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[先行Review] 菅田将暉 – さよならエレジー

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菅田将暉の3rdシングル「さよならエレジー」がリリースされるという事で、一足お先に聴かせて頂いた。
今考えても、菅田将暉の歌手デビューは必然だったと思う。彼が東京に出てきてフジファブリックの「茜色の夕日」に出会った事。彼にとって音楽はきっと常に心の支えになってきたのだろう。そして、今しかないというタイミングでデビューを果たした。
デビューシングル「見たこともない景色」は別途レビューを書いているので、こちらを読んで頂きたい。俳優という職業は表現力を求められる職業だと思う。そして、彼は俳優として賞を色々と貰う程の俳優に成長した。そんな彼の表現力は、米津玄師のアルバムBOOTLEG収録の「灰色と青」でのデュエットでもいかんなく発揮されている。

そして、2ndシングル「呼吸」では、自身で作詞にもチャレンジをした。そんな菅田将暉の待望の3rdシングルだ。今作は2018年1月より始まるドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌に決定している。ここでドラマのタイアップは大きい!そして、そんなドラマ「トドメの接吻(キス)」には、菅田将暉は俳優としても謎のストリートミュージシャン・春海一徳役として出演が決定している。
楽曲は、菅田将暉自身が元々ファンであり、現在では仲の良い友人と呼ぶシンガーソングライター・石崎ひゅーいが作詞作曲を担当している。菅田将暉のコメントによれば、2017年の夏頃から2人で大切にあたためてきた楽曲との事で、クレジットは作詞曲・石崎ひゅーいとなってはいるが、作詞・作曲面で菅田将暉が果たした役割も大きいのだろうと安易に想像がつく。
僕は1stシングルのレビューを書くに当たり、菅田将暉の音楽活動が本気である事を感じ取り、今後も継続して音楽活動は続くだろうし、作詞や作曲も出来るようになってゆくのだろう。と想像していたので、段々と思った通りになってきている。と感じた。

今作「さよならエレジー」は、アコースティック・ギターが曲を押し進める疾走感のあるロックナンバーだ。コードにブルースっぽさがあり、菅田将暉の荒々しいボーカルにとても合っていると思った。菅田将暉の歌唱は荒々しいながらも素晴らしい表現力で聴く者に訴えてくる力があると思う。
映画「何者」でバンドのボーカルシーンを演じたり、前述した米津玄師とのデュエットが実現したり、というのは、彼のそういう表現力が求められた結果ではないだろうか。
歌詞の中で「舞い上がって行け いつか夜の向こう側 うんざりするほど光れ君の歌」という歌詞がとてもフックになっていると聴いていて思った。
決してストレートな歌詞の表現はないのだが、どこか切なさを内包した、冬の季節感もある切ないロックになっている。何か心でもやもやを抱えている時に聴きたくなるような、そんな石崎ひゅーい節の楽曲だ。
また、楽曲のアレンジにはトオミヨウが起用されている。トオミヨウは石崎ひゅーいのソロのプロデュースやアレンジもしているサウンドプロデューサーなので、きっとアレンジはスムーズにいったのではないかな。と思う。アコースティックをベースにしているが、トオミヨウのアレンジによって、疾走感が増し楽曲が華やかになっている。素晴らしいアレンジ。

今作は「さよならエレジー」とそのアコースティックバージョン、そしてインストの3曲入りのシングルとなっている。
本当ならば、カップリングに別の楽曲も聴きたかったと思ってしまうが、このペースでいけば4thシングルも出るだろうし、何よりアルバムが待っていると思う。それを思えば、今はまだ待てるな。と思った。

菅田将暉の音楽活動は、2月に名古屋・大阪・東京と1stライブが決まっている。プラチナチケットになるだろうが、是非ともライブでの菅田将暉も早く観たいと思う。ステージに歌手菅田将暉として立った時に、彼からアウトプットされる感情や言葉や音がどんなものなのか、今から楽しみで仕方がない。

今後も菅田将暉の音楽活動をずっと追っていきたい。
そんな事を思わせる素晴らしい3rdシングルに仕上がっていると思う。

<楽曲リリース情報>
2018年2月21日CDシングルリリース
2018年1月7日先行配信リリース
菅田将暉 3rdシングル「さよならエレジー」
作詞・作曲 石崎ひゅーい

通常盤(初回仕様限定盤)(CD) ESCL-4980 ¥972(税抜)
(収録曲)
1. さよならエレジー 
2. さよならエレジー(Acoustic ver.)
3. さよならエレジー(Instrumental)
※プレイパス対応

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Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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