[編集長日記] 素晴らしさの定義について

こんにちは。編集長の邑田です。
東京は昨晩の台風が嘘のように台風一過で秋晴れですね。この季節は大好きなので、目的もなく散歩したくなります。

はてさて、僕は職業柄沢山の音楽を聴きます。ライブも沢山観ます。
そんな中、職業病とでも言いたくなるように、何が素晴らしい音楽で何が素晴らしくない音楽なのか分からなくなってきます。
「なんで、俺今この音楽聴いてるんだろ。」なんて思ってしまう事もしばしば。これって、個人的にはとても良くない傾向で、音楽自体を楽しめてないんじゃないか。なんて考えます。

でもさ、音楽って「素晴らしくない」なんて事は絶対なくて、どんな音楽も誰かにとっては大切な音楽だし、誰かにとっては素晴らしい音楽だし、結局のところリスナー各々の趣味って事なんだよね。
だからこそ、僕には飛び抜けて好きなアーティストが山程いるし、じゃあそれ以外が好きじゃないかと言われたらそんな事はなくて、ふとした瞬間に心を持っていかれる事だってある。
最近はApple MusicやSpotifyのおかげで、普段聴かないジャンルの音楽でも「良いなぁ」とか思って聴いています。そこで新たな発見があると、とっても幸せで。

常に新しい音楽を探さなきゃいけない職業の人も世の中いるけれど、僕はそんな事はなくて、ただただ純粋に音楽を楽しめる立場にあるんだ!って初心に立ち返ったりします。

うちのメディアは前々から公言している通り、「良いと思った音楽しか取り扱わない。やりたい事しかやらない。」っていう、「おいっ!!」と言いたくなるような我儘メディアですが、逆説的に考えた時に、「日常の生活の中で知り得た音楽の中で良いと感じたものしか扱わない。」って事なんですよね。だから、知らないだけで素晴らしいと感じる音楽なんて、世の中に数えきれない程あるだろうし、素晴らしいと思っていても扱えていないアーティストも腐るほどいるし、なかなかどうして上手くはいかないものです。

それでも、日々音楽に触れる中で「素晴らしいな。」って感じたら、必ずアプローチはするようにしてます。だって、どこにどんなきっかけがあるか分からないからね。人生動いてなんぼ。というか、動かないと見えないもの、感じられないものって沢山ある。でも、時間は待ってくれないから、刻一刻と過ぎてゆく。勿体無い。
じゃあ、自分の動ける範囲でいい。その範囲だけでも全力で頑張って動こうと思う。
きっと、それでまだ動けているのは、音楽が好きだっていう根底にある気持ちや初期衝動がまだ残ってるって事なんだろうな。

音楽を作るのもそう。ライフワークって言ったら、なんかおっさんの趣味みたいだけど、昔からギターやピアノを弾いて曲を作ってきたから、今でも毎日楽器は触るし、自然と曲を作ってる自分がいる。今のところ、どこに出すものでもないんだけどね。
でも、そんな僕の紡ぐ音楽も、2019年には何かしらの形で表に出したいと思ってたりするんだ。せっかく作った音楽、やっぱり聴いてもらいたいし、それが例え1人だとしても気に入ってもらいたいもんね。

例えば100人に聴いてもらって、99人が嫌いと言っても、残りの1人にとって素晴らしいと感じる音が作れればそれでいい。それで僕の音楽はきっと救われる。

素晴らしさって、本当に曖昧だと思っていて、絵画もそうだし、洋服もそうだし、勿論音楽もそうだし、誰かの影響力で素晴らしいと言われる事もあれば、そんなものはなく、素晴らしいと言われるものもあって、深く考えていくと、「素晴らしい」なんていうのは幻想で作れる感覚なんじゃないだろうか。とかひねくれて考えてしまったり、ああ、なんか秋っぽい考えだな。

そうそう、どんな世界でも時代は巡るもので、リバイバルみたいなムーブメントってあるけれど、普遍的なものもあるよね。
今、パリでは絶賛パリコレ中だけど、新生CELINEがついに2019SSデビューしましたね。
Hedi Slimaneによる初コレクション。若返りのCELINEといった印象でした。昔からのCELINEファンには残念かもしれないけれど、個人的にはやはりHediの作り出す洋服は大好きなので、終始ドキドキしながらショーをYouTubeで何度も観ました。貼っておきますね。

Dior Hommeで一時代を築いて、どこもかしこもブランドはDior Hommeのマネをしたのも、もう10年前。ファッション業界から離れてフォトグラファーをしてから、Saint Laurent Parisのデザイナーでファッション業界に戻ってきて、またファッション業界全体を変えてしまった。そんなHediのファッションの次のステージ。
残念がるCELINEファンには申し訳ないけれど、またこれで新たなファッションの流れが出来るんじゃないかな。なんて、僕はドキドキしています。

単にカリスマって凄いよね。って話。ファッションに興味ない人達、ごめんなさい。
興味ある人は是非YouTubeをチェック!2019年以降のトレンドが詰まってます。そして、唯一無二のHedi Slimaneの世界観は変わらずなので、好きな方はきっと興奮すると思います。

あれ、何の話だったっけ。あれか、「素晴らしさの定義について」だ。
というわけでね(どういうわけだ?)、素晴らしさって戦略でも作られると思うけど、みんなにはもっと直感的に自分自身の感性を信じて、様々な「素晴らしい」を見つけてもらいたいな。と思うわけです。
うちのメディアは、そのお手伝いをちょっとでも出来れば嬉しいな。と。

ではでは、話逸れまくり、グダグダの文章にお付き合い頂きありがとうございました。

また時間ある時に日記更新するね。

みんな元気で、体壊さずに、幸せでいてください。

Optimanotes編集長 / 邑田航平

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

特集記事

LIT

コラム記事







Staff Recommend

PAGE TOP