべきプロダクト。お気に入りのポイントはちょっと癖のある形状。耳への装着の仕方がちょっと特殊で最初は戸惑ってしまうのだけれど、3日もすると慣れて逆にその動作が気持ち良さに変わってくる。付けるのが上手な人を見るとかっこいいと思ってしまう。(まだ見たことないけど笑)。それから、、ケースも最高にいい。充電器にもなっていて収納している間に勝手に充電してくれる。収まりもかなりよくて、こういうドッキングの妙はソニーっぽいなぁと思う。

PARROT Zik
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初代からずっと追いかけているシリーズのヘッドホン。黄色がバージョン2でクロコダイルのほうがバージョン3。大好きなプロダクトデザイナー、フィリップ・スタルクのデザイン。金属のアーム部分の形状がいい。スタルクの真骨頂とも言える有機的な曲線美が魅力だ。もうそれだけで僕にとっては価値のあるものではあるが、最大の売りは精度の高いタッチパネル。イヤーカップ表面がタッチセンサーになっていて指先でなぞると、音量調整や曲の先送りができ、頭から外すと曲が止まるという超ハイテクヘッドホン。

SONY DR-BT22
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すでに廃盤になってしまっているので欲しくても買えない。スペアでもう一台買っておけばよかったなぁ。元々手のひらに乗るようなものなんだけど、折り畳みのギミックが付いている。当時はきっと安価版のモデルとして開発されたのだろう、いい意味で安っぽいプラスチックが最高。今のモノは変に装飾的でパールだのツヤだの、メッキだの。ギラギラで食指がまったく動かない。

Apple EarPods
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iPhone買うとおまけで付いてくるイヤホン。いやいや、これかなりかっこいいぞ。まったく馬鹿にできない、どころかMY BEST 3に入るイヤホンだ。アップルが3年をかけて600人以上の耳でテストし124個のプロトタイプを作って完成したという。付け心地が悪いって人もいるんだけど自分の耳穴にはぴったり。こんなシンプルでスペーシーなデザインのイヤホンは他にない。最高なものは意外と近くにあるもんだ。

というわけでハイロックが独断と偏見で選んだヘッドホン特集。
音を聞く道具だからと言って価値基準はそこだけじゃない。ヘッドホンに限らず、何かモノを選ぶときのヒントになればこれ幸い。
では、また来月!

ハイロック

ハイロックメディアクリエイター

投稿者の過去記事

Fresh News Delivery 管理人
アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。人気サイトFresh News Delivery、ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。2014年、渋谷にLIL’RIRE CAFEをオープン。カフェでの新しいメディア表現を企画。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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