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杉山裕紀 – 悩ましき日々 Vol.5

こんにちは、お久しぶりです。
年も明けてなんやかんやで二月も終わりかけています。
歳をとる度に時間の経過が早く感じるとよく言いますが、この調子でグングン早くなるのだとしたら一瞬で天寿を全うしてしまうのではないかと思ってしまう。
時間は有限。限られた時間を精一杯頑張っております。

話は変わって、僕はお笑いが好きだ。
とは言っても昔から進んでお笑いを観てきた訳ではなくて、こんな風に「お笑いが好きだ」と言う様になったのはここ2.3年くらいのごく最近のことだ。
中学生のころお笑いブームがあって、周りのサッカー部やバスケットボール部辺りのイケイケ集団からどちらかというと地味目な集団(僕もそこに属していた)まで、休み時間になればこぞって昨夜のお笑い番組の話で盛り上がっていた。昼休みには笑ってはいけないゲームが開催されていたし、遊びの罰ゲームに一発ギャグが課されているのをそこかしこで目にしていた。
けれど僕は先にも言ったように進んでそういう番組を見るタイプではなかったし、お笑いを見るより漫画やアニメを見るのが好きだった。もっと言えば映画とドラマを見るのはそれ以上に好きだった。
でも吉本新喜劇だけは欠かさず観ていた。
小学生の頃、土曜日の午後までの授業が終わって、家で父とお昼ごはんを食べながら見る吉本新喜劇が楽しみで仕方なかった。
ブラウン管越しの彼らは休む間もなく観客と僕を笑わせたし、夢中になって箸を度々止める僕を叱る母も笑わせた。

ヒーローだと思った。

役者の仕事を始めた今も新喜劇が大好きだけど、どうしても昔の様に真っ直ぐに笑えなくなった。
笑いをとった後の次のセリフへの移行のタイミングだとか、手応えの薄いボケを回収するためのツッコミの鮮やかさだとか、挙げればキリがない位に別の事に意識がいってしまって画面の向こうの観客と笑いのタイミングがズレてしまう。言ってしまえば職業病みたいなもの。純粋に、勉強できる素材が一時間に詰まりすぎている。
お笑いが好きだ。吉本新喜劇が好きだ。でも純粋にそれを笑えない自分は何か少し嫌いだ。
そんな事を考えながら今日も稽古に挑む。

そう、稽古。記事が掲載されるころにはもう本番。
前回少し報告した舞台の話。ありがたいことに主要な役柄を頂いたので死ぬほど頑張っています。死にはしないし、まだまだやれるし主要でなくても死ぬほど頑張るのだけど。
詳しい内容はツイッターにも載せてありますが今回の舞台は本気です。いやいつも本気だけど、更に本気。
この記事が掲載される22日から26日まで、八幡山のWORSAL THEATERでやっております。京王線八幡山駅から徒歩(大体)30秒です。
演出も天才的だと思うし、共演する役者の方々の力も脱帽ものなのでお時間ある人もない人もぜひぜひ観に来ていただきたい。いや、来るべきだとすら思う。

もっともっと出来る、やらねばと思わせてくれる。僕が出来る事や、やっている事なんて皆出来る事だから3倍4倍やらなければ追いつかないのだ。
4日間、毎日進化するつもりでいるので是非ご来場を。
ではまた会場で。

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杉山 裕紀

杉山 裕紀舞台俳優

投稿者の過去記事

フリーの役者をしながら何とか毎日を消費している人。
普段は舞台を中心に活動しているが、声がかかれば映像の仕事にも参加。

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