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[Interview] コアラモード. – 待望のファースト・アルバム、リリース記念ロングインタビュー!

今回は2月8日に、本当に待望のファーストアルバムをリリースするコアラモード.さんにインタビューを行ってきた。
デビューから2年弱の活動が凝縮された素晴らしいアルバムのリリースを目前に控え、アルバムやこれまでの活動に対する様々な想いを語ってもらえたと思う。是非、このインタビューを読んでコアラモード.をより深く知って頂き、アルバムを手にとってもらいたい。
音楽やリスナーに対して本当に真摯な姿勢で活動を行っている彼らは、とても柔らかい印象の相性の良いユニットだと思った。きっと、以下彼らの言葉にもそんな雰囲気が溢れているのではないかと思う。


邑田航平(Optimanotes編集長)

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2月8日にリリースするファーストアルバム「COALAMODE.」を早速拝聴させて頂きました。キャッチフレーズにもあるように本当にカラフルで爽やかな良いアルバムだと思いました。デビューから2年弱という事でリスナーの方々が本当に待ちに待った「待望の」という言葉が相応しいアルバムだと思いますが、今作を完成されて発売を待つだけの状態の今、お2人の気持ちをお伺い出来ればと思うんですけれども。

あんにゅ:もちろんCDの音源は出来上っていて、発売までカウントダウンに向けてすごい張り切っているという気持なんですけど早く聴かせたくてしょうがなく、もどかしい気持ちです。

小幡:そうですね「COALAMODE.」っていうのは僕らの名前をそのまま冠したアルバムになっていますので、コアラモード.のこれまでが凝縮されたような、僕らの名刺変わりになるようなそういう作品が出来たのでより多くの人に届けたいなっていう思いでリリースを今か今かと待っています。

本当に今気合いが入っていつつ、早く出て欲しいっていうもどかしさを感じているっていう状態ですね。

あんにゅ:皆の感想早く聴きたいなとか、そんな気持ちです。

2015年2月に「七色シンフォニー」でデビューしてから、今作まで約2年経ってますがその間お2人の中で色々変った部分もあるかなと思っていたんですけれども、1番この2年間アルバムが出るまでの間で変化した部分ってどんな部分だと思いますか?

あんにゅ:ほとんど変化してるんじゃない?まずこんなに喋れなかったよね(笑)

小幡:本当に1年目は右も左も分からずに、音楽業界の仕組みとかももちろんそうなんですけど、僕らのCDがどうやって作られてどういう風に世の中に出て行って、キャンペーンとかってどういう場所を回ってとか知らないことがたくさんありました。言うなれば新入社員のような社会人1年目みたいな感じで。なんですけど、少しずつ周りを見渡しながら今コアラモード.はこういう風な見られ方をしているんだなとか、そういうものがだんだん客観的に見えるようになってきて。周りがちょっとずつ見えるようになってきたっていう事もそうなんですけど。あとは音楽制作の部分で色んな大先輩の方とか、制作を一緒にやらせて頂いたり、あるいはステージで共演させて頂いたりっていう機会が本当に恵まれているなって思う事が多くあったので、やっぱり音楽的な成長みたいな部分も 15曲の中で出ているんじゃないかなって思ってますね。

デビュー曲「七色シンフォニー」がこちらはアニメ「四月は君の嘘」のオープニング曲でもありましたが、私もアニメを見ておりまして、アニメ自体が音楽をテーマにしたアニメだったという事で、オープニング曲が音楽繋がりのアニメでデビューするって言う時にどんな気持ちだったかっていうのを今振り返ってみてお伺いしたいなと。

小幡:音楽が題材になっているっていうのももちろん意識はしましたけど、そもそも僕等漫画を読んでいて、好きな作品だったのでこの作品のオープニングとして使って頂けるっていう、作品の内容どうこうよりただ一読者として嬉しかったというか。

あんにゅ:特に音楽の作品だからと言って、歌詞の1部にチャイコフスキーが入っていたり、あっちゃこっちゃあるかもしれないですけど、そこまですごい意識した訳でもなく、自分達も納得してアニメにも良い影響が与えられる曲はどうやって作れるかなみたいな風にすごい考えて、この曲はサビが何パターンもありまして、ありすぎてどれが良いのかもお互い聴きながら分からなくなってくるくらい色々試しましたかね。

