「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.26 – ポマードを塗って落ち着け

SNSという場が出来たおかげで言いたい放題の人間が増えました。

よくわからない正義を他人に押し付ける人間が増えました。

正解が分からない状況なのに、あたかも正解を知っているフリをする人間が増えました。

結果的に不正解だったとしても、不正解の意見というものは正解を導き出す過程で非常に重要な材料になります。
それを優越感に浸るためだけに不正解だった意見を言った相手の人格、思想を批判する風潮に心の底から嫌気が差します。

論破することが必要なときもあるでしょう。ただそれだけを第一目標にしてしまっている風潮が非常に蔓延している気がします。

これではあまりにも非生産的すぎる。
ベストな答えを叩き出すなら感情的にならず、さらに冷静になった方がいい

さて国民全員がコメンテーターになってしまったこの時代は良くも悪くも気味が悪い。

知る者は言わず、言う者は知らず

まさにこの状態になっている気がします。この格言を今一度胸に秘めようと思っている次第でございます。

どうも。中野の鳩に餌を毎日あげたい中年こと野村です。ここからは敬語は使わん。

不思議なもので人ってのは不安だったり自信がない時にごちゃごちゃと口を動かして、自信がある人ほど何も言わないもんだ。

そう、一番いい例は映画ゴッドファーザーのヴィトー・コルレオーネ。
(すごく友情を大事にするわ、絆を大事にするわ、声が小さいわ、かっこいいわのシチリア出身のアメリカマフィアのドンね。)

(参照:Gramho)

息子のソニーが機関銃でやられても、犯人の相手マフィアとの話し合いでも決してこのおじいちゃんは怒鳴らない。あくまで冷静。

ふにゃふにゃぼそぼそ喋るんだけど言う内容があまりにも粋なので僕も真似してふにゃふにゃぼそぼそ喋ろうかなって思ったくらい。
しかもこのマフィアらしい猫の抱き方を見て。すごい似合う。この写真を見てわかる通り猫の存在感がもう消えている。いないに等しい。

この世界にここまで冷静沈着な人間がいるなら是非お目にかかりたい。

ちなみに日本の極道映画である「仁義なき戦い」でいうとこのポジションにあたる登場人物がいない。個人的には「武田明」がそれに当たるかなって思う。

(参照:Pinterest)

左は広能昌三、右が武田明ね。完結編で武田が言った名言っぽいセリフがこれ。

「借りは貸しを産むためのもんじゃ」

ちょっと文字を太くして大きくしてみたものの、これと言って感動する言葉ではないけど、うん、書きたかっただけです。
あと好きなのが坂井鉄也が自分の親である山守組長に言ったこのセリフ。

「あんたー、最初からワシらが担いどる神輿じゃないの」
「神輿が勝手に歩ける言うんなら歩いてみないや、おお!?」

ああ、ダメだ。好きなシーンをバンバン書いてしまいそうだ。無駄に面積を取ってしまっているのもわかっている。
今、エクセルシオールの大きいテーブルで書いているのだけども、仁義なき戦いの画像を選んでいるので両サイドのOLのお姉さんの視線が俺のPCの画面をちらちら見ている。

「この人、真剣な顔をしてタイピングをしていたと思ったら何なの?」みたいなことを思っているんだろうか。

いつの間にか映画紹介になってしまったことをここにお詫びする。

ゴッドファーザーと仁義なき戦いを通して何が言いたいのかっていうとね、

騒ぐやつは前半ですぐ死ぬし、カッコよくないってこと。

まあ大体の登場人物が死ぬんだけどさ。

俺ももう40歳がすぐそこまで来てるので、感情的にならず、ぼそぼそ喋って、猫を飼って、整髪料はポマードだけにして、あと突然襲撃されるような人間になりたいなと思いました。

あ、今目の前が微妙な空気になっている。
折角なのでその会話を書き残して今日は終わりたいと思います。

男A「おい!おい!アラバキ!」
男B「・・・・?」
男A「アラバキだろ!?ヤバ。超偶然。ヤバ!ヤバ!ヤバいね!」
男B「あ、、、、はい。。。そっすね。はい。」(完全に男Aを忘れている)
男A「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、一人?」(男Bの想い伝わる)
男B「あ、、、うす。はい。」
男A「え。今なにやってん、、、ですか、、、?」

ダメだ!この空気に耐えられない!まだこの状況下で会話を広げようとしている!
男Aが完全に敬語にシフトチェンジした!お互いがお互いを思いやっている!

今はなぜか自衛隊の話になっている。。。なぞだ。

耐えられない。帰る。お疲れさまでした。

【Yellow Studs MV さえずり】

野村 太一

野村 太一Yellow Studs(Vo.Key)、音楽制作、web制作、デザイナー、ナレーター

投稿者の過去記事

18歳で上京。美容専門学校に入学するも途中で退学。家賃29000円の風呂なしアパートやら転々としつつ中野に腰を据える。
数々のバイトで食いつないできたが、30歳で晴れてバンドやら何やらで生計を立てることになる。
社会人経験ゼロのダメ人間。

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