村田悠生「いざイグニッション!」 Vol.35 – 渋いおじさん2人が繰り広げる嬉し楽し恥ずかしお家ごはん「きのう何食べた?」

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「俺もお前にゴメンって謝り倒されるよりもありがとうって言ってもらえる方がずっと気分いいよ」

「きのう何食べた?」観てました?
どんなドラマかというと、40代のゲイなおじさん2人の日常生活です。
弁護士で家庭的な男性筧史朗(西島秀俊)と、美容師で浪費家な矢吹賢二(内田聖陽)
そんな2人が見せるただの日常ドラマ。
その中で毎晩史朗が作る超がつく程家庭的な料理が美味しそうで、2人の幸せを温かく表現するんです。
いやほんとすごく面白いんですよ。
自分ゲイじゃないんでこの日常がリアルなのかどうなのかは知らないけどね?
とにかくやりとりが面白いんです。来月映画もあるのでぜひ皆さんも観てみてください。
スピッツが歌う主題歌も、ふわっとした日常生活を表現してくれて、とても素敵な雰囲気にしてくれています。
お金とか、家族とか、恋愛観とか、自分の中の価値観を見つめ直せる作品だと思います。

そもそも自分は同性愛とかはあまり抵抗がないんです。結構知り合いにいたりするので。
世界的にはマイノリティなんだろうけどね。別に否定するとか肯定するとかそういう次元でもないくらいに村田悠生の中では当たり前な事情なんですよね。
でもね例のスーパーマンのやつはちょっといただけない。
同性愛が嫌ってことじゃないんです。
じゃあ何が?っていうと、なんか下品なんですよ。
知ってる人はわかると思う(知らない方は「スーパーマン 最新」で検索してみよう)のですが、別にキスシーンをあんなに全面に出す必要なくない?
ノーマルのカップルだったとしても、わざわざこれ見よがしにキスシーンをSNSで拡散するような作品はないし、もしあったとしたら、それは結構下品な作品だなぁと感じるんだよね。
なんかそこに芸術性とかも感じないんですよ。
そうなの下品なのよ。
品がない。
別にバイだろうとゲイだろうとレズだろうと、する事するのは言わなくてもみんな理解している訳じゃない?

どんな綺麗な作品だろうと、言わないだけでパートナーとの情事はありきな訳よ
そんなの誰と付き合おうが同じなのよ
でも、今回の同棲同士のキスシーンをわざわざ出して話題を作るのってさ、それはそれで
「同性愛の証拠を見せろ!キスしてみろ!」
みたいな、中学生が付き合いたての友人カップルに
「キース!キース!キース!」
って大人気ない子供たちの煽りと同じレベルに感じるんだよね。

逆にキスしなくたって愛し合ってる仲ならいいじゃん。
この2人は愛し合っているっていうだけでいいじゃん。

それ以上のモノ、行動を見たい見せたいってのは、
たとえノーマルだとしても気持ち悪いし不快なんだと思うんだよね。

だから今回のスーパーマンは、ポリコレに屈したとかどうこうじゃなく、そもそも品のない事をやったって言う所に落胆したわけなんす。

なーにをそんなに熱くなってんだ?って言われればそこまでなんだけどね笑

とにかく最近は、男性女性や色々な人種の扱いを、フラットにしようとしているはずなのに、いつの間にか今まで虐げられていたマイノリティを優位にして、立場を逆転させようとしているように感じるんですよね。

今まで苦しかったからもう誰も苦しまない世界にしよう。と考えていたはずなのに、
今までの苦しみを仕返ししてやろうという流れになってきている気がしてならないんです。

「きのう何食べた?」はそんなマイノリティな人たちの生活を面白く描いているのですが、僕らはそんな「きのう何食べた?」をみて、「これからどうする?」をもっと真面目に考えないといけない時代になってきていると感じます。

と言いつつこの作品を見て癒されて下さい!

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村田悠生コラムニスト(タレント)

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劇団東京乾電池を経て現在フリーで活動中
俳優業、声優業、ユーチューバーなど幅広く活動をしています。現在は個人事務所設立を目指して躍進中。
ゆうき13号名義でYouTubeで動画配信中。

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