小幡:この「七色シンフォニー」っていう曲で僕らの事を知って下さる方はすごく多かったので、素晴らしいアニメで使って頂いたので、音楽っていう部分で親和性も結果的に強く映ったかもしれないですし、例えば僕は眼鏡をして白いシャツで演奏していたんですけど、公生君っていう主人公の子に寄せたみたいに言われる事もあったり、寄せたつもりはないんですけど(笑)。でもやっぱり君嘘の「七色シンフォニー」のコアラモード.って認識されている方もすごい多いので、そういう意味で色んな方との出会いをくれた曲だなと思いますね。

セカンドシングル「Dan Dan Dan」こちらはスキマスイッチの常田さんが参加されておりますが、その際に何か先輩の方から受けた刺激だったり学んだ部分があれば教えて頂けるでしょうか?

小幡:本当に刺激しかなかったですね。

あんにゅ:まず私達はスキマスイッチさんを聴いて育ってきているので、その方が同じ部屋にいるっていう状況がありえないって言うくらいド緊張していましたし、一緒に制作をする事になってからも常田さんがスタジオに入ってこられた時の第一声「おはようございます」とか、「こんにちは」とか、そういう言葉だけでも空気がすごく変わるんですね。その存在感とリーダー力みたいな部分ですごく勉強させられましたし、小幡さんもアレンジ的な部分でも。

小幡:そうですね。お迎えするにあたって音楽的な事をすごくアドバイスしてくださいました、そういうものを僕らもすごく望んでいました。 “俺達はこうやってレコーディングをしてきたよ”って2人組ユニットの大先輩として、教えてもらいつつ、歌詞に関するアドバイスも沢山頂きました。サウンドプロデューサー気質の方でありながら、もちろん作詞作曲家でもあるので、歌詞に対するアプローチが明快で、すごく分かりやすかったです。こういう風な制作方法もあるって沢山教えて頂きましたね。

あんにゅ:今までコアラモードは 2枚目のシングル「Dan Dan Dan」を出すまでこういった制作方法はしたことがなかったので、そういう意味でも。スキマスイッチのライブサポートメンバーの方がレコーディングに参加してくださって、村石雅行さん、種子田健さん、石成正人さん、あとパーカッションの松本智也さん。

あんにゅ:とっても豪華なレコーディングをディレクションしましたね。

小幡:大緊張しながらやったんですけど、本当に音楽的な成長のターニングポイントでしたね。

そこで色々学んだ事がその後作っていく作品にはすごく影響が色濃く出ているっていう感じでしょうかね。

あんにゅ:完全にものすごく影響を受けています。

小幡:どの曲にしてもそうですね。曲作りの沢山良い言葉をもらったよね。

あんにゅ:それを言って(笑)

小幡:「名曲は一朝一夕じゃ出来ないよ」とか、当たり前の事ではあるんですけど、10何年とやられてきている大先輩たからこその言葉の重みがあるし、それを直接言って頂けるっているのは一後輩として本当に嬉しかったですね。

今作はさすがに2年経っているだけあって15曲入りというかなりボリューム感のあるアルバムだなと思うんですけれども、それぞれ1番思い入れのある楽曲を選ぶとしたらどの曲でしょうか?理由も添えてお伺い出来ればなと。

小幡:10曲目に入っている「碧空の下~flower of youth~」っていう曲は「Dan Dan Dan」というセカンドシングルのカップリングに入った曲なんですけど、この曲は2015年にtvkの高校野球の中継応援ソングで使って頂きました。僕は野球をやっていた訳じゃないんですけど、野球がテーマの曲になってます。僕が軽音楽部で青春を過ごしていて、その頃にどういう風な将来像を夢見て、どういう風に仲間と繋がって、未来を見ていたかなって、そういう10代の頃の青春の描写が書けました。自分の中で大切な曲としてあったんですけど、最初、この曲はアルバムに入る予定なかったんですね。なんですけど、僕の中で思い入れの強い楽曲であったし、「海」っていう曲との繋がりも良いから最後の最後で入れることになりました。結果的にこの曲の持っている、エモーショナルさやエネルギーがアルバムの1つのポイントかなって自分では思ってます。

