暑い日差しに照らされながらタピオカ屋に並んでいた。
綺麗なお姉さん、幸せそうなカップル、元気いっぱいの若い女の子たち、
そして齢39歳、髭ヅラの男。そう、俺です。
並んでいる最中に
「後ろから3番目にお並びの髭ヅラのお客様はご購入をご遠慮ください。」
とか言われないだろうか?
注文をするときに
「お客様はタピオカのご購入にあたり、いくつか条件を満たしておりません。」
とか言われないだろうか?
色々な想像と不安を胸に店内に書いてあるメニューを凝視する。
そう、レジでスマートに注文し、タピオカ慣れしたおっさんの空気を出すためだ。
先にタピオカをめでたくGETした人たちはカップを青空に掲げ、スマホで撮る。
見た目はプラカップに入ったただの飲み物。氷が溶けるという不安をよそに撮る。撮る。
店員はフレッシュなイケメンと美女。相当な行列に物怖じすることなく笑顔を一切絶やさない。
その仕事ぶりたるや、普通。作業を早くする訳でもなく、THE通常運転。
「タピオカ飲むのなら、並ぶのは当たり前でしょ?私たちのペースに合わせなさい?飲めるだけありがたいと思ってくれなきゃ。」
脳内で被害妄想をしながらタピオカを注文する。
そして無事購入。
俺はタピオカを否定することはしない。何故なら、おいしいから。
「タピオカなんて並んでまで飲みたいものかね!」と言われるかもしれないが、結構おいしい。
タピオカを飲む人には2種類のタイプがある。
・純粋にタピオカを飲みたい人
・タピオカを飲んでいる自分が好きな人
俺は分類すると前者だ。ただ甘いものを飲みたい中年男性だ。
流行とは文字の通り、流れていく。そしていつか終わる。その時までにこの味を一応経験しておきたいから今日も俺は列に並ぶ。
それにしても値段が高いです。もっと安くしてほしいです。
(撮影:フナバシケンイチ)
はい、こんにちは。中野のはぐれメタルこと野村です。野村太一です。
最近よく外食をするんですが、東京は美味い店が多い。本当に多い。
評価サイト、口コミサイトを見れば事前にある程度の情報を収集できる便利な世の中。
まぁ店選びは失敗することは少なくなった。
けどこの評価サイトを鵜呑みにすると混乱するときが多々ある。
「あれ?高得点の店なのにおいしくない。。。けど高得点だからきっと美味いんだよ。これ。うん。。。」
といった自分の素直な感想よりも評価サイトを信じてしまうという意味の分からない状態。
自分の感覚<評価サイト
嗚呼、今日もネットに犯される。
数年前の話です。
高得点の店の接客が最悪で料理も中の下だったのでサイトに投稿したことがあるんですが
<口コミの内容変えてください、変えなければ削除します>的なメッセ―ジが来て、なるほどね。アカウントを削除された経験があります。
その日からです。俺が評価サイトを信用しなくなったのは。
もうほとんど見てません。
外食もそうだけど、
物事はなんでも自分の直感で選んだほうがハズレにせよアタリにせよ、面白いし、後悔が少ない。
これです。今回言いたかったこと、紆余曲折ありましたが、これでございます。
じゃぁ今回はこの辺で。
【Yellow Studs MV 秋晴れの空】