野村太一

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.12 – 正義のカルアミルク
「寒い日も、暑い日も、嵐の日もあったが今年も明けたな。よくぞここまで生きてきたものだ。おめでとう。本年もお互い頑張って実のある生活を送って行こうじゃないか。」略して、『明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしま…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.11 – 賽銭ぶち込むより墓まいりに行こうぜ。
早速だが見てほしいものがある。俺はこれを見たときにすごい嫌悪感を抱いた。そう、バッテリー残量が51%しかないんだ、、、、じゃなくてね?なんでリツイートしたら「ご縁に恵まれる」のかというところだ。「保証できるのかよ…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.10 – 21世紀は車が飛ぶかわりに電波が飛びかった
あんなに晴れていたのが嘘の様に、曇り空がどんどん広がり日差しを遮っていく。折角の晴天だったのだからそのままにしておいて欲しかった。けれどそんな中、目の前を腰の曲がった老夫婦が手をつないで仲良く歩いている。そんな姿を見せてくれた彼…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.9 – タバコって大罪だぜ
【タバコ吸うやつ意味分からん】幼い時、親父がタバコをパカパカ吸うもんだから俺はタバコが大嫌だった。あの臭い、車の中で吸われようものなら地獄だった。平成の最初の頃まではバスでも電車でもタバコを吸えた時代だった。今でこそ…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.8
今年のセミ達はもうとっくに鳴き疲れて、夕立は何度もアスファルトを黒く染め、いつの間にか高くなった空を見て秋が始まろうとしているのを知った。季節はいつもグラデーションのように変わって行く。時代もグラデーションのように変わって行く。…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.7
時刻は朝8時。気温は30度。電車の中は戦場に向かう企業戦士達でひしめき合っている。駅を降りれば皆が同じ方角に歩きだす。どこに行くんだろう。本当にお仕事お疲れ様です。お互いお疲れ様ですよ。今日は訳あって朝か…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.6
よく耳にするこの言葉、「死ぬ気でやれ。死なないから」死ぬ気でやれる元気があればそれもいいだろう。けど歯止めが効かなくてそのまんま疲れ果てて壊れる人もいるだろう。この言葉を誰かに投げかけるとき、果たしてあなたは責任…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.5
若い時分は「有名になりたい」だの「使いきれないくらいの金が欲しい」などと漠然と考えていた。バンドをやっているせいか人一倍その気持ちは強かった。夢ってのは栄養になる。例え大きすぎても、バカにされても栄養になる。ビタ…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.4
俺は長いこと「自分は特別な人間」だと思っていました。村で育ったが故のこの現象。はたまた俺が変人なだけだったのか。とにかく特別な人間だと心底思っていました。しかし18歳で気づきました。「あ、俺、特別な人間じゃないかも。やべ…

「どこでもいい。さぁ、行こうか。」 Vol.3
桜の便りが次々に聞かれるこの折、みなさんはお元気にお過ごしでしょうか?そして肝心の俺は元気に過ごしているんでしょうか?となりの公園では「さくら祭り」。ドンドンドン!ピーヒャララ♪と祭りばやしの音。らっしゃい!と出店の…