あんにゅ:「碧空の下~flower of youth~」は、この曲をリピートで聴きながら散歩に出かけたっきり帰って来なくなるっていうくらい小幡さんのお気に入りの曲なんですよ。もちろん私も大好きな曲で、入れて良かったなと思っています。私は「未来」っていう15曲目がすごく思い入れのある曲で、この曲は元々コアラモード.のインディーズ(新星堂限定販売)シングル「メモリーズ」の4曲目に収録されている曲なんですよ。この曲は私が作った曲なんですけど、初めは歌詞がちょっと投げやりな部分があって色々話し合っていく中で“覚悟ならば できてるんだ”っていう前向きな未来をイメージ出来る歌詞に変えようっていう風になって、変えたんですけど、その頃の私は自信や覚悟がなかなか出来てるぞと言い切れる程出来ていなくて、その不安な気持ちの中レコーディングしたので、すごく複雑な、上手く歌いたいけど歌えないみたいな葛藤がその時にあって。もちろんその時に出来る限りの音源を残したと思っているんですけど。それから2年間、この曲をライブで人であったりバンドであったりとたくさん歌ってきて、曲がすごく成長してきて、それと一緒に私も少しずつ覚悟が出来るようになってきたんですね。それは色んな人達が自分の音楽をちゃんと聴いてくれている・届けられている っていう自信であったり、今まではステージに立つのが自信がなくてヘコヘコしてたんですけど、自信を持って、皆の前でちゃんと歌えているって言う自分の姿があったり、多くのミュージシャンの方に勉強させて頂いたりとかの、色んな経験が合わさって出来たことなんだと思います。なので、アルバムをリリースできるっていうタイミングで今の自分達の音で「未来」っていう曲を録り直したいって思いました。この2年間で歌詞をもっと聴かせるにはどうしたら良いんだろうって、歌もテンポ感もライブを重ねていく中で変わってきた今の私達の「未来」っていうものを録りたいっていう気持ちで録り直した曲なので、すごく思い入れがありますね。この「未来」は、またこれからも変わっていくんだろうなっていう、一緒に成長していける1曲です。

今回「未来」なんですけど、ミュージックビデオでたまたま雪も降った日に撮影されたという・・・

あんにゅ:そうなんですよ。11月に都心に初雪が降ったのは50何年ぶりでしたっけ?

54年ぶりとかですかね。都心に雪が降った時に(笑)

小幡:撮影日が決まって撮影日は雨っぽいねー、雨かーって話していたら前日に雪っぽいって(笑)こうなったら雪を生かして。

せっかくだから雪を生かして。

小幡:幸いきれいに振ってくれたので雪が。本当に寒かったですけどね。

あんにゅ:朝も早くて、すごく寒くて凍えてたんですけど。それもまた気持ちが引き締まる思いで撮影をさせて頂きましたね。

小幡:そういうものも相まってすごくエネルギーのあるミュージックビデオになったなって出来上がったものを見て思いましたね。

そこらへんも含めてすごく不思議な運命のある楽曲な気はしますよね。

小幡:54年ぶりと言われると。

あんにゅ:よく降ってくれたなっていう。でもそれをプラスに捉えて監督さんもとっても素敵な映像を撮って下さいました。監督さんがすごく曲を聴き込んでこんで私達の思いをどうやったら映像に出来るかなってすごい考えて作って下さいました。本当に良い映像が出来たので見て頂けたら嬉しいなと思ってます。

今回のアルバムを制作するにあたって、1番楽しかった点と逆に1番苦労した点についてお伺い出来ればなと思います。

小幡:「未来」のレコーディングは僕にとってもすごく音楽的にメモリアルな出来事だったですね。セッションミュージシャンに錚々たるドラムに村石雅行さん、ギターに佐藤大剛さん、ベースに浜崎賢太さん、ストリングスもいつもお願いしている門脇大輔さんなんですけど、コアラモード.のレコーディングで普段僕がマルチプレイヤーって形でやってるのも大きくて多重録音で1つの楽器ずつレコーディングしていく事が多いんですけど、この曲を録るにあたっては僕がピアノを弾いて錚々たるセッションミュージシャンの方々と「せーの」で演奏するっていう緊張もありながら、2年間分の積み重ね・経験をこのレコーディングの日に1通りぶつける事が出来た気がします。ストリングアレンジも出来るようになって、弦のアレンジも直し無く「これでお願いします」って言う風にストリングスのセクションの皆さんにお願いして、すごくミュージシャンとして2年間やってきた事が1つこうやって素晴らしい作品になりました。この日の夜とか興奮して眠れなかったくらい本当に嬉しかったですね(笑)楽しかったですね。

