活動開始してわずが8ヶ月程で
avexからメジャーデビュー(5月4日)を予定している
新生”クソ”アイドル BiSHが新しいアルバムをリリースした。
アルバムタイトルは【Fake Metal Jacket】
アルバムのジャケット写真もかっこいい
今作のM1の「スパーク」からM3の「Monsters」までの曲順は前作の【Brand-new idol SHiT】のM1からM3まで同じ順番で収録されている。
筆者はM2の「BiSH – 星が瞬く夜に-」を前作のアルバムで初めて聴いた時に、「これってアイドルソングなの? めっちゃロックでくそカッコ良いじゃん!ライブ行ってみたい!」って思った曲で、俗に言うジャンルバスターな曲だと思う。アイドルだから◯◯みたいな曲を歌うみたいな型にはめられた音楽ではなく、ロックとかPOPとかのジャンルにとらわれることなく、聴いてる人が楽しくなる音楽、身体を動かしたくなる音楽をまっすぐに伝えてくれている曲になっていると思う。M3の「Monsters」もゴリゴリのロックで、M2とM3を聴いた時点で「BiSHってくそカッコいいじゃん」という感想を持たれる方も多いのではないかと思う。
M4の「Primitive」はメンバーのハシヤスメアツコが作詞した曲でリリックの世界観を完璧に表現しているメロディ。イントロの西海岸ロックテイストのサウンドに始まり最初のサビでアイナのパワフルかつハスキーな歌声がエモーショナルで鳥肌もの。アイナのハスキーな歌声とハグ・ミィの高音でクリアな歌声の2人がサビの前半と後半を担っていて、コントラストを感じられるようになっている歌割も素晴らしい。
M6「OTNK」アイナのシャウトからスタートする曲なのだがこれがまたカッコいいったらありゃしない。考えることは必要ない、ただ感じるだけで良いと思う。
M10「サラバかな」この曲のオーラスのサビ前の
【その手を離さないよ
これからも共に時を縮めよう】
のバースがとてもエモい。
この曲はBiSHのライブに足を運んで
沢山の清掃員(BiSHのファンの総称)達と大合唱して欲しい。
M13「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」
この曲3:26辺りからの、落ちサビを聴いた時に
鳥肌が止まらなかった。この曲を聴いた時に自分達を”くそ”アイドルと呼ぶBiSHはとてつもない表現者集団なんだと感じた。
一度しかない人生ゲーム真剣に楽しむ彼女達は
きっとそう遠くないいつの日か
玉ねぎの下でライブをするだろう。
そしてその時
フロアには数えきれない数のリフトされている清掃員達の光景を観ることが出来るだろう。
一見破天荒そうに見えるが実は”くそ”真剣に夢を実現する為に猛スピードで突っ走り続けているBiSHの今後のさらなる快進撃に注目したいと思う。
Don’t break your smile!!
そんな夢ならば冷めないでくれ
他の誰よりも たった一度だけの
人生ゲームを楽しんでいたい
もう何も恐れはしないよ
逃げないでくれ
そこに立つための資格を
掴みたいんだ
もう一度なんてあるはずないんだ
生まれて初めてたった一度だけが
一瞬さ そう命がけダイヴ
いつだって? もう長いこと唄い続けて
そこに立つため 眼差しは一点見つめて
歌詞抜粋
〜BUDOKANかもしくはTAMANEGI〜より