[編集長日記] 喜びとは、嬉しさとは

こんにちは。邑田航平です。
昨日2018年3月1日に、昨年までこのメディアでコラムを書いてくれていた中島宏士さんがYouTubeに動画をアップしました。

動画を観て、音楽を聴いて、嬉しくて純粋に涙が出ました。
中島宏士さんの奏でる音楽は、とても繊細で、どこか哀愁や切なさが漂っていて、でもとても力強くて、彼の人間性そのものだと思いました。
当メディアと中島さんとの関係は現在は特にないので、これは僕自身が勝手に書いているブログです。もしも中島さん本人が読んで嫌な気持ちになったら本当に申し訳ないので、予め謝っておきます。
勝手に書いてごめんなさい。どうしても、今のこの嬉しさ・喜び・感動を言葉にしたくて。

動画は2分程のアコースティックギター1本で鳴らされる、フィンガーピッキングのインスト曲です。
タッピングハーモニクスをうまくアクセントに入れながら、本当に流れるように綺麗な音色を奏でています。
顔は見えませんが、夕暮れ時にギターを弾く中島さんの姿もとても魅力的で、久しぶりにこんなに心を揺さぶられました。

思えば、彼が本人名義で楽曲を発表するのは本当に久しぶりで、しかも前触れなく公開されたので、最初は驚きました。
でも、何度も何度も繰り返し動画を観ているうちに、楽曲と映像がスッと心に入り込んできて、気付いたら涙していました。

YouTuberが流行っている世の中、音楽を発信したい方々の動画が、毎日多く公開されています。でも、そのほとんどが誰かのカバーであったり、歌ってみた動画です。正直を言えば、僕にとってそれらは食傷気味でもあります。
音楽業界でも、カバーをひたすら続け視聴回数を稼いでいる歌い手の方が商品化され、「YouTubeで総再生回数何千万回の歌姫!」みたいなキャッチコピーで、どんどんデビューをしてゆきます。きっと、業界的な流行りと、安易に初動の売上に繋がるから。という理由でのコンビニエントな音楽なんだと思っています。
でも、世の中にはもっと心の底から発信される、オリジナルな楽曲がたくさんあります。そこにアマチュア・インディー・メジャーの垣根はありません。
素晴らしい音楽はいつの時代、どんな時でも素晴らしいです。

だからこそ、そういった音楽こそもっと聴かれて欲しいし、表舞台に出てきて欲しいと切に願っています。

今回の中島さんの動画は、まさにそういった動画だと僕は思います。
彼にしか鳴らせないギターの音で、彼にしか作れない楽曲で、その全てが美しいと感じました。

そんな音楽が埋もれていってしまうのは、単純に日本の音楽界にとっての大きな大きな喪失であり、残念極まりない事です。

中島宏士さんの今回の動画をここにも貼っておきます。
僕が上記した事は意識せず、純粋な気持ちで彼の音楽に対峙してみてください。きっと、心を揺さぶられる事と思います。

中島さん、素晴らしい楽曲を世に出してくださって、本当にありがとうございます。
これからも、中島さんの音楽がもっともっと世の中に出てくる事を心から願い、陰ながら応援しています。

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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