あんにゅ:村石さんが「良い曲だ」って言ってくれたのがすごく嬉しかった。今までも数え切れない程の曲を演奏してきた大先輩の言葉っていうのは貴重でありすごく印象に残っていますね。嬉しい言葉でした。

小幡:僕が苦労したのは曲順ですね。曲順決めは苦労しましたし、この「碧空の下~flower of youth~」を入れる入れないって言う部分も苦労しましたし、でも結果的に色んな歌詞の中の言葉のリンクだったり曲と曲の繋がりもストーリーだったり、そういうものが出ている曲順になったんじゃないかと僕は思いました。

あんにゅ:楽しいと同時に大変な事もありますけど、「みんなのバス」っていう4曲目に入っている曲は、もちろんサウンドも愉快であり歌詞も愉快なんですけど、小幡さんが珍しく歌を歌ったり、どれだけ遊べるかみたいな事をしている時は純粋に楽しかったですね。色々アイデアを出しながら音を積み重ねているって言う。レコーディング楽しくない?

小幡:うん、そうだね。どのレコーディングも。そもそもレコーディングが好きかもね我々は。

あんにゅ:歌を歌う日に上手くいかない時は、すごく辛く泣き出しそうになるくらい悔しくなるんですけど、1個1個の曲のレコーディングが今の自分の挑戦みたいな感じがしてて、ここの歌詞はこう言う風に歌おうって思ってたけど、裏目に出ないと良いなとか、そういうこともすごく楽しみでレコーディングをさせてもらいましたね。あと苦しかった事は共作ですね。コアラモード.は2人とも作詞作曲するんですけど、もちろん1人で全部作った曲も入っていますが、2人で作る曲もあるんですね。2人で作る曲っていうのは、やっぱり違う人間なので全然違う事を言うじゃないですか。さらに相談した人達も違う事を言ったりするじゃないですか。訳が分からなくなるっていうか、どれが正しいのかっていうのは結局無いので自分がどうしても好きだったら押し通すし、でも自分が分からなかったら人の意見を取り入れようとするし、皆「うーん」って言ってる時もあるし。このアルバムでも「損得感情」であったり「みんなのバス」色々あるんですけど、日々難しなと思いましたね。

小幡:僕は共作が辛かったってそんなに思わない(笑)お互い違う人間で違う意見があって悪くしようと思って言ってる訳では絶対ないんで。良くしようと思っているからこそぶつかる事もあるみたいな。

あんにゅ:そうなんですよね、だから良くしようと言っている中、でも自分のつめ跡も残したいし、でもそっちの想いもすごく分かるとか別に怒ってけんかするとかはないんですけど、こんな意外な歌詞を入れるの?とか。でも歌ってみたら意外と合ってたとか、良い発見もありながら勉強させられる。そしてすごく考えるので集中力も使うし時間もかかるんですけど共作ならではの面白さもあり難しさもあり、でも結果はすごく面白い作品が出来ているなっていう現実があり、やっぱりアルバムを作る時に私は共作っていう部分で結構苦戦しましたね。

今の話に繋がるんですけど、コアラモード.はお2人とも詩曲を書かれますが、楽曲を制作する際に1番大事にしている所はそれぞれどんな所を1番大切にしておりますでしょうか?

小幡:例えば「碧空の下~flower of youth~」っていう曲にさっきも触れましたが、僕自身のパーソナルな経験だったり、もちろん野球やっていなかったけど野球っていうテーマがついていたり、そういうフィクションな部分は大いにあるんですけど、自分を投影しているような曲だったりっていう僕が作詞する場合は大いにそういう場合があるんですけど、あんにゅっていうボーカルがいるユニットである以上は、その曲をあんにゅが歌ってやっぱりしっくりこなきゃいけない。結局どんなにフレーズ的に良い歌詞・面白い言葉の並びとかが出来ても歌モノである以上はボーカルが絶対なので、ボーカルの無い歌モノなんて価値がないと思っているので

あんにゅ:そこまで…(笑)

小幡:歌モノだからさ。やっぱり実際に歌ってもらった時のハマりだったり、結局2ステップ必要なんですよね、自分の場合は。自分から出てきたものを歌って貰って、あ!こうなるんだ、じゃあどうしようみたいな。その2段階目っていうものをすごい大事にしてますね。

