「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.8

今年のセミ達はもうとっくに鳴き疲れて、夕立は何度もアスファルトを黒く染め、いつの間にか高くなった空を見て秋が始まろうとしているのを知った。
季節はいつもグラデーションのように変わって行く。

時代もグラデーションのように変わって行く。
もう「人生でさえ全てがグラデーション」ってことでいいんじゃないかと思う。

成長も衰えも、出会いも別れも、よくよく考えたら少しずつ少しずつ色を変えるし、、、、
うん。あながち間違えではない。

はい、どうもこんにちは。中野の言葉足らずの詩人こと野村太一です。
もうみんなご存知だね?この俺をご存知だね?

あ。そう。。。知らないか。まぁこれを期に覚えておいて損はないよ。うん。
もちろん得もないけど。

じゃぁ飛ばすぜ?心のバックスペースキー必要ない。どんどん書くわ。

知っての通り俺は「廃墟マニア」でしてね、廃墟を見ると心が騒ぐんだよ。
もう居ても立ってもいられない。入りたくて入りたくて震える。

なんでこんなに心が騒ぐのか自分なりに分析してみた。

「昔は笑ったり、泣いたり、いろいろな思いでが詰まっていたのに、今ではもう見る影はないという、いわば栄枯盛衰。そこから滲み出る哀愁に心が共鳴する。」

なんという分析力の無さ。ええ、自分でも分かってる。

けどこれが俺を廃墟へと足を運ばせる理由なんです。

止まったままの時計。カレンダー。
昭和36年の新聞。かつて子供が遊んだであろうオモチャ。
柱に描かれた落書き。乗り捨てられた自転車。その当時の漫画。

放置されて、何十年も同じ場所にずっと置いてある。
主人はもう帰ってこないのにずっとそこにある。

嗚呼、これぞ哀愁。伝わったらこれ幸い。

感じとってもらう為に写真をいくつかアップさせてもらいますよ。

当時、鉱山で働いていた高所得の人間達が住んでいた団地。

レトロなデザインの子供用自転車。

ただ朽ち果てるのを待つ部屋。

ここまで読んでくれた君はきっと俺と気が合う。友達になろうじゃないか。

じゃぁ続きも読めるね?最後まで頑張ろうじゃん?

なんとですね、この鉱山を掘り当てたご子息と出会うことができたんだよ。年齢は92歳とのこと。

しかも家族でこの団地にずっと住んでいたというじゃないか。
なんて運命的な出会い、光栄すぎる。(右から一番目は俺。二番目は友達。)

アブねぇアブねぇ、暴走気味だね。

まとめると俺は人の人生に興味があるんだと思う。俺には体験できてない人の話を聞くのが大好きなんだな。

そうやって俺の人生に彩りを加えてくれる人たちや物たちに心から感謝したい。

ありがとう。

じゃぁ今日はこの辺でまた!

【Yellow Studs MV 秋晴れの空】

野村 太一

野村 太一Yellow Studs(Vo.Key)、音楽制作、web制作、デザイナー、ナレーター

投稿者の過去記事

18歳で上京。美容専門学校に入学するも途中で退学。家賃29000円の風呂なしアパートやら転々としつつ中野に腰を据える。
数々のバイトで食いつないできたが、30歳で晴れてバンドやら何やらで生計を立てることになる。
社会人経験ゼロのダメ人間。

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