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ハイロック的音楽のすすめ Vol.19 – しっくりとくるモノの大きさについて

日本時間の6月6日に開催されたAppleの開発者会議「WWDC 2017」。今年もまた様々なものが発表された。気になるものはいくつかあるが、取り急ぎ手元に到着した「iPad Pro 10.5インチ」の話。 とは言え、まだ使い始めて間もないので、A10X Fusionチップとか120Hz駆動になったディスプレイとかApple Pencilの書き心地などの性能的な話はちょっと置いといて、単純に大きさの話。

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まずこの大きさは従来のiPad Proの9.7インチを置き換えるもので、今回の発表でiPadの新たな大きさのバリエーションは、iPad Proの12.9インチ、iPadの9.7インチ、iPad mini 4の7.9インチ、そしてこのiPad Pro 10.5インチの4種類にまとめられた。発売されたiPadは全て買うと決めているiPadコレクターの自分ではあるが、さすがにこの微妙なサイズリニューアルは意味があるのかなと、ましてやiPadの性能的には従来のものでも自分の使い方だと十分に満足してしまっているので正直言えば今回のiPad Pro 10.5インチは見送ろうかとも思ってしまっていた。そんな葛藤がありつつも購入し、箱を開け、一週間ほど使ってみての感想は、今まで使ってきたiPad全ラインナップの中で最もしっくりとくる大きさであることがわかった。とくにNetflixとの相性は抜群で、ソファにごろんと寝転んで鑑賞したり、外出先、移動中の鑑賞にもとても最適なサイズだ。何よりもその大きさが、家の中での移動、外出時にカバンの中に滑り込ませたくなるような、サイズ感、持ちごろ感? うまい言葉が見つからないが、その大きさがちょうど自分に馴染む大きさで、不思議といつでも自分の近くにある…ものとなった。

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iPadに限らず日用品でも工具でも、そのものが自分にフィットする大きさであることはとても重要だ。毎朝水を飲むコップの大きさ、風呂上がりに体を拭くバスタオルの大きさ、経理仕事のときの電卓、家族で乗るマイカー、冷蔵庫、と、身の回りのものすべてが自分の生活にフィットする大きさで選ばれている。ノートブックはMacbook 12、iPhoneは、Plusではなく小さいほう、ロディアのメモパッドはNO.13、コーラは180mlの瓶ボトル、テレビはブラビアの46インチ、マグカップはトンビコーヒーのオリジナルマグ。道具である以上は性能の高さはもちろんであるが、その大きさもまた強いこだわりのもとで選んでいることがわかる。小さいのがいいとか、大きいのがいいとかいうことではなく、自分の生活・行動にあった道具の大きさ選びが重要であるということ。それがばっちりフィットしているのが最良の道具であるということだ。少々脱線したがiPad Pro 10.5インチは、今までで最もしっくりとくるタブレットデバイスとなった。デザインや性能面で申し分のない道具でもなんとなくしっくりときていない、そんな時は「大きさ」を見直してみる、というのも解決策のひとつかもしれない。

ハイロック

ハイロックメディアクリエイター

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Fresh News Delivery 管理人
アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエイターとしてのキャリアをスタート。人気サイトFresh News Delivery、ファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。2014年、渋谷にLIL’RIRE CAFEをオープン。カフェでの新しいメディア表現を企画。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

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