あんにゅ:何となく意識しているのは、自分個人としてはあまり押しつけがましくない曲を作りたいなと思っています。例えば自分の曲だった場合「未来」っていう曲も自分の人生と重ねて歌う部分があるんですけど、それが逆に聴く人にとってうっとうしく思われないかな、とか勝手にしろよって思う場合もある訳じゃないですか。もしくは、私も頑張って歌ってるからその頑張っている想いで自分も頑張ろうと思うようになったっていう人もいるかもしれない。そのバランスをすごく考えながら歌ってますね。自分・自分って出過ぎてしまうと、それはまた違うのかなって。やっぱり聴いてくれた人がもしかしたら自分・自分っていう曲もあって、それも良い場合もあるかもしれないんですけど、聴いてくれた人が心地良いなとか頑張ろうとかプラスなエネルギーを感じてもらえるようなつくりにしようっていう風には考えてますね。

楽曲を制作する時どういった時に歌詞出ったりメロディだったりが浮かぶ事が多いでしょうか?

あんにゅ:お風呂ですね。お風呂に入ると大体歌っているんですけど。お風呂でメロディと歌詞が同時に降ってくる事が多くて。そのたびにいつも携帯電話をすごく近くに置いておいてすぐに出て録れるようにしてあります。鼻歌みたいな形で生まれる事が多いですね。そこからコードを付けてっていう感じですね。

小幡:僕らは結構作り方が正反対なところがあって、あんにゅは今の話のとおり感覚型なんですよ。ふわっと降ってくるタイプなんですけど。僕は降ってこないんですよね(笑) 鍵盤の前でじゃあ作ろう、ギターの場合もあるんですけど。作ろうって机に座って作り始めるタイプなので。閃くとか降ってくるっていうよりは歌詞を書く場合もそうなんですけど、考えて絞り出すみたいな(笑)そういうスタンスです。あの曲はこうだったなってそこで記憶の編集とかしながら作っていく感じですね。片方が作れない時とかはユニットとしてはバランスが取れているのかなと思います。感覚型とは違って割とどんな状態でも作ろうと思えば作れる。

あんにゅ:すごく心強いですね本当に。

小幡:逆に1週間頑張って作ったものを感覚の数分で越えてくる場合もあります。「なんだよ!」って(笑)

悔しい(笑)

小幡:結構だからそういう意味ではバランスはとれているかも知れないですね。

次にアレンジについて、基本的には小幡が恐らくリードしていっているのかなと思っているんですけれども、あんにゅさんの方はアレンジに対してアイデア出しなどはするんでしょうか?

あんにゅ:曲によりますかねー。

小幡:結構する方だと思いますよ。例えば浮かんだメロディを表現するって言う、結構頭の中でアレンジが鳴っているタイプだと思うので。イントロを作ったらそうじゃないとか言われる事もありますし。

あんにゅ:言うのは簡単なんですけどね(笑) 説明するのが難しかったりして。

小幡:それを例えば僕が音譜に書くっていう事が出来るので、あんにゅがふわっと歌ったフレーズみたいなものを音符にしたり打ち込んだりしてこういう事?って言ってやりとりをしてます。

あんにゅ:特に自分1人で作りきった曲に関しては、すごく気になっちゃうので、気になる部分は言いますね(笑) 言いますけど、逆に「豆の木」っていう3曲目に入っている曲もっと私は素朴なアレンジをイメージしてたんですけど、結構勢いがある突きぬけた系のイントロが来たので、最初びっくりしたんですね。したんですけど、何度か聴いている内になんでこうなったんだっていうのが分かってきて、これはこれで自分が頭の中にイメージしていた曲より華やかになり、とっても心地が良いので良いなって思う時もあります。だからそんなにこれじゃなきゃいけない!っていうのではなくてコアラモード.としてのアレンジを安心してお願いしてます。

そこら辺はユニットとして良さが出ている部分でもあるんですかね。

あんにゅ:これはそうだね。

小幡:アレンジは分業もしつつ、やっぱりそれに客観的に口出ししてもらう事も大事だと思っているんで。基本的に委ねて任してもらいつつ、そこはバランスが取れているのかなと思いますね。

次に、小幡さんに質問したいんですけど、制作環境についてプリプロ的なものだったりデモ作りっていうのを恐らくご自宅とかでもされると思うんですけども、制作活動の中でこれだけは外せないっていう音楽機材があれば教えて頂きたいなと。後その理由を。

小幡:パソコンって答えよりもちょっと掘り下げた方が良いですか?

