東京までヒッチハイク

[Interview] 電波少女 – 47都道府県ヒッチハイク・ゴール後インタビュー!

長く続いた電波少女ヒッチハイクの旅がついに終了したので、早速インタビューをさせていただいた。出発前、中間と2回インタビューを行ってきたが、終わった今2人ともどこかサッパリとしていて、安堵感を感じているように思った。
メジャーデビューも決定し、これから新たなスタートラインに立つ電波少女の今の生の声を読んで欲しい。きっと、これから時間が経つにつれ、今回の旅の感想や思い出も変化してゆくのだと思う。
でも、終わった直後の今だからこその言葉は大変貴重だと思う。是非、旅を追って見ていた人も、そうでない人にも読んで電波少女を知ってもらいたい。
なお、このインタビューは先日の2月4日に行われたワンマンライブの前に行われたものです。


邑田航平(Optimanotes編集長)

日南市長からの花束

本日はよろしくお願い致します。まずはヒッチハイクの旅、無事にゴールとそしてメジャーデビュー決定という事でおめでとうございます。まず最初にお伺いしたいのがゴールしてまだ間もないと思うんですけど、ゴールした今の心境を2人からお伺いしたいなと思うんですけれども。

ハシシ:ホっとしてます。ホッとしつつ2月4日のワンマンライブがあるんで、バタバタやってる感じですね。

ゴールしてそのあと2月4日の準備に入って間もなく ホッとしつつも次の準備で大忙しみたいな感じですかね?あまり一息ついて何か考えるみたいなものはあまりない?

ハシシ:基本的には家にいるんで、落ち着いてます(笑)

やっと家にいるなという感じですかね。次にメジャーデビューも決定という事なんですけれども、そちらについては何か心意気みたいな心境の変化みたいなものはありますか?

ハシシ:これからまた新しいスタートラインに立つので。もう10何年やってるんでフレッシュさみたいなものが徐々に自分の中で無くなってるんで、そこをちゃんとリセットして新しい気持ちでやれたらなって。

nicecream:土俵というか変わって見てくれる層も違ったりとか、ライバルみたいな人達の層が変わってくると思うんで、全然今の僕のスキルじゃ足りないと思うのでもっと頑張ろうっていう感じすかね。

今まで以上に努力して。では、ヒッチハイクの方についてお伺いをしたいんですけれども、途中滝行であったりバンジージャンプであったり色々あったと思うんですけど最初から最後まで通して一番キツかったミッションてどれだと思いますか?

ハシシ:滝ですね。物理的にキツかったです、死の危険を感じましたね(笑)

滝行

他のミッションに関しては琵琶湖の一周であったりとか、LINEの友達を作るとかそういったところに関しては割と淡々とではないですけども普通に?

琵琶湖一周

ハシシ:ヒッチハイクだったり、LINEの友達1000人っていうミッションに関してはすごく順調だったと思います。

結局総距離9222キロとあるんですけども、これを96台で行ったっていうのが結構少ない気がして。

ハシシ:大体1県に2台か3台くらいだったんでそのくらいですね。

本来その目的の場所ではないけども連れて行ってくれるみたいな方が多かったという感じですかね?

ハシシ:そうっすね。行き先は一緒だけどちょっと気持ち遠く送ってくれたりとか。

それで台数が少なくなってるんですね。後半戦に入られてからの最初途中で東京に戻られた時にインタビューさせて頂いた時に、ここから先の都心部あたりがキツそうというお話をしてたと思うんですけれども、実際はどうですか?

ハシシ:関東は割とそんなになかったですけど。関西はやっぱり警察が敏感な気がしました。かなり止められる事が多かったんで。

ヒッチハイクで車に乗って?

ハシシ:路上ライブの方すね。ヒッチハイクに関してはそこまででもなかった気はしますね。

どっちかというと路上ライブの方がちょっと苦労したかなという感じですかね?

ハシシ:ヒッチハイクも捕まらない時間が最長で4~5時間だったんで。思ってたより全然。寧ろそれでやっと一度捕まえれるのかなくらいで考えていたので。

ヒッチハイク1
ヒッチハイク2

最初に考えてたよりは本当に順調に捕まって進んで行けたという印象ですかね。次なんですけれども、最初から最後までお金に関しては無理なくというか担保しながらゴールまで進んでいけました?泊る所も困らず?

ハシシ:そうですね、漫喫か個室ビデオか、安いビジネスホテルかっていうローテーションで。

フェリー1
フェリー2

それもやっぱり途中でインタビューさせて頂いた時に、この後どうなるか分からないって仰っていた部分かと思うんですけれども、そんなに苦労せずという感じだったんですかね?

