村田悠生「いざイグニッション!」 Vol.23 – ライ・トゥ・ミーを見て演技を磨け

統計によると人は10分間の会話で平均3回嘘をつくそうだ。

オイオイまじかよ。
だとしたら僕はこのコラムを書いているうちに30回は嘘をついてることになるね。
…当たってるかも。なーんつってどうもどうも村田悠生です。

今日ちょっと過去のコラムを読み返してびっくりしたんだけど、
2月の自粛期間が始まってもう7回目のコラムになりました。こんな状況が半年以上続くなんて誰が想像できたでしょうか。
だけどここで暗いネガティブな話をしてもどうしようもないので、みんながこれからの自分自身を磨くことができる。
そんな話をしたいと考えています。

ちなみに過去のコラムの読み返しについて少々お話をしましょう。
なんで読み返したかというと、一度振り返りをしようと思ったのだ。
このコラムを読んでくれている方はどのような層が多いのだろうか。

学生?社会人?まあぶっちゃけどの世代でも振り返りの話は割と重要なので話しましょう。
あなたは自分の生活の振り返りをしますか?

1日の終わりに…
1週間の終わりに…
ひと月の終わりに…
一年の終わりに…
節目節目で自分の振り返りをするだろうか?

そんな面倒くさいことはしない主義でしょうか?
いやなんか偉そうなこと言ってっけど僕はそういう人間だったんだよね。
振り返りってなに?面倒くさくない?って正直思ってましたよ。
でもね、今は振り返りを定期的にやらないと不安でたまらなくなってしまいました。

何が不安って?
単純に今の向かっている方向は当初見定めた方向と変わっていないか?ってことだね。
いや、意図的に方向を変えたのであればそれは全然いいんだけどね。
でも徐々にずれてしまった結果でギャップが生まれてしまったのであれば、それは修正せねばならないだろうと感じるのです。
そういうところの確認をするために僕は定期的に人生の振り返りをするようにしている。

あの時決めた「やりたいこと」の方向に沿ったことを、僕はちゃんとやっているのか?と確認したいのです。
そして今回僕が振り返って、やはりといえばやはりなんですが、ちょっと当初の方向からズレてきていたなぁと感じたのだ。
なので今日は方向修正をするつもりで、初心に帰って「村田悠生が影響を受けたもの」をちゃんと紹介しようと思います。

はい!つーことで本題に戻りましょう。

今日の冒頭は海外TVドラマ「lie to me」のセリフでした。
人間の微表情を見て真実を暴くというサスペンスドラマですね。
いやこの作品を深堀っちゃうとさ、もうね、止まらないのよね。
夜通し書いちゃうのよ。書き連ねちゃうのよ。勘弁してください寝かせてください。
とは言えこの作品の何に影響を受けたのかを話さないと始まらないのでそこは書きます。連ねます。眠れる程度に。

何を隠そう僕はティム・ロスの大ファンなのです。ティム・ロスって誰やねんって思うだろうけど、
そこらへんはイチイチ説明しているとどんどん別の情報が増えてしまって伝えたいことが伝えきれなくなるので、
各自ググってくれると助かります。

んじゃ何がファンなのか。
実は僕の演技は多大に彼に影響を受けており、仕草や表情をちょいちょいまねしている。
それくらい好きなのです。好きっていうか僕の演技の基になっている人物だね。

実は僕は9月から某プロダクションにお世話になっており、5年ぶりくらいに演技のレッスンを受けている。
そこでふと思ったのが、このコロナ禍の影響か最近タレントを目指す子たちが増えてきたような気がする。
そしてそんなタレントの卵たちを育てる大人が不足している気がするのだ。
なのでここで僕がそんな多忙で適当になりがちな講師の代わりに、タレントの卵たちのお役に立てればいいなと思ったのだ。

今回紹介した「lie to me」は、そんなタレントの卵たちにぜひ見てほしい作品です。
この作品は「表情」や「仕草」がテーマになっていて、人の表情や仕草、行動の意味を科学的に説明してくれる。

例えば眉毛が八の字になれば、それは悲しみの表情であり、人間は必ず悲しい時にはこの表情をするのだ、
え?そんなの当り前じゃない??
そう当たり前だ。

悲しい時は眉が八の字になり…
怒った時は眉間にしわが寄り…
驚いた時には目を見開く…

当たり前なことなのだ。

では、その当たり前なことを、あなたは演技をする時にちゃんとできているだろうか?
悲しい演技をした時に眉毛を八の字にしただろうか?
多分、おそらく、きっとしていただろう。ではだめなのだ。
絶対にしただろうか?

つまりあなたは無意識ではなく意識的に「眉毛を八の字にする演技」をしただろうか?

ここで大前提の大事な話をしよう。
演技をするにあたって「無意識」はあり得ない。
走る演技ひとつとっても「腕の振り」「足のあげ方」「首の振り方」「前屈具合」そのすべてに無意識な形はあってはいけない。
一度走る演技をした後に、もう一度同じように走ってくださいと言われたとき、二度目も一度目と寸分違わない走り方をしないといけない。
当然だ。そういう演技をしたのだから。そこでもし同じ行動ができないということは、それは無意識での動き、つまり演技じゃない行動だったわけだ。
走る演技をしろといわれたのに、無意識に走っただけなのだ。無意識に走った姿とは素のあなたということになってしまう。

つまり、演技というのは頭の先からつま先まで、すべての動きを演技しないといけないということなのです。
これから、そして今現在、演技を勉強しようと思っている方がいるなら、それを頭に入れておいてほしい。
この大前提の話はおそらく講師は誰も教えてくれない。
誰かに教えてもらうようなことではないので、改めて教えてくれる人はまずいないだろう。
だがこの当たり前のことができない、知らない子がたくさんいる。
それはとても勿体ないことなのだ。
この大前提を知っていると知らないとでは、演技の考え方が180度変わってくる。

今後演技をしたい人はぜひこの話を覚えていてほしい。
そうすれば、無意味な演技、ワザとらしい演技、不自然な演技はおのずとなくなっていく。

例えるなら、ゲームで勝負しようとしたときに、ルールを知っている状態で挑むか、知らない状態で挑むかとうことになる。
どちらが有利なのかは言うまでもないだろう。
是非覚えておいてほしい。

表情や仕草の大切さを教えてくれる作品です。サブスクで見れないのが残念…。

村田悠生

村田悠生コラムニスト(タレント)

投稿者の過去記事

劇団東京乾電池を経て現在フリーで活動中
俳優業、声優業、ユーチューバーなど幅広く活動をしています。現在は個人事務所設立を目指して躍進中。
ゆうき13号名義でYouTubeで動画配信中。

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