掘り下げた方が良いです(笑)パソコンの中のこのソフトみたいな。

小幡:結構マニアックで良いんですね。じゃあ結構掘り下げます(笑)制作では、 Cubaseを使っています。コアラモード.のレコーディングで、自分のアレンジワークで、もうちょっとエレキギターを良い音で録りたいなってずっと思っていたんです。基本的に防音設備のしっかりしたスタジオではないので、アンプを大きな音量で鳴らし十分にサウンドさせた状態で録ることは、住宅環境的にもNGでした。そこでKemperっていう、ギターのアンプシミュレーターであり、アンプをアナライズしてプロファイリング出来るっていう機材を去年の後半に導入して、それからギターの音が見違える程良くなりました。ベースでも使っています。コアラモード.の曲は基本的にギターとベースが入っているので、例えばシンセ的な楽器はプラグインだったり、それこそハードのシンセでもいっぱい良いのがあるんですけど、生楽器を宅録レベルで向上させるっていう意味では、全ての宅録している人やギター弾く人が導入した方が良いんじゃないの?って僕は思ってるくらい、すごい発明品だと感じています。

それはソフトウエアですか?

小幡:いわゆるハードのシミュレーターで。色んなサイズがあるんですけどパワーアンプを積んでいるタイプとか。パワーアンプ積んでいるタイプだとスタジオに持って行ってアンプのキャビネットと繋いで実際のアンプヘッドとしても使えるっていう。色んな方が使われていますね今は。「え!」っていう海外の著名なミュージシャンの方とかも。僕は日本でも、当時JUDY AND MARYのTAKUYAさんが使っているのを見て「あ!これほしい」と思ったんですけど、そっからですね。
次に音楽的な影響に関してなんですけれども、お2人が音楽を始めるきっかけについて簡単にお伺い出来ればなと思っております。

小幡:僕は最初ドラムから入りました。小学校の合奏の時間にドラムを叩く機会があってすごく楽しくて。そこからバンドっていうものに興味を持って、ラルクアンシエルが最初だったんですけど、ベースっていう楽器はこういう音が出るんだとかそういう楽器の役割を学んでいきました。自分のパソコンを持ってからはフリーの作曲ソフトとかダウンロードしてそこで編曲も始めるようになって。時代が進むにつれてインターフェイスとかも手に入りやすくなって、自分で宅録で多重録音を見てやっていくようになりました。

あんにゅ:どこから始めたかはよく分からないんですけど、本当に小さい時から歌う事が大好きでミュージカルを見るのも大好きでした。そんな中シンガーソングライターを意識したのは、小学生の時に親戚のおじさんにもらった荒井由実さんの頃の音源が入っているカセットテープがきっかけでした。ひこうき雲とかも入っていたんですけど、いつも寝る前にそれをかけていて、その曲を聴きながらすごく衝撃を受けてシンガーソングライターになりたいなって薄らと思っていました。それから中学2年生になった時にミスターチルドレンの桜井さんみたいになりたいってその時に憧れを持ってギターを始めました。

実際に始めたのは中学校に入ってからギターを持ち始めたっていうところから本格的にスタートした感じですかね。

あんにゅ:そうですねそのあたりからしっかり作詞をしようっていうのでノートに書き始めたりですかね。

次にライブについてお伺いしたいんですけれども、コアラモード.さんがライブで1番大切にしている事はどんな事でしょうか?

小幡:やっぱり1番はお客さんと一体になるっていう、すごくざっくり言うとそうなんですけど。MC1つにしても自分達がこれを言おうっていう事を正しく言う止まりじゃなくて、お客さんにいかに1人1人に語りかけるかって言うような、お客さんが1人1人に言ってるっていうこっちの精神で喋るとお客さんにとってもコアラモード.の僕らと何か話しているっていう感覚で聴いてもらえると良いなって思っています。

あんにゅ:身近に感じてもらいたいなって思いますね。

小幡:やっぱりライブにせっかく来て貰ってるから、一体感のあるライブを作りたいなってう思いで作ってますね。

あんにゅ:もちろんそういう一体感っていうのもあるんですけど、演奏で割と明るい曲が多くて爽やかに流れていくような曲もあるんですけど、そんな中でここだけは聴かせたい歌詞であったり、すごく感情が高ぶるポイントであったり自分で波を作りながら歌ったり、誰かの心をここで掴めたら良いなっていうここの歌詞が響いたら良いな。そういうつめ跡を残すじゃないですけど、そういう気持ちはありますね。それは個人としては大切にしています。

これは初めてインタビューさせて頂く方皆さんにお伺いしているんですけども、コアラモードさんを構成する要素は様々あると思うんですけれども、その中で1番重要だと思う三つの要素教えて下さい。

小幡:オーバーオールとメガネと…

あんにゅ:横浜。

横浜はそうかも知れないですよね。

小幡:…オーバーオール・メガネ・横浜じゃないですか?