ハシシ:スピーカーを一台買ったしギターも一本買ったんで、途中で一回折れたんで。割と余裕でした(笑) それはリスナーの方のおかげっていうのと、順調に進めたから出費が少なく済んだっていう。

次に今回のヒッチハイクの旅を全て通して、音楽的に今後自分達に影響を与えそうだなっていう出来事って何かありました?もちろん日々のストリートライブは当然だと思うんですけれども。もっと何か大きい影響があるかなと思ったのですけれども。

ハシシ:音楽に関してはないです。歌詞を書くんでそれって何を経験していても反映されるというか厚みになると思うんで、無理やりこじつけるんだったらそこですね。今後の歌詞とか活動していく上でのグループのバランス感覚とか、そういう部分は勉強になったかなっていう。

nicecream:同じ様な意見なんすけど、2人の関係性的なところで良い部分も悪い部分も見れたので、そういうところに一番大きく影響したって言ったらそこが一番大きい影響かもしれないですね。

今お2人から出たと思うんですけれども。2人の関係性という部分で出発前にも揉めないか不安って言う部分があったり、途中で堪えてた部分もあったと思うんですけれども後半戦ってどうでした?人間関係的な部分では。

ハシシ:もうピークでしたね、俺はそうでした。結構キツかったっす。

結構言いたい事もギリギリのところで我慢してみたいな?

ハシシ:言いたい事があるとかでもなくて、理由は無いんですけどイライラしてるみたいな期間が結構あって。っていうので我慢するっていうよりは何も考えないようにはしてました。

nicecream:僕も結構ギリギリだったんです。

お互いギリギリの状態で自分の事を何とか抑え込みながら何も考えなかったりとかっていう対処法を取って、ゴールまで後半突き進んだっていう感じですかね。

ハシシ:あとちょっとだっていう感じで。

旅の前半戦って空き時間があれば生中継をしたりってやってたじゃないですか、チャートもどんどん上がってっていうのを中間地点であったと思うんですけれども。

ハシシ:後半は思いっきり減りましたね。放送自体が。

そこからは離れていった感じですかね?

ハシシ:別にLINEライブがどうこうじゃなくて、自分達のモチベーションもあったんですけどちょっと出来る雰囲気じゃない時が多くなってきて、もう演じれないというか。っていう状況だったりとかも基本的に会話するのがその放送上でniceがメインではあるんですけど、カメラマンのあべのりって奴と居て。そこともう何か今の気持ちでは面白い事やれる気がしないってのがあって、この状況で何やっても面白い物になんないなっていうのがあったりしてやんなかったりとかはありましたね。

前半の方はLINEライブをやる事によってモチベーションを保つために行ってたのが。

ハシシ:後半は苦痛な部分もあったり助けられた部分もあるんですけど、結構足枷になった部分があったりとか、気持ち的に「しないとな」みたいな。ずっとこの企画の前から自分は個人的に放送したりとかはあるんですけど、四六時中監視されていうような状態がずーっと続くとキツいなって。応援してくれてる人達に対しても悪態をついてしまうというか(笑) 「分かんねぇだろこの気持ち」みたいな、何が頑張れだよみたいなっていうのになりつつあったんで、ちょっと控えようっていうのはありました。

次に先程もちょっとお話が出たんですが、ヒッチハイク数96台の中で一番印象に残った方っています?特別これは今でも思い出すみたいな方って。

ハシシ:ジャンルがあってすごい良い人だったなっていうので一番印象に残っていう人もいるし、キャラが濃かったなみたいな人とか、嫌だったなこの人とかあるんで。多分この前も話したと思うんですけど、たぶん2人ともヤンキーだと思うんですよ。けど結構パンチ効いてる面白い人とかも居て、仕事の車でそのまま連れてってもらって仕事ちょっと手伝ったりとか、居心地良い人が居たりとか逆に話すの辛いなっていう人も正直居たりとか、話しやすい人に関してはどっちか共通点がある方見つけたらそっちが特化して喋って話題を盛り上げてちょっと気分良くなってもらって遠目に送ってもらおうみたいな作戦を立てたりとか(笑)

仲良くなっちゃってその分先に進むみたいな(笑)

ハシシ:その人が行ける限界のところまで近づいてきたらまだその尺じゃ足りない話題を話し出したりとか(笑) どう考えても今からこれ話し出したら話切らないでしょっていうようなそういう小技を使ってましたね。

あとは結構スキーの選手だったり、それなりに有名そうな方というかそういう方達も中には居たと思うんですけれども、そういう方達って特に警戒心なく普通に乗せてくださったんですか?

