村田悠生「いざイグニッション!」 Vol.06 – アベンジャーズ

サノスは帰ってくる…。

ついにこれを使う日が来てしまったよ。冒頭ではなくこれは末尾だが許してほしい。
4月22日この日をおいてほかにこの話をするタイミングがあるだろうか?
この末尾のセリフは「アヴェンジャーズ/インフィニティーウォー」のエンドロール後の一行だ。
この一言がもたらすインパクトと言ったらどう表せばいいだろうか。
素直に鳥肌ものだった。

続編ありきの終わり方をした「インフィニティーウォー」、最後に「サノスは帰ってくる」の一言。
冷静に考えりゃ、
「あたりめーだろう!話終わってねーじゃねーか!」
といいたくなるが、それと同時に次回作の期待感は数ある映画の中でも最高潮だったのではないだろうか?
年代や経験好き嫌いも当然あるが、スターウォーズを超えたと思うね。

そんななか、4月26日ついに「アヴェンジャーズ/エンドゲーム」が公開する。
この日をどれだけ待ちわびていたか…。

MCU(マーベルシネマティックユニバース)が手掛ける、アヴェンジャーズへと続く作品群。
「アイアンマン」が初めて映画化されたのが11年前の2008年。
正確には日本で初めて公開されたシリーズは「インクレティブハルク」だが、本当は「アイアンマン」が最初。

この作品を見た瞬間直感した。
「もう日本は映画でアメリカに勝てない」と。
アニメやマンガの実写映画化はいくつもあるが、ここまで完成度の高い実写化は見たことがなかった。
役者のレベル。CGのレベル。脚本のレベル。どれをとってもエンターテインメントの中心だった。
「アイアンマン」からスタートしたこの計画は、今回の「エンドゲーム」までの間に25タイトルもの作品が公開された。
25の作品がすべて最後の「エンドゲーム」につながるという映画史上類を見ない壮大な計画なのだ。
前回のコラムでも書いたが、おそらく次のアカデミー賞はアヴェンジャーズで決まりではないかと今からワクワクしている。

この作品群の面白いところは、必ずエンドロール後に何らかの伏線を残して行くところだろう。
この演出がとても憎らしい。原作を知っている人はニヤっとできるし、知らない人でも次回作(別作品のつながりが示唆されるので)が楽しみになる作りになっている。

ではそもそもなぜこんなにも話題になっているのか。
単純にカッコよくて見ていて気持ちがいい作品だからだと思う。
マーベルコミックの人気キャラクターたちが一堂に集まるお祭り作品なのだから、そりゃぁ力入れるだろうという話である。
日本で例えるのなら、
「ドラゴンボール」「ワンピース」「ハンターハンター」「ジョジョの奇妙な冒険」「ブリーチ」「銀魂」「デスノート」「トリコ」「ダイの大冒険」「シティーハンター」が、
すべて同じ世界にいて最終的に一つのボスを倒すために共闘する様なものだ。様なものっつーかもうそのものだ。
そういう感じのゲームが最近出ていたが、是非アニメにしてほしい。
日本の得意分野はそこなのだから、頑張ってアニメ界のキングとして頑張ってほしいものです。

とにかくこれくらいのお祭り作品だと言う事がわかって頂けただろうか。
お祭りなのだから参加しない訳にはいかないでしょう?
みんなだって近くでお祭りやってれば自然と体が動いてしまうはずなんだ。
その感覚と一緒なんだと思うんですよアヴェンジャーズは。

もちろんカッコイイし面白いから見に行くんですけど。
でも最初の見だしたきっかけが「なんかみんなが見てるから」という理由でも全然間違いじゃないと思うんです。
よくこういう見方をする人を「素人」とか「にわか」なんて言い方をして非難するけども、
そうやってどんどん観客人数が増えていかないと次回作が作れなくなってしまうんだよ?と。
その作品が好きで次回作も楽しみなら、観客が一人でも増えることに対してネガティブな考えを持つべきではないんだ。
もちろんこれは映画のみにならず、音楽でも本でも、なんでもいえる事。
作品を楽しむ形は無限にあるのだからね。

じゃあなんで村田悠生はそこまでMCU作品にのめり込んでいるのか。
単純にアメコミが好きなんだよね。初めてMARVELに触れたのはアーケードゲームの「CAPCOM vs MARVEL」という格闘ゲームだろう。
CAPCOMのスト2のキャラとMARVELのキャラが戦うという作品で一世を風靡した作品だ。
この作品をきっかけに僕はあらゆるMARVEL作品を好きになった。
特にヴェノムは最高だ。
もともとヒールなキャラクターが好きだっただけに、ヴェノムの存在は僕の中二心を鷲掴みにした。
ってこれ以上話すと日が暮れてしまうのでまあ出会いの話はここら辺にしよう。

今週末の4月26日(金)についに公開される「アヴェンジャーズ/エンドゲーム」
11年25タイトルの集大成。そう言ってしまうと、若干敷居の高い作品に聞こえてしまうかもしれないが、
取り敢えず「アヴェンジャーズ」という作品だけでも見てもらえれば、おいて行かれる事はないだろう。
なんだったら前作だけでも見ておけば楽しめるし、その後に色々な作品の振り返る見方でもいいと思う。
今はネット上に「エンドゲーム」のネタバレが蔓延しており、公式から「ネタバレがあるのでSNSに気を付けろ」とまでアナウンスが入る事態だ。

ネタバレに対してここまで本気で注意喚起する作品も珍しい。
近頃はSNSの普及もあって、スマホでちょっと検索するだけで、1時間もあれば話実際見た気分になるくらいの情報があふれている。
そんな時代でネタバレを防ぐのはとても難しい。
僕自身ネタバレを見ないように気を付けているが、実際は予想だにしなかった場所でネタバレを見てしまったりする。
今回危なかったのは、僕がよく見ている通販サイトで、
「エンドゲーム」のキャラクターのフィギュアの先行予約が始まりました!というポップアップが出て、
そのフィギュアのキャラクターに若干のネタバレ要素が含まれていた。

あぶねーあぶねー。
不意打ちもいいところだよ。僕の11年間のワクワクをワンクリックで無にするところだよ。
そんな感じで今現在もこのコラムを書きながら細心の注意を払っているのだ。

そんなこんなで残るところあと4日。
当然初日に見に行くつもりで今からチケット買うためにスタンばっている状態なのです。
月イチコラムなので、アヴェンジャーズを見てすぐに感想コラムを掲載できないのがとても残念だ。
とは言え「じゃあこれから週刊でコラムだすか?」と編集長に言われたらそれはそれで困ってしまうだけどね…。

村田悠生

村田悠生コラムニスト(タレント)

投稿者の過去記事

劇団東京乾電池を経て現在フリーで活動中
俳優業、声優業、ユーチューバーなど幅広く活動をしています。現在は個人事務所設立を目指して躍進中。
ゆうき13号名義でYouTubeで動画配信中。

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