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[Live Report] [Alexandros] ツアーファイナルレポート

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昨日12月19日、[Alexandros]が全国ツアー【TOUR 2015 “ご馳走にありつかせて頂きます” 】のファイナル(1月に振替公演有り)を、千葉県・幕張メッセ国際展示場 ホール9・10・11で開催した。

お恥ずかしながら、初めて生で見る[Alexandros]だったので、期待と緊張をしながら会場へ向かった。CDは聴いていたけれど、ライブはどんな感じなのだろうか。と。
当日不運な事に、電車の大幅な遅延があり僕は会場に開演時間までに着く事が出来なかった。なので、最初の4曲ほど聴く事が出来なかったのだけれど、のっけの4曲が後から何の曲だったか知って、少し落ち込んだ。まだ振替公演が残っているので、ここでのネタバレは伏せておこう。

ただ、[Alexandros]のっけから飛ばすなーー!!という印象だ。そして、電車遅延の為、開演も20分以上遅らせてスタートしてくれたにも関わらず、会場にはまだ到着出来ていない観客が沢山いた。
それだけは本当に不運だったな。と。
しかし、僕は5曲目からは聴けたので最初の4曲がなくとも、結果大満足な一夜であった。

ちょうど会場に入ったら「Underconstruction」の真っ最中で、すでに会場は熱気を帯びていた。
その後も、盛り上がる曲 ([Alexandros]の楽曲はほとんど盛り上がるのだが。笑)が連続で演奏されてゆく。

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途中、MCにて2016年6月に大阪城ホールにて伝説の「VIP Party」を開催する事をサプライズで告知!これには「大阪じゃ行けないよー。」という残念がるファンと、大喜びするファンが混じっていて、Vo.川上も「微妙な反応だなぁ。笑」と笑っていたのが印象深かった。
そして、サプライズが終わった後は、ボルテージを一気に上げて、「人間やめますかー!?」と観客を煽る!その叫び声に観客達は大盛り上がりを見せる。思わず川上が「ほんとうにお前らいいのかよ。笑」という面白い場面も。そして、そのMCの通り、「DOG 3」〜「Cat 2」の演奏がスタート!観客達のボルテージが一気に上がる。

この日は、最初に書いた電車の遅延で、開演に間に合わなかった人たちが多くいた事で、彼らの代表曲の1曲である「ワタリドリ」を聴けなかった人が多くいた。
その後のMCで、そんな観客達に川上が特別にワンコーラス「ワタリドリ」の弾き語りを披露。本当にどこまでもファン想いなバンドだと感じる瞬間であった。

また、OblivionとComing Summerでは、ステージ後方が開きオーケストラが出現。ただでさえ厚みのあるバンド演奏にオーケストラが加わる事で、よりドラマチックに音圧を増していった。

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ステージ本編が終わった後、アンコールで再度ステージに現れたメンバー達はゆっくりと会場真ん中に設置された花道を歩きながら観客達とコール&レスポンスを行う。
そして、会場後ろに辿り着くと小さなステージが用意されており、アンコールはコール&レスポンスから、そのままの流れで「Adventure」からスタート。計4曲演奏された。

このバンドは本当に懐が広く引き出しの多いバンドだな。と再度認識させられたのだが、本当にロック・ポップスはもちろん、ハードロックやヘビメタ、その他ワールドミュージックからも影響が感じられ、本当にバラエティに富んだ楽曲達を作れ、演奏出来る人達だな。と純粋に関心してしまった。
そして、もちろん改名前のバンド名の由来にもなっているOASISからの影響も随所に感じられて、UKロックが好物の自分としては、ニヤニヤしてしまう場面が多々あった。
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アンコールの3曲目はステージのビジョンをド派手に使い、歌詞を表示しながらの最新シングル曲「Girl A」であったが、ここでライブは最高潮を迎えた。会場が揺れていた。揺れている気がしたのではなく、本当に揺れていたのだ。観客達のジャンプや盛り上がり、バンドの演奏で本当に会場が揺れていた。一瞬それを疑い足元を僕は見てしまったくらいだ。
こんな盛り上がりは久しぶりだ。
また、「Girl A」が終わってもバンドは勢いを落とさず、MCで即座に観客を煽り「Doracula La」を演奏。たまにふとあたりを見渡すと笑顔で汗を撒き散らしながら大声で合唱するファンの姿が沢山あった。

ステージは、アンコールが終わり、しばらくして更にWアンコールへ。
Wアンコールの1曲目はバンドからのプレゼントであった。この日この場所でしか体験出来なかった、素晴らしい一瞬。まだタイトルや構成・歌詞すら決まっていない、新曲の披露だった。再度オーケストラも登場し、イントロからとても印象的なオーケストラが鳴り響く秀逸な新曲であった。そして、本当に完成していないのが信じられないほどの完成度で演奏された事にまた驚いた。

無事にWアンコールも終わり、メンバーがステージを後にする中、川上だけがステージに残り、アコースティックギターを手にする。
そして、おもむろに再度「ワタリドリ」の弾き語りを披露した。

この日は、本当に思わぬアクシデントで電車に遅延が起こり、ライブの開始が20分以上遅れ、それでも会場に到着出来ていないファンが沢山いたが、バンドはそんなファンの気持ちをよく分かっていて、とにかくファンサービスを大切にしていたように見えた。途中と最後に演奏された「ワタリドリ」も、そんなファンへの心遣いだろう。

終始感じたのは、バンドの音楽への真摯さ、ファンへの温かい気持ち、純粋にライブを楽しもう、また観客を楽しませよう。とする姿勢だ。
このバンドが、この日幕張メッセのチケットを即完売にし、満員の観客の中演奏出来たのは、そんなバンドの姿勢があるからなのかもしれないな。なんて事を考えながら帰路についた。

[Alexandros]は、すでに幕張を埋めるほどの人気バンドだが、何故かこれからだな。と思った。こんなに良いバンドはこれからもっともっと大きくなるな。と感じた。
もしかしたら、メンバーが昔から言っているイギリスのグラストンベリーにもいつか本当に出てしまうかもしれない。
そんな事を感じさせるライブであった。

バンドもファンも素晴らしく、その絆を感じさせてくれる最高のツアーファイナルだったと思う。
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なお、この日の公演の模様は、2016年1月10日 (日) 20:30よりWOWOWにて放送される予定だ。
番組情報:
[Alexandros] TOUR 2015 “ご馳走にありつかせて頂きます”
2016年1月10日 (日) 20:30 [WOWOWライブ]
番組オフィシャルサイト

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2015年12月19日
[Alexandros] 【TOUR 2015 “ご馳走にありつかせて頂きます”】ファイナル公演
幕張メッセ国際展示場 ホール9・10・11

※仙台公演があるためセットリストは掲載しておりません。

Photo by 河本 悠貴・高田 梓・山川 哲矢

Kohei Murata

Kohei Murata編集長・ライター

投稿者の過去記事

バンド活動を通して、自分の音楽を世界に発信する事を志しながら、同時に仕事での独立を目指して様々な業種を経験する。バンドでは日本のみならず台湾でも活動を行い、台湾でのアルバム2枚のリリースや大型野外フェスティバルへの出演も果たす。
その後、様々な仕事を経験し2015年独立。
現在は音楽メディアOptimanotesの編集長兼ライターとして、記事の執筆をしている。

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