少し前の2013年に国内盤として初めて日本で発売されたアルバム。北欧近くに位置する神秘の国エストニアでうまれたシンガーソングライターMari Pokinen (マリ・ポキネン)の”22″。
アルバムタイトルのとおり、彼女が22歳のときに作ったアルバム。なんとも瑞々しいギターの音色と純粋でまっすぐな歌声。
エストニア語で歌われるメロディは、どことなく慈悲深い。
日本の22歳からはなかなか想像できないメロディと雰囲気。
さて、余談だが、22歳の頃のことを覚えているだろうか。。。
わたしも、今はほとんど歌わなくなってしまった声で表現するということをやっていた時期だった。
天の邪鬼な性格ゆえ、恋愛を歌でってことはもちろんなかったので、音と言葉遊びの延長みたいで楽しんでいた。
小さい頃に自分の一部としてやってきたことを、まだこれをやりたいこととして形にしてもいいのかと悩んでいた頃だった。
物心ついたときから歌をうたい、音楽を作ってきた彼女。
22歳でこの彼女のような世界ができあがっていたら、また違ったカタチで今を過ごしていたかもしれない。
Mari Pokinen – Paradiis
Mari Pokinen – Õnn ja arm (Laul tüdrukust)
2011年からはエストニアの首都タリンの劇場で俳優として働いているそうで、彼女自身が表現者であることがうかがえる。
まだ20代。わたしのいつか会いたいひと。
Mastered by Robert Godzinsky