村田悠生「いざイグニッション!」 Vol.05 – 挑戦なくして、人生は完全なものにならず

私のモットーは「Excelsior!」だ。古い言葉だが、「更に上の、輝かしい高みへ」という意味なんだ。
ニューヨーク州印にも刻まれている。歩みを止めることなく進み続けて、去るべきときには去る。
何事も永遠になんて続かないさ。

急に何を言いだしているんだとお思いだろう。
ちょっと今回は趣向を変えて、小説の冒頭シリーズではなく、スタン・リー氏のありがたーいお言葉を拝借してみたのだ。

スタン・リー?誰だ?ブルース・リーの仲間か?シルベスターか?ってそりゃスタローンだろ。
って感じだろうか?
世の中にスタン・リー氏関連の作品がこんなにも溢れているのに、やはりスタン・リー本人はそこまで有名ではないのか…。

わかった。わかりました。いいでしょう。
簡単に端的に一言で彼が何者なのかを説明しましょう。
スパイダーマンの生みの親です。
もちろんそれ以外の作品も多く生み出している。
「ハルク」「マイティ・ソー」「XーMEN」「アヴェンジャーズ」…と数えだしたらまあまあキリがない。
彼無くして今のマーベル作品はないと思ってもらっていいと思う。
現在のアメコミに革命を起こした人物なのです。

日本人で例えたら…そうだなぁ。
水原秋櫻子かな。
……!?誰だよ!?って声がここまで聞こえる気がする。
知りませんか??
近代俳句の革命児。水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし)さんです。
すごくカッコいい俳句を書くんですよ。
一度読んでみて?俳句を初めてカッコいいって感じさせてくれた人です。

もっとわかりやすいところで言うと、
宮崎駿監督や鳥山明さんだろうか…?
こういうことを言い出すと、色々と物議を醸し出してしまうのであまり多くは語らないが、
昔のスタイルから、現在のスタイルを作りだした人と表現すればわかりやすいだろうか。
今のマーベルコミックの制作スタイル(マーブルメソッド)を作りだした人物だ。
彼無くして…という所以はここにあるのだ。

そんなスタン・リーも2018年11月にこの世を去った。
95歳だった。
彼は最後まで現役だった。
今月から公開している「キャプテンマーベル」にもちょい役で出演している。
僕はマーベルファンなので、ほぼ全てのマーベル作品は見ているが「アベンジャーズ」に関連する作品には必ずと言っていいほど、
彼はどこかにひょこっと映っている。
ひょっこりはん なんて足元にも及ばないほどに ひょっこりはん しているのだ。
そのひょっこりはんレベルは、関連作品にカメオ出演した回数でギネス記録に認定されているほどだ。びっくりはんである。

スタン・リー氏は生涯チャレンジすることを忘れない人だった。
アメコミ作品に、実際の社会問題を取り入れるなど今までにない手法で作品を描いたり、
日本のアニメ作品にも携わってくれている。
本当に心からエンターテインメントが好きで、エンターテインメントが社会貢献に役立っていると本気で考えて行動している人だった。
その本気が今のマーベルの快進撃を生み出したのだと思う。

今では当たり前のように毎年何かしらのアメコミ作品が公開されているけど、
昔はアメコミ作品はオタクしか映画館に行かないくらいの知名度だったんだよ。
人気だったのは、「スーパーマン」「バッドマン」「スパイダーマン」くらいだっただろうし、それも結構最近の話な気がする。
それが今では両手でも数えきれないくらいのヒーローたちが映画化されている。
アメコミファン映画ファンからすればめちゃくちゃうれしいことこの上ない。

さらにもう一つ驚いたのは今年のアカデミー賞だね。
マーベル作品の一つである「スパイダーマン:スパイダーバース」「ブラックパンサー」がノミネートされ、しかも受賞もしているのだ。
こんなに素晴らしい事はないと思ったね。
だってアメコミだよ?数ある映画の中でアメコミ作品が選ばれたんだよ?
興奮して夜も眠れないよ。いや寝るけどね。

マーベルの快進撃はまだまだ止まらない。
3月15日には「キャプテンマーベル」
そして来月4月26日には「アイアンマン」から始まった壮大な「アベンジャーズ」の物語を完結させる作品。
「アベンジャーズ:エンドゲーム」が公開される。
「アイアンマン」スタートから今年で11年。
「ハルク」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「スパイダーマン」など、実に22もの関連作品が公開し、そのすべてが「アベンジャーズ」へとつながっている。
ここまで大きく広がる作品は類を見ないと思う。
すべてを見なくても楽しめる作品だが、要所要所で小ネタやクロスオーバーが発生しているので知っていて損することはまずないと思う。

そして今回の「アベンジャーズ:エンドゲーム」はきっと来年のアカデミー賞にノミネートされるのではないだろうか。
来年の今頃まだ僕がここでコラムを書かせてもらえてるかは定かではないが、もし「アベンジャーズ」がノミネートされていたら、
またここでアベンジャーズ話でもりあがりたいね。

もちろん5月以降もマーベル作品は上映予定されている。
アベンジャーズが終わってもマーベル作品は終わらないのだ。
ただ残念なことに今まで公開されてきた作品の俳優たちには限界があるみたいだ。
何人かの俳優は今回の映画で契約が切れてしまうらしい…。2代目3代目と受け継がれていくのだろう。
本編で後継者を探すのか、はたまたしれーっと俳優が代わっているのか…今から楽しみだ。

とにかく。
ここまでマーベルが成功したのは他でもないスタン・リーのおかげなのだ。
スタン・リーは自分の仕事を。
していることを、一切疑わず最後まで楽しんでいたんだと思う。
本当にやりたいことを最後までやり通したんだと思う。
そこにすごく憧れている。

僕も今年からあることにチャレンジしようと思っている。
過去のコラムでもちょっと触れているが、ネイリストの勉強を始めようと思うのだ。
昔から絵をかくのが好きだったし、おしゃれをするのも好きだった。
女性がするおしゃれにも興味があったし、ビジュアル系全盛期を生きた影響で化粧などにもあまり抵抗がない。
とはいえ今現在ジェンダーレスの様に化粧しているのか?と言われたらそんなことはないんだけど、とても興味がある。

その中で一番興味を惹かれたのはネイルアートだった。
職場の先輩が毎回とても凝った爪で働いていてふと感じたのが、
男性用のカッコよくてクールな爪は作れないものだろうか?ということだった。
今はまだ男性用のネイルアートをあまり見かけないのだが、
タトゥーと一緒で、爪に漢字や梵字やクールなトライバルなどを施したらかっこよくなるではないだろうか?
そう思うのだ。

だから僕は男性でもできるネイルアートを目指して、ネイリストの勉強をしようと思う。
爪1本1本にアベンジャーズが描かれる日も近いかもしれない!

男性よ!これがネイルアートだ!

村田悠生

村田悠生コラムニスト(タレント)

投稿者の過去記事

劇団東京乾電池を経て現在フリーで活動中
俳優業、声優業、ユーチューバーなど幅広く活動をしています。現在は個人事務所設立を目指して躍進中。
ゆうき13号名義でYouTubeで動画配信中。

特集記事

LIT

コラム記事








Staff Recommend

PAGE TOP