杉山裕紀 – 悩ましき日々 最終回

こんにちは、杉山です。
先日僕の所属する劇団minimumantiの代表の友人の結婚式に参加してきまして。
まぁ、式そのものに参加する訳ではなくて、披露宴の余興で参加してきたわけなんですが。
人の結婚式という何とも幸せな、そして新たな門出にそういった形で接することが出来たというのは本当に良い経験になったというか。
目に映る人たちの顔、どれも暖かい柔らかな顔だったなぁと記憶しております。
どうか、この先もあの素敵な二人の笑顔に幸せがあることを。

・飛び込む
私事ではありますが、お芝居をする人間として今、とても重要な事を求められている。
こんなことを言うと何だけど、僕はいつも不安と戦いながらお芝居をしておりまして、それは自分の力とかアウトプットする素材の少なさとか、蓄えた物を表現する為の度胸のなさだとか。足りない物が多すぎていつもいつも悩む。
もちろん補うための努力はしているつもりだけど、目に見えなければ、結果が伴わなければ出来ていないのと同じで。
きっとどこかで知らず知らず、初心を忘れて怠けているんだろうなぁと。
『芝居は大河と同じ。』という言葉を恩師から昔聞いた。
どんなに流れが強かろうが、思い切って飛び込んでしまえば後は流れていくのだと。もちろん座礁したり、本流から外れてしまうこともあるだろうけど、一度飛び込んだという経験がもう一度飛び込む時の力になる。大事なのは最初。怖くて痛いだろうけど、その流れはきっと自分にとって気持ちのいいものだと知ることさえできればいいのだ。
飛び込むという勇気。
僕には足りない物がたくさんある。

・クリスマス
話は変わって、もうすぐクリスマスですが皆さん予定はどう?
お仕事の人もいるでしょう。家族と過ごす人も、大好きな恋人や友達と過ごす人もいるでしょう。
もしくは一人でチキンとピザを食べる人だっているかもしれない。
なんだっていいんです、きっとどんな過ごし方も素敵な事だと思います。
BUMP OF CHICKEN のMerry Christmas という曲が凄く好きで、とびきり情緒感のある歌詞と心が弾むメロディーが、聴いていてとてもワクワクする。けれど、一人でクリスマスの街の様子を眺める主人公のどこか少し寂しい、でも何だかワクワクするような。そんなアンビバレンスな部分の心情もしっかりと表現していて、それが歌の世界観にグンと深みをもたしているし、単純に【クリスマスソング】とは呼べないようなオリジナリティーも感じる。
マイナスな言葉を使わず、かと言って浮かれ過ぎず。柔らかい部分でクリスマスの喜びも寂しさも見事に表現した一曲だと僕は思っている。
あんな風になれたらいいなぁと、イルミネーションの煌めく所沢駅を歩く僕です。

・おしまい
ということで、約三年続けてきたコラムですが、今回でおしまいです。
本当に、なかなか無いような経験をさせてもらったことに感謝しております。
たいして中身のないような文章を読んで、ありがてぇことに感想まで頂くようになって、何とも幸せなことだなぁと。
コラムもお芝居も、見てくれる貴方達がいたからやってこれたんです。あ、お芝居は続きますが。
本当に本当に今までありがとう。
今度は劇場で会いましょう。
それじゃ、バイバイ。

おしまい

あぁ、そうだ今回の動画、Merry Christmas を何か、何かしらやると思ってる人、いるでしょう?
残念、やりません!!!!捻くれてるから!!!ごめんね!!!!
では!!!

またね。

杉山 裕紀

杉山 裕紀舞台俳優

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フリーの役者をしながら何とか毎日を消費している人。
普段は舞台を中心に活動しているが、声がかかれば映像の仕事にも参加。

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