村田悠生「いざイグニッション!」 Vol.22 – 心に刻まれる追体験 1917

当時いろいろとごたついており、残念ながら映画館に足を運ぶことができなかった作品。

「1917 命をかけた伝令」

村田の中で今年のアカデミー賞に輝く作品予想1位の映画でした。

終始119分間をワンカットで描き切るという前代未聞?の偉業を成し遂げた傑作。
もうね映画館で見れなかったことが本当に悔やまれる。

TSUTAYAで借りてウッキウキで家に帰って速攻見ました。すぐ見ました。
その一部始終を是非ワンカットで描き切りたかったよ。

いやそんなことせんでもええけどね。

とりあえずこの作品は村田悠生の心に大きく刻まれる作品になりました。

ちなみに勘違いしている方がいると思うので説明しておくと、
ワンカットとはいえ、119分間をノンストップで演技をし続けるという意味でもなければ、、カメラを止めるなぁ!!!という意味ではない。
いや僕も最初はそうなのか?って思いました。
舞台のように119分間を完全ノーカットで撮り切っているのか?と。
実際「カメラを止めるな」では前半はこの手法で撮影しており大きな話題になっていたしね。

「1917」はそういうことではなく、ワンカット(一つの目線)のみで一度も途切れることがなく最後まで描き切るという作品です。

??どういうこと?結局ノンストップなの?って思うかもしれないけど、ちゃんとカットはしてます。

「カット!はいOK!」ってあるでしょ?あんな感じでちゃんと一度カメラを止めてます。
でもどこでそのカットを入れているか、見ている限りほぼわかりません。
一応、「あ、ここで止めたんだろうね。」とか、「いやこれ一回止めないと物理的に無理でしょう」ってところはあるので、
その都度ここかな?って気持ちにはなりますけどね。
でも本当にわからない、本当にノンストップで撮り続けてるんじゃないか?と思います。

途中爆発が起きて主人公が飛ばされ、瓦礫に埋まるシーンや、
上空を飛ぶ飛行機が一度視界から消え、次の瞬間目の前に墜落してくるシーンなど、
これどうやって撮っているんだろうと、まるで手品を見ているような気にさせます。
まさに映像の魔術です。映画って本当にすごい。
きれいに流れる映像と演技、きっとセリフ一つ一つが計算されている。
なので、その難しい撮影の緊張感が役者からもすごく伝わってくる作品でした。

ワンカットで戦場をかける主人公たち。
まるで一緒に戦場をかけているような、そんなARのような気持ちにさせる作品です。
こんなに間近に戦争を感じる作品は初めてでした。
まるで戦争のゲームをやっているような、そんな作品です。

そしてこの作品はフィクションでありながら、ノンフィクションの話をもとに作られています。
実際に比べればもちろん脚色はされているにしても、こんなことが実際に1917年に起きていたのかと思うと、
何とも言えない気持ちになります。

正直、あまり花のない俳優陣も相まってよりリアリティが増している気がしました。
とはいえコリン・ファースとベネディクト・カンバーバッチが出てきたあたりは、やっぱり映画なんだと、怖い夢から目覚めた瞬間のような安ど感もあったりして(笑)

とにかく今年見た映画で間違いなく上位に入る傑作でした。
是非見てみてください。
あまりのリアルな戦場体験に、もしかしたら夜眠れなくなるかもしれません・・・。

え?僕ですか?
僕は同日に一緒に借りてきた「今日も嫌がらせ弁当」のおかげで夜は笑顔で眠れましたとさ。

手品のようなワンカットシーンをご覧ください!

村田悠生

村田悠生コラムニスト(タレント)

投稿者の過去記事

劇団東京乾電池を経て現在フリーで活動中
俳優業、声優業、ユーチューバーなど幅広く活動をしています。現在は個人事務所設立を目指して躍進中。
ゆうき13号名義でYouTubeで動画配信中。

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