あんにゅ: 雑じゃない?大丈夫?(笑) 分かりやすいですもんね。それでいきましょう。

真面目に答えるのもありだと思いますし、ジョークっぽく答えるのも全然ありだと思います。

あんにゅ:冗談っぽくオーバーオールとメガネと横浜でお願いします(笑)

小幡:僕もこっちも本体みたいに言われる事もあるので(笑)

メガネに話しかけるみたいな?(笑)

小幡:これがないとコアラモード.として僕は活動出来ないんで(笑)

今日現在の3つの要素ですね。次にコアラモードさんにこれから影響受ける方々にメッセージを頂きたいんですけれども、ファーストアルバムが今回ついにリリースという事でこれから知る方もいるでしょうし、既に知っていて待ち侘びている方も居ると思うんですけれども、コアラモードさんに影響を受けてミュージシャンになりたいみたいな方がきっとどんどん出てくると思うんですね。そういう方達に対して何か1言メッセージを頂けたら嬉しいです。

あんにゅ:自分が活動していてこんな事を言ったらあれですけど、根拠のない自信みたいなものが常にあったので、意外とそれは大切だったかもしれないなっていう風に思いますね。根拠のない自信って漠然としているように思えるんですけど、意外とすごく何をするにもその自信の為にどうにかしてやるみたいな気持ちがあって、なのでまず私達に憧れて何か挑戦しようと思っている人に…そんな偉そうな事言えないけどね。

小幡:根拠のない自信が大事って仰る方は結構いらっしゃると思うんですけど、ミュージシャンになった方で。根拠のない自信だけじゃだめだなっていう部分もあって。根拠のない自信を持ちつつ、例えば頑張っているだけじゃなくて、何をどう頑張るかっていう努力の方向とかそういうものを考えながら根拠のない自信を持つっていう。

あんにゅ:そりゃね、根拠のない自信だけで行ったら何も生まれないからね。自分達を客観的に見る力ってこれだけ必要なんだなって活動していて思うので、それに皆が早く気づいたら成長がどんどん速くなるんじゃないかなっていう思いもあります。

小幡:僕らは楽曲を作る時に、特に最近強いんですけど例えば夢を目指して頑張る方の背中を押せるような、ちょっとでもでも肩の荷が下りるような応援歌を作れたら良いなっていう、どんな曲でも最後には救いがあるようなそういう曲作りをしたいなって思っています。例えば「雨のち晴れのちスマイリー」2番の歌詞に『“辛”いという字に フタして”幸”せだって うたいながら 未来を迎えに出かけよう』っていう歌詞があるんですけど、やっぱり辛いっていうマイナスのエネルギーの中でも前を向いていく姿勢っていうのを僕らはこれからも曲を通して歌っていきたいし、自分達にとっても表して行きたいし、僕らの曲を聴いて頂いて一緒に前を見て頑張って行こうっていう事になるんですかね。

あんにゅ:何を目的にどうしてそう思ってやりたいかっていう事を常に忘れず、初心の気持ちを忘れずに活動していて欲しいなって。活動長く続けていると時々分かんなくなる時があるんですけど、思い立った時の気持ちっていうのが1番エネルギーが強くて、そこに帰った時に、今その時に感じた事を自分が出来ているかなっているのを改めて考えさせてくれるエネルギーになるので、何度でも初心に帰るっているのが大事なのかなって感じています。だから初心を忘れずにお互い頑張っていきましょうというメッセージでお願いします。

今回のインタビュー記事を読んで下さる読者の方に対して、今作アルバム「COALAMODE.」の総括したメッセージみたいなものをお2人からお願いたします。

小幡:コアラモード.はテーマとして掲げてきたのは生活に寄り添えるような歌曲を書いていきたいなって。普段着の自分で聴いて貰えるような、尚且つさっきも言ったように聴き終わった後に前を向けるような曲を作りたいという思いでメジャーデビューしてから2年間活動をしてきたのでコアラモード.の歩み、これまでのコアラモード.が凝縮された15曲でもあり、これからのコアラモード.の「未来」っていう曲でもそうですけど示せているので、自分達の名刺として皆様に差し出せる素晴らしい作品が出来たなって自負してますので、ぜひ生活の中で聴いて頂ければなと思ってます。

