「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.30 – 自問自答2020

少年時代では「夢は大きく持った方がいい」と言われ
高校になれば「夢ばっかり見てるんじゃない」と言われ
そんな真逆の社会通念。境目は一体どこなのでしょうか?

答えはありません。そもそもそんな決まり自体がありません。

社会的価値観ってものは大体がいつだって稚拙で無責任でございます。
多くの人がそれに縛られ、可能性を狭められ、そして本来選べたハズのたくさんの道を閉ざされてきました。

当然、自分が納得いかない日常を送り続ければ心にも体にも良くありません。
だからTVで芸能人を見ては鼻で笑い、タレントの不祥事に興奮するような変態野郎が増えるんじゃないでしょうか?

容姿が良けりゃ羨み
容姿が悪けりゃ嘲笑い
声を上げれば煙たがり
何もしてない人には「行動しろ」と激を飛ばす
人の苦しみと不幸は密の味、、、、

そんな変態妖怪みたいな人間が増えてしまったように思います。

何をしても叩かれるこのご時世。思想を持って生きると嫌われる不思議な世界になりました。自分を持つと嫌われる世界になりました。だから結構な数の人が自分を捨てることを余儀なくされたのではないでしょうか。そんで妖怪になってペロペロペロペロ。

嗚呼。気味が悪い。還ってこい。昔はそんな奴じゃなかったろ?

どうもこんばんは。中野のホップ、ステップ、ストップこと野村です。


(撮影:小岩井ハナ)

「最近言いたい放題になってきたよね。野村さん。大丈夫かしら。」と言われるかもしれませんが元来僕はそういう性格です。
座右の銘はヒット&アウェイor DIEです。今適当に考えました。

えー、古人かくかく語りき、

出る杭は打たれる

なんてよく言ったもんですね。だって出てるし、危ないもん。そりゃ叩くよ。
けどね僕ら人間は杭じゃないのでそこんとこよろしくお願いします。

昔話をさせてください。

僕らの界隈ではバンドでお金を稼ぐのは悪とされていました。
「営利集団」なんて言われることもありました。そして自分もそんな風潮に毒されてバンドでお金稼ぎをするのはダメなことなんだと思っていました。
面白い世界ですよね。利益を上げてはダメなんですよ?僕らはNPO法人ですか?

「頑張っているけど売れない」「そこそこ実力はあるのに売れない」
そんなバンドが応援される節がありました。

○○なのに売れない=応援してあげたい
という図式です。

そしてある程度人気が出ると

推しているバンドが自分の思い描いているのとは違う方向にいく→昔は○○だったのに変わってしまった→表現より金を選んだ→お金を稼ぐのって違うと思う

などと意味不明の勝手な価値観のもと物事をとらえるようになる。

昔は嫌というほどそういう方を見てきました。

「応援しているふりをしているだけで本当は成功してほしくないのー!売れないで―!ダーリンお願いだっちゃ!」っていう感じ。

タチの悪いラムちゃんか、この野郎。天空に帰れこの野郎。
そしてその空気の中、足を引っ張られ解散をしていくバンドも結構いた気がします。

ライブハウスに来るお客さんの質が悪ければ確実にそのバンドは終わる。知らないところで新規客をブロックしている奴がいたらマジでバンドは終わる。

30歳の誕生日を迎えた日、僕は完全フリーランスになりました。
お迎えが来ないから自分の城を築きあげるしかないじゃんって感じで独立でございます。
しかしバンドってのは言うなればゲームで言うと結構なハードモード。今まで様々なバイトや依頼された仕事で培ってきたノウハウを全部ぶち込んだ記憶があります。そんでしばらくして法人設立です。

悪役を買って出なきゃいけない時も多々ございます。今この記事を書きながら本当に結構頑張った気がしています。けど頑張った分、結果が出るというあまっちょろい世界じゃありません。これマジです。

たまに思います。あー、違う会社を立ち上げてバンドが趣味だったらもっと音楽を楽しめたのかもしれないなー、なんて。

けど10年間で学んだことが一つあります。

本気2割、遊び8割

パレートの法則じゃなくてバンドの法則です。
仕事ってのはなんでもそうだけど、楽しまなかったら勿体ない。
どんな仕事でもそうだと思っています。

なのでこれからは遊びます。言い聞かせている感じもありますが遊びます。

プレッシャーも遊びましょう。
頑張りましょう。お互い。

まとまらない記事を読んでくださってありがとうございました。では、また。

【Yellow Studs MV ブレーキ】

野村 太一

野村 太一Yellow Studs(Vo.Key)、音楽制作、web制作、デザイナー、ナレーター

投稿者の過去記事

18歳で上京。美容専門学校に入学するも途中で退学。家賃29000円の風呂なしアパートやら転々としつつ中野に腰を据える。
数々のバイトで食いつないできたが、30歳で晴れてバンドやら何やらで生計を立てることになる。
社会人経験ゼロのダメ人間。

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