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杉山裕紀 – 悩ましき日々 Vol.4

こんにちは、お元気ですか?杉山です。
年が明けて風もまだまだ冷たいですが、皆さん風邪などひいていませんか?
僕は今年一年を【飛躍の年】にしてやろうと目論んでいるのですが、先日立ち寄った静岡の浅間大社で見た僕の「今年の運気的なもの一覧」みたいなものには【八方塞り】と書いておりました。出鼻を思いっきりくじかれた様な気分になりましたが、気にしたら負けだと思うので今年もやるべき事を着実にこなしていこうと思う次第です。
厄年とか凶とか大吉とか色々あるとは思うけど、気にし過ぎないように貴方の思うままに伸び伸びと一年を過ごしてくれる事を願います。

話は変わるけれど、僕は寒い日でも窓を開けるのが好きだ。
それが晴れの日だと尚更に好きだ。
冷たい空気と陽の光の柔らかい温かさを感じるのが心地いいからだ。
昔から閉めきられた空間というのがどうも苦手で、冬場に車を運転していても窓をあける癖がある。同乗者には申し訳ないと思うけどあの、何て言えばいいのか、何か大きなことを成し遂げた後の様な。昔【ショーシャンクの空に】を見た時の様な爽快感が全身を駆け巡るのだ。

日常で僕は、自分を一つの芝居の役者として見ることが多くある。一人で歩いている時、電車に乗って移動している時、その時々で自分が今おかれている現状を頭の中で脚色してそれに合わせて自分自身を演出する。可笑しいかもしれないが、これも昔からの僕の癖だ。
音楽はその作業に必要不可欠な要素であって、これが有るのと無いのとでは芝居は大きく変わってくる。
天気のいい日にはBUMP OF CHICKENを聴いて階段を上るし、雨の日には傘を差してBEATLESのYesterdayを聴きながら煙草を吸う。
何もない時間でも音楽と想像力さえあればその場を舞台にできる。以前自分にとっての音楽について書いたことがあったけど、僕にとって音楽は幼い頃からそういうものだったしきっとこれからもそうあり続けるのだと思う。

こう改めて自分の行動を文字にしてみると、何だか自分がナルシズムに溢れた人間の様に思えてくる(実際他人にはそう映るだろう)けど、これ、ほんとにそういうのじゃなくて。僕は僕自身の事を嫌いとまでは言わないけれど、どちらかと言えば好きではない方だ。
だからこそイヤホンを深く耳に差して音楽で自分を演出して、自分を自分ではない場所に置いてくる訳で。
あぁ、なんだかこれはこれで凄くマイナスなイメージが残りそうだ……。いや、そうじゃない。そうじゃなくて鼓舞するというか、自信のない自分を前に押し進める為のカンフルみたいな物だ。そう、音楽は僕のカンフル剤だ!!

音楽は想像力をかきたてる。
頭で作った舞台を音楽で演出して、自分がいまその舞台に立っていると考えるのが堪らなく楽しい。一つのMVに出ているような、そんな感覚。
『好きなアーティストのMVに出たい』みたいな思いは多分にあるけれど、ひとまずは目の前に迫った(現実の)舞台にしっかりと取り組まなければ。

という事で少し告知です。二月の末に舞台に出ます。詳細はまだここでハッキリとは書けませんが、出ます。これは自信あります。出ます、マジで。
今のところ詳細な告知が出来ないので、その辺はツイッターの方で追々させてもらうことになりますが、次回の記事にもちゃんと書きますのでどうかこれを読んだ方、興味があれば是非、僕のツイッターにご一報をお待ちしております。

何だか告知の為の壮大な前フリみたいになった今回ですが、断じて違います。これはこれ、それはそれです。
ただ正直に言わせてもらうと今、安堵に似た爽快感を覚えています。
例えるなら、そう、窓を開けて車を走らせている時の様な。あるいはショーシャンク刑務所から脱獄したアンドリュー・デュフレーンの様な。
二月末、劇場でお会いしましょう。
ではまた。

杉山 裕紀

杉山 裕紀舞台俳優

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フリーの役者をしながら何とか毎日を消費している人。
普段は舞台を中心に活動しているが、声がかかれば映像の仕事にも参加。

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