皆さんこんにちは。
じめじめとした6月、どうお過ごしですか?
僕はと言うと、来月の舞台に向けて稽古稽古の日々です。
お互い大変でしょうが、頑張っていきましょう。あと良かったら舞台も観に来てね
不完全なものほど美しく見えたりする事があります。
歌にしろ、芝居にしろ、絵画や彫刻などの芸術にしろ、完璧だと何だかすぐに飽きちゃう。
どこかに欠点があるから、魅力的に映るのだろうなと。
美術の事はよく分からないけど、もしもミロのヴィーナスに腕がついていればあんなに好奇心をくすぐられる事はなかったかもしれないし、サグラダ・ファミリアも完成しちゃうとただの大きな建物になってしまうかもしれない。
不完全だからこそ、その先を考えて興味をそそられるし、その『考える』という余地があることが不完全さの魅力になっているのだろうなぁと。
そんな事をドラマ『フルハウス』を観ながら考える訳です。
『フルハウス』。
家族構成もちぐはぐ。
毎日ドタバタしていて、家族としてのまとまりがあるかと聞かれると、素直に首を縦には振れない。
人として欠点だらけの登場人物達だけど、家族に何かあれば皆で解決しようと奔走する。
お互いの不完全さを認めて補って、尊敬してそして、愛している。とてもとても素敵な家族。
僕はそれを観ながら毎度毎度思うのです。
「あぁ、早く先が観たい。でも、観たくない。終わっちゃう。」ってね。
とまぁ、不完全な僕が不完全な文章を長々と書き連ねましたが、最初にチラッと言いました様に来月舞台があります。
『嗤うコテージ』。
暑い夏にヒヤっと雪山のお話でもどうぞ。
7/5~7/8まで、西日暮里キーノート・シアターにて上演しておりますので是非。
あと、僕、主題歌も担当しておりますのでそちらも併せてお楽しみに。
それでは、劇場でお会いしましょう。
おしまい。