ハシシ:そういう方から受けた印象は、警戒心というよりも好奇心が勝ってるなっていう方が多くて、帰りとかは元日本代表の女子バレーの選手とか大林素子さんとかの後輩の世代らしくてそういう方とかも居て結構驚きでした。

好奇心っていうと、「何やってんの?面白そうな事をやってるね」みたいな感じで乗せてくれるっていう感じですかね?

ハシシ:自分も夢に向かって頑張ってるから応援してあげたいみたいな。この人素で言ってんのかなって思うような事を素で言ってる感じですね。

live1
live2
live3

あとはストリートライブの方なんですけれども、各地でやってきまして全体を通して一番印象に残っているストリートライブの現場とかっていうとどんな出来事とかありますかね?

ハシシ:東京は、あんなに人が来ると思わなかったりとか、逆に三重県で1人だったりとか奈良で酔っ払いに絡まれたりとか、その後奈良公園でシカに囲まれてライブをするっていう、色々土地土地でありましたね。本当に気持ち的には全然やりたくない日とかもあって。そういうモチベーションでするのって本当は良くないと思うんですけど、とにかくやんないと終わんないんで本当に嫌な気持ちで歌ってたりとか(笑)

本当に良いライブをするためのモチベーションまでやっぱり持って行けない日も中にはあったり?

ハシシ:本当はモチベーションをもっていくのがプロだと思うんですけど、ライブ以外の時間でも常にストレスがたまる環境、1日中そういう環境で毎日ライブをしなきゃいけないって言うのがやっぱりきつかったですね。電波少女はツアーとかもやった事ないんで。連続でバーってやっていくとかも初めてだったので、慣れていないことでモチベーションを上手く持って行けないのはありましたね。

世にいうライブバンドみたいなのっているじゃないですか年間100何本とか、っていう人達よりも多分密度的にはやってると思うんで今回の旅で。

ハシシ:だと思います(笑)

でも逆にそれだけモチベーション維持出来なかったりしたと思うんですけれども、やってきた事っていうのは今後のライブとかにも生きると思いますか?

ハシシ:モチベーションが低い状態でライブを行った県には申し訳ないと後悔をしているので、今後はちゃんと反省の色を(笑) 反省の意味を込めてちゃんとやっていければ良いなっていう面でプラスではあるかもしれないです。

次にメジャーデビューをこれからする訳ですけれども、もしも同じような企画が…

ハシシ:やんないです!(笑) これはキツいですねもう本当に!

それはお2人とも?即答で嫌だと?

nicecream:もういいです、こういう系は。

一回で良いですね(笑)

ハシシ:これは多分誰がやっても駄目だと思います。誰が誰と行ってもキツいと思います。

2度とごめんだと(笑)

ハシシ:せめて機材車が1サイズ大きい車だったらまだ気持ち緩和出来たかなってのもありますね(笑)ハイエースが通るたびに良いなって言ってました。

これからメジャーに向けて制作活動とかもあると思うんですけれども、ずっとその制作活動というよりは本当に旅をしながらライブをやってっていう事をヒッチハイクでしてきたので、制作活動への意欲みたいなものが増してるとかそういう事ってあったりします?

ハシシ:変わってないですね。

そんなにスタンスとしては変化なく?

ハシシ:なかったですね意外と。帰って今やってるんですけど、苦戦するしモチベーションも一緒くらいです。

行く前と特に変わらず?そこら辺への影響はあまりない感じですね。

ハシシ:良くも悪くもないですね。

最後に今回のヒッチハイクの旅を総括してどんなものだったかを何か一言で表すならどんな言葉で表しますか?

ハシシ:「最悪」です(笑)

ハシシさんぽくて良いですね(笑) 大丈夫ですか?「最悪」で決定で?

ハシシ:「最悪」以外ないですね寧ろ(笑)

nicecream:企画的に新規のお客さんを増やすような企画っぽいんですけど、どっちかっていうと元々居たお客さんと絆を深めるような企画だったっていう感じに思いました。

ハシシ:一言でまとめて下さいそれを。

nicecream:「絆」を深める企画(笑)

「最悪」と「絆」。すごい両極ですね(笑) 感じ方がそれぞれ違って面白いと思います。本日のインタビューはこれで終わりとさせて頂きます、ありがとうございました。

一同:ありがとうございました。

<電波少女・最新インフォメーション>
電波少女 ワンマンライブ「EST.」開催決定!!
日程:6月18日(日) 
場所:Shibuya WWW X
開場/開演:17時/18時
金額:前売り¥3,500-(ドリンク代別)
チケット最速先行先着受付
http://www.denpagirl.com

3カ月連続デジタルシングル配信決定!
第1弾デジタルシングル 5月8日(月)「Re:カールマイヤー」配信開始!

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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