あんにゅ:生活に寄り添うっていうのは嬉しい気持ち悲しい気持ち辛い時、恋をした時色んな感情が毎日ある中で、どの曲が今聴きたいかなってなった時にコアラモード.を思い出してもらえるような曲作りをしたいて常に思っています。このアルバムも皆さんが聴こうって思い出す1枚になれば良いなって思ってます。さらに自分達が音楽を始めてきて、アルバムを出すというのは夢だったので、そういう意味でも私達の思いが届けば良いなと思っています。1個1個が特別な曲でコアラモード.を初めて聴く方も今まで聴いて下さっていた方も楽しめる作品になったと思いますのでどうぞよろしくお願いします。これからも応援よろしくお願いします。

本日はありがとうございました。

一同:ありがとうございました。

【1stアルバム「COALAMODE.」 情報】
2017年2月8日発売

初回生産限定盤

初回生産限定盤


◆初回生産限定盤(Blu-ray付)BVCL-772~3 5,000円(税込)
 Blu-ray内容:Music Video等の映像集
通常盤

通常盤


◆通常盤 BVCL-774 3,000円(税込)
※初回仕様 (CD、Blu-ray)プレイパス 

<収録曲>
1. ダンデライオン
2. 七色シンフォニー(フジテレビ“ノイタミナ”アニメ「四月は君の嘘」後期オープニング)
3. 豆の木(tvk『ハマナビ』 2016年エンディング・テーマ)
4. みんなのバス
5. 拝啓、5年後の私(愛知学院大学「安心Net出願」TVCM)
6. メモリーズ(tvk『saku saku』2014年12月度エンディング・テーマ/tvk『ハマナビ』 2015年エンディング・テーマ)
7. ママのママのママのママ(2016年12月-2017年1月「NHKみんなのうた」)
8. Dan Dan Dan(2015ハウス食品カレーキャンペーンTVCMソング、高知さんさんテレビ「おちゃのまLIVE さんスタ!」テーマソング)
9. 海
10.碧空の下~flower of youth~(2015tvk高校野球神奈川大会中継応援ソング)
11.損得感情
12.さくらぼっち(NHK-FM ミュージックライン 2016年4・5月度オープニングテーマ)
13.充電器
14.雨のち晴れのちスマイリー(tvk『saku saku』2016年10月度エンディング・テーマ)
15.未来(2015年セントラル総合開発株式会社 ”クレアホームズ”TVCM)

【コアラモード.1stアルバム『COALAMODE.』 発売記念ミニライブ/購入者特典会イベント】
<購入者特典会>
2月7日(火) 名古屋 ・イオンモール大高 3F タワーレコード店舗前スペース 18:00~
2月8日(水) 神奈川 ・トレッサ横浜 リヨン広場 ①17:00~ ②19:00~
2月9日(木) 神奈川 ・ タワーレコード横浜ビブレ店 20:00~
2月10日(金) 東京 ・HMV & BOOKS TOKYO 6Fイベントスペース 19:00~
2月11日(土) 神奈川 ・クイーンズスクエア横浜[アット!] クイーンズサークル ①13:00~ ②16:00~
2月12日(日) 神奈川 ・海老名ビナウォーク ①13:00~ ②16:30~  
※新星堂presents 7!!×コアラモード.スペシャルイベント

2月13日(月) 仙台 ・山野楽器仙台店 19:00~
2月19日(日) 東京・新星堂サンシャインシティアルタ店 店内イベントスペース ①14:00~ ②17:00~
2月25日(土)岡山・アリオ倉敷 1F屋外イベントスペース ①13:00~ ②15:30~
2月26日(日) 神奈川 ・湘南T-SITE ①12:30~ ②16:00~

【全国ツアー情報】
コアラモード.全国ツアー“THIS IS COALAMODE.!!2017 ~春らんらんツアー~”
3月25日(土)横浜・横浜BAYSIS
4月1日(土)仙台・enn 3rd
4月2日(日)福岡・DRUM SON
4月8日(土)神戸・ VARIT.
4月9日(日)名古屋・名古屋HeartLand
4月15日(土)東京・イイノホール
4月23日(日)大阪・大丸心斎橋劇場